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最高級の乗り心地の「メルセデス・マイバッハ」について!!

メルセデス・ベンツを初めとするダイムラー社の中でも、超高級車の「メルセデス・マイバッハ」。中には、とんでもない金額あり、とんでもない長さありの「メルセデス・マイバッハ」。超高級車としてのブランドである「メルセデス・マイバッハ」について、紹介したいと思います。

マイバッハって何?

マイバッハとは、自動車開発のパイオニアであるヴィルヘルム・マイバッハが、 1909年に息子であるカール・マイバッハと設立したドイツのエンジン製造会社です。1909年に飛行船ツェッペリン号のV型12気筒エンジンを製作していました。それから、1920年代から1930年代にかけてマイバッハ社は高級車を設計・販売していました。第一次世界大戦後は自動車や鉄道車両用のエンジンを製作し、1935年以降第二次世界大戦終結までドイツ軍戦車のガソリンエンジンは、ほぼマイバッハが独占していました。1952年のカール・マイバッハ引退を期にダイムラー・ベンツ傘下に納められることになり、メルセデスベンツとともにダイムラー社傘下のブランドになりました。

ヴィルヘルム・マイバッハ

なみにヴィルヘルム・マイバッハは、ゴットリープ・ダイムラーと共に世界初の4輪ガソリン自動車を発明した人物で、ガソリン自動車の発明者の一人に数えられます。ものすごい人物です。

初代メルセデスマイバッハ①

1997年、東京モーターショーに「メルセデス・ベンツ・マイバッハ」という名称の、Sクラスをベースとしたコンセプトカーを出展し、「メルセデス・マイバッハ」を復活させることを決定しました。

2002年に、新設された「メルセデス・マイバッハ」ブランドから、ショートホイールベースの「57」とロングホイールベースの「62」が登場。最高の技術と厳選した素材が使用されており、装備や仕様はオーダーメイドであり、市販車としては最も高額な乗用車のひとつで、多くの作業を職人の手作業によって作られるため、1日に平均5台だけしか作られないという高級車でした。

ショートホイールベースの「メルセデス・マイバッハ57」

ロングホイールベースの「メルセデス・マイバッハ62」

マイバッハはそのコンセプトの通り、メルセデスベンツSクラスの上位に位置する超高級ショーファードリブンで、静粛性にも徹底的にこだわって制作されていたそうです。エンジンにはマイバッハ専用のV12 5.5L ツインターボを搭載し、最高級車に相応しい静けさと圧倒的なパワーを誇るエンジンとなっていました。インテリアでは最高級素材をふんだんに使ったインテリアは専門の職人によって手作業で作り込まれるというこだわり。静粛性だけでなく乗員の快適性は航空機のファーストクラスを凌駕する作りこみがなされていました。

出典:http://clicccar.com

初代メルセデスマイバッハ②

2005年のジュネーブ・ショーにて、スポーツモデルでよりパワフルなエンジンと専用内外装のスペシャルモデル「メルセデス・マイバッハ57S」と「メルセデス・マイバッハ62S」が発表されました。そして、2007年に、後部座席側のみのルーフを開閉可能で、室内前後は電動パーテーションによって仕切ることができる、62Sをベースとした「62 Landaulet(62 ランドレー)」を発表しました。

「メルセデス・マイバッハ57S」

「メルセデス・マイバッハ62S」

「メルセデス・マイバッハ・62ランドレー」

2009年には、ジュネーブ・ショーにて、マイバッハ社が1920年代から30年代にかけて販売していた「ツェッペリン」の名を冠した「メルセデス・マイバッハ・ツェッペリン」を世界限定100台で、限定販売しました。

「メルセデス・マイバッハ・ツェッペリン」

約80年ぶりに甦ったツェッペリンは、マイバッハの頂点に位置する究極のラグジュリーサルーンとして開発。標準ボディの『57S』とロングボディの『62S』グレードをベースに、最上の高級感が追求された。

出典:http://response.jp

そして、2012年に約10年の幕を下ろしました。

2011年11月に、ダイムラーは2013年までにマイバッハブランドを廃止すると発表[1]。約10年間にわたってBMW傘下のロールスロイスやフォルクスワーゲン傘下のベントレーに匹敵する超高級車の生産に力を注いだものの、思うような利益が出せなかったという。廃止後は、メルセデス・ベンツSクラスの最上位グレードで超高級車を生産する予定とされた。

出典:https://ja.wikipedia.org

2代目メルセデスマイバッハ①

2012年に一度幕を下ろした「メルセデス・マイバッハ」でしたが、2015年には「メルセデス・マイバッハ S 550」と「メルセデス・マイバッハ S 600」の2モデルを展開しました。この2代目のマイバッハの特徴はなんといっても低価格ということではないでしょうか。初代のマイバッハは、4850万円からだったのに対し、2代目は2200万円からという低価格です。ですが、快適性もさることながら、運転手の安全性も考えられている車です。

「メルセデス・マイバッハS550」

「メルセデス・マイバッハS600」

2代目メルセデスマイバッハ②

2代目第2のモデルは、全長6.5mのリムジンタイプの「メルセデス・マイバッハ・プルマン」を発表しました。これは、何といってもやっぱり全長6.5mという長さが特徴です。後部座席が対面で4席あるので、6名まで乗ることができます。

「メルセデス・マイバッハ・プルマン」

後部座席は2~4名まで乗ることができます。

番外編:マイバッハ・エクセレロ!!

「マイバッハ・エクセレロ」は、ドイツの自動車ブランドマイバッハが発表したコンセプトカーで、「マイバッハ57」をベースにして作られた2ドア2シータークーペ。お値段はなんと8億円!!所有者は世界でわずか23人という超超高級車です。

「マイバッハ・エクセレロ」

メルセデス・マイバッハについて、まとめ

いかがでしたでしょうか?「メルセデス・マイバッハ」は乗る人の快適性もさることながら、運転手が疲れないように、いろいろなアシスト機能も考えられている車です。金額が少し張りますが、もし機会があれば一度は乗ってみたい車の一つですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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