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あなたのスクーターのタイヤ交換って実は簡単にできるんです!

スクーターのタイヤ交換がそろそろだなぁ?そういえば、スクーターのタイヤ交換を一度もしたことないけど大丈夫かな?という方は必見です。スクーターのタイヤ交換は工具さえあれば簡単に自分で行うことができます。スクーターのタイヤ交換についていろいろと紹介していきます。

スクーターのタイヤ交換していますか?

スクーターに乗っている方、タイヤ交換はどのぐらいの頻度でしていますか?
スクーターを通勤に使っている、仕事でスクーターに乗っているという方は頻繁にタイヤ交換されていることでしょう。

しかし、スクーターのタイヤ交換って意外としていない方が多いのですよ。
スクーターでももちろんですが、タイヤは消耗品です。
溝のないタイヤやカチカチのカピカピタイヤで走っていれば、思わぬ事故につながります。
特にスクーターなど二輪車はタイヤ日本で走行しているため、タイヤが悪いと命にもかかわってきます。
そのため、スクーターなどバイクのタイヤ交換を定期的に行うのがいいと思います。

今回はスクーターのタイヤ交換に関する紹介をします。
スクーターのタイヤ交換をバイク屋さんで頼んだ場合に料金を参考にしながら、自分でスクーターのタイヤ交換をする方法をご紹介します。

スクーターのタイヤ交換の料金

次はスクーターのタイヤ交換の料金をご紹介します。
手数料や工賃などはその会社によって大きく違うので、参考程度にとらえていただくのがいいと思います。

スクーターのタイヤ交換の料金はおおよそですが、前後で10000円前後と答えている方がほとんどでした。
廃タイヤの処分代や工賃の取り方で値段が変わってきますが、平均すると10000円ぐらいという結果が出ました。

もう少し安くスクーターのタイヤ交換ができないものでしょうか?とお悩みの方は、自分でタイヤ交換をする方法もあると思います。
次はスクーターのタイヤ交換の仕方をご紹介します。

スクーターのタイヤ交換:外す

では、自分でスクーターのタイヤ交換ができないものでしょうか。
自分でタイヤ交換すれば交換工賃を節約することができます。
スクーターのタイヤ交換の方法をご紹介するので参考にしてみてください。

まずは車体からホイールを外すところから始めます。
たいていのスクーターは前輪はシャフト一本で固定されていますし、後輪はマフラーを外してナットを緩めるとできると思います。
タイヤが外れたら、次はホイールからタイヤを外します。

タイヤはゴムで出来ているので、寒い時や夜間はゴムが硬くなっていることが多いので、なるべく作業はあったかい日中にタイヤ交換を行うことをオススメします。
新品のタイヤは、日光に当てて暖めておくと作業がしやすくなります。

ムシ外し

次はムシ外しという道具を使って、エアバルブの中のムシを抜きます。
するとタイヤの空気が抜けてきます。

ビート落とし

ビートはビートブレイカーという特殊な道具が無いと外れない!!と思ってる人が意外に多いですが実は簡単に外せるんです。
万力やクランプでもなくタイヤレバー一本で、簡単にビートを落とすことができます。

まずタイヤレバーを写真の方向でリムとビートの間に刺します。
刺したら矢印の向きにレバーを上げます。
ここであまり深く刺しすぎるとホイールのビート接触部分に傷が入り空気漏れの原因にもなるので注意しましょう。

ビートがある程度落ちたらあとはレバーのツメをビートとリムの隙間にはめ込み、赤矢印の方向に力を入れながら緑矢印の方向に手でタイヤを押さえ込むようにすると簡単に外れます。

まずは写真のようにタイヤのビートの両側をホイールのリムの溝にグイグイ押し込んでください。
ビートをリムに押し込んだらタイヤレバーを突っ込み、ぐいっと上に上げます。
先ほど刺したレバーを左手で押さえておき、もう一本のレバーで10数センチ上のビートを持ち上げます。

片方外したらホイールとタイヤを裏返しにします。先程裏側のリムまでもっていったレバーをぐいっと下げて左手で押さえておき、もう一本のレバーを右手で10数センチ上に刺してぐいっと下げます。
右手でぐいっと下げたら今度は左手で押さえておいたレバーを抜きます。つぎに抜いたレバーをそのまま左手で10数センチ先に刺してぐいっと下げます。
こんな感じで右手左手交互にレバーを操って外すと簡単です。
ある程度外したら後は手でムギュっとタイヤを押してやると外れます。

スクーターのタイヤ交換:取り付け

最後はスクーターのタイヤ交換で、取り付けの工程を見ていきたいと思います。

組み込む前に市販のビートワックスをタイヤのビート部分に塗っておくとスムーズにタイヤ交換をする事ができます。
代用に石鹸水でもOKです。

準備完了したら下に敷いておいた新しいタイヤを古いタイヤの上に置き、グイグイとホイールを押し込みます。
しかしここで注意すべきがタイヤの向きです。

これはリア用タイヤですが、重要なのは矢印の向きです。
タイヤ進行方向を間違えないようにしましょう。

赤矢印のようにレバーをはめて、緑矢印の方向に手でホイールを押し込んだらどんどんホイールがタイヤに入っていきます。
こんな要領で片側をホイールにはめ込んだら次は逆側です。

ホイールごとひっくり返して逆側です。
一本レバーを刺して左手で押さえておき、右手ではめていきます。
もしタイヤにバルブポイントがある場合はこの時点でバルブとタイヤのバルブポイントを合わせておきましょう。

バルブポイントとはタイヤメーカーによって有ったり無かったりしますが、ある場合は赤や白や黄色の○印が印字してあります。
このバルブポイントはタイヤで一番軽い部分で、ホイールの一番重い部分にあたるバルブの箇所とあわせる事によりホイールバランスの大きなズレを無くす事ができます。

ある程度おおざっぱにはめ込んだら手前のレバーを外して、右手で赤矢印部分を押し込んでリムの隙間に入れるようにしながら左手にレバーを持ち替えてはめ込んでいきます。
この時右手でタイヤを押し込みながら裏側のタイヤのビートもリムの隙間に入れ込むようにしましょう。
そうすることにより、更に「隙間」ができて、無理な力を入れずにタイヤをはめ込む事ができます。

タイヤ交換が完了したら最後のビート出しです。
一番簡単な方法はムシをはめていない状態でエアーガンで一気に空気を入れる方法です、この方法はムシを入れて空気を入れるよりも一気に高圧な空気が入るのでビートが出やすくなります。

ビートが出ない場合はホイールの内側にある溝にタイヤのビートをすべて入れてください。
そうする事によりタイヤとホイールの斜めってる所が無くなり隙間から空気が抜けにくくなります。
空気が入ってしまったらバンバンと二回ビートが出る音が出るまで空気を入れましょう。すべりが悪くビートが出にくい場合は石鹸水を流し込んだりパーツクリーナーを吹きかけたりしても効果的です。
あとは空気抜いてムシ装着して空気圧を規定量入れれば終了です。

スクーターのタイヤ交換のまとめ

いかがでしたか。

スクーターのタイヤ交換は工具や場所さえ確保できれば、自分でも行うことができます。
自分でタイヤ交換を行えば、交換工賃が浮くため、節約にもなります。

スクーターのタイヤ交換を控えている方は、自分でタイヤ交換をしてみることも検討してみてください。
その際の参考になれば幸いです。

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