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あなたのタイヤの状態は大丈夫?タイヤの組み換えと工賃について

先日の寒波襲来により、日本各地で雪が降りました。みなさん、タイヤ交換は済んでますか?交換と組み換えって何が違うの?工賃はいくらかかるの?そんな疑問をお持ちの方もいるでしょう。今回はタイヤの組み換えと工賃についてまとめてみました。

タイヤの組み換えって何?

タイヤ交換と言っても、人やお店によって表現が違いますが、おおむね以下のとおりです。
脱着:今ついているタイヤ(ホイール付き)をはずし、また同じものをつける。もしくは別のタイヤ(ホイール付き)をつける。
組み換え:ホイールから今ついているタイヤをはずし、別のタイヤをホイールにつける。

たとえば、夏タイヤから冬タイヤに交換する場合、
夏タイヤ(ホイール付き)をはずして冬タイヤ(ホイール付き)をつけることを脱着、
夏タイヤをホイールからはずし、そのホイールに冬タイヤをつけることを組み換えといいます。

タイヤ組み換え実習の様子

埼玉自動車大学校・モータースポーツ科の授業の様子です。

ちなみに、タイヤの磨り減り方に差が出ないようにタイヤのローテーションをする場合は脱着といいます。
定期的にタイヤのローテーションをすることでタイヤの寿命を延ばし、組み換えの時期を遅らせることができます。

タイヤの組み換えっていつするの?

続いて、タイヤの組み換えの時期についてです。
基本的には以下の3つ。
・タイヤが磨り減っている。
・タイヤがひび割れている。
・タイヤそのものが古い。

タイヤの摩耗

組み換えの目安その1。

タイヤの溝をよく見ると、小さな山のようなものがあります。
乗用車なら溝の深さが1.6mm以上なくてはいけません。
この小さな山は1.6mmになっているので、タイヤと山の高さが同じになったら交換時期。
タイヤのどこか1か所でもそういう場所があったら組み換えてください。

タイヤのひび割れ

組み換えの目安その2。

上の画像のようなひびがあった場合も組み換える必要があります。
また、タイヤはゴムでできており、年数がたつと硬くなったり劣化したりするので、古いタイヤも組み換えたほうがいいです。

タイヤの製造年

組み換えの目安その3。

タイヤの組み換えの工賃

工賃とは技術料のことです。
今回の場合、タイヤの組み換えに対する工賃(技術料)はどれくらいかかるのか、ということです。
では、実際にみていきいましょう。

組み換え工賃

タイヤの組み換え工賃の例1。
サイズによって料金が細かく分かれています。

組み換え工賃

タイヤの組み換え工賃の例2。
このお店で買ったタイヤと持ち込みでは工賃に差があります。

組み換え工賃

タイヤの組み換え工賃の例3。
このお店の組み換え工賃はバランス調整も含みます。

組み換え工賃

タイヤの組み換え工賃の例4。
このお店は脱着・組み換え・バランス調整・廃タイヤ処分まで含んだ工賃です。

上の料金表を見てわかるとおり、お店によって工賃に差があります。
そのお店で買ったタイヤか持ち込みかで工賃が変わる場合、組み換え工賃の中にバランス調整の工賃も含まれている場合など、さまざまです。
お店に頼むときは、タイヤ持ち込みOKか、脱着・組み換え・バランス調整・廃タイヤ処理の工賃は別なのか、含まれているのかをしっかり確認しましょう。

工賃を払いたくない!タイヤの組み換えって素人でもできるの?

工賃を払いたくないという人もいると思います。
でも、タイヤの組み換えって素人でもできるの?
結論から言うとできます。
説明すると長くなりますので、以下のサイトに詳しいやり方が載っています。

実用的なDIY生活

出典:http://diy-seikatsu.com

自分でタイヤを組み換える方法について載っています。
説明すると長くなるので、気になる方はこちらを。

鳥取遊戯

出典:http://xn--toru74ax59a0sk.com

自分でタイヤの脱着をする方法。
タイヤの組み換えが終わったら次は車に取り付けます。
教習所でもらう教本にも載ってると思います。

上記の方法を使えば、自分でタイヤの組み換えはできます。
しかし、バランス調整は専用の機械が必要なので、お近くのディーラーや個人のお店(だいたい○○モータースなどの名前なのでわかりやすいです)、自動車関連のお店に頼むしかありません。
廃タイヤの処理も自治体のごみ収集場に出せないことがありますので、こちらもお近くのお店に頼むとよいでしょう。

自分で組み換えるのは難しい。でも工賃も払いたくない。そんな方は…

上でも触れましたが、自分でタイヤを組み換えるのは難しいです。
自力で組み換えてもバランス調整というものをしなくてはなりませんので、結局工賃がかかります。
それでもどうしても工賃がかかるのはいや!という方は、どうしたらいいでしょう。

ホイールバランス調整

機械が必要なので自力では難しいと思います。

それはもうタイヤの組み換え自体しないようにすることです。
どうしても経年劣化というものがありますので、絶対に必要ないということはありません。
しかし、タイヤを大事にすることで寿命を延ばし、結果的に組み換えの時期を延ばしたり回数を減らしたりすれば、工賃を払う必要もなくなります。

行列のできるトラック相談所

出典:http://torack7.blog.fc2.com

こちらにタイヤの寿命を延ばす方法が載っています。

定期的にタイヤの状態チェックやローテーションをすることで、タイヤの寿命を延ばすことができます。
ローテーションも自分で脱着すれば工賃がかかりません。
タイヤの寿命が延びればタイヤ自体新しく買う必要も減るので、出費を減らせます。
タイヤ代、工賃ともになるべく少なくしたいという方は、とにかく大事にしてください。
日常点検をしたり、荒い運転を避けたり、できることはあります。

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