記事ID12590のサムネイル画像

スーパー・スポーツカー、アヴェンタドールのロードスターを紹介

ムルシエラゴの後継機であり、スーパー・スポーツカー・セグメントの頂点に立つアヴェンタドール。ラインアップは、クーペモデルの「LP700-4」とオープントップモデルの「LP700-4ロードスター」。今回はアヴェンタドール LP700-4ロードスターの魅力に迫る。

ランボルギーニ・アヴェンタドールの概要

 アヴェンタドールは、イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニが製造するスーパーカーです。車名はスペイン・サラゴサの闘牛場において1993年10月から活躍した雄牛の名にちなむものです。2011年に市販化されました。

 12気筒を搭載する「ムルシエラゴ」の後継機、V型12気筒6.5L搭載のランボルギーニ・アヴェンタドール。ラインアップは、クーペモデルの「LP700-4」とオープントップモデルの「LP700-4ロードスター」。

アヴェンタドールLP 700-4 ロードスターのデザイン

 2012年11月12日(現地時間)、先代のムルシエラゴに続きロードスターモデルとして「アヴェンタドールLP700-4ロードスター」が発表されれました。現時点での「アヴェンタドールLP700-4ロードスター」の価格は47,934,720円。

アヴェンタドールLP 700-4 ロードスターのエクステリア

アヴェンタドール ロードスター

ホイールベース:2,700 mm
全長:4,780 mm
全幅(ミラーを除く):2,030 mm
全高:1,136 mm
フロントトレッド:1,720 mm
リアトレッド:1,700 mm
車両重量:1,625 kg
重量配分:43 % - 57 %

2013年モデルとしてリリースが開始された「アヴェンタドール LP700-4 ロードスター」は、実質的な前型モデルとなる「ランボルギーニ・ムルシエラゴ ロードスター」の着脱プロセスの煩瑣なソフトトップから、わずか6kgという極めて軽量なカーボン製の手動着脱式ルーフシステムに変更。このカーボン製の2分割式のハードトップは、フロントのブートスペースに収納が可能となっており、極めて簡単に着脱が可能です。

アヴェンタドール ロードスター

 「アヴェンタドール LP700-4 ロードスター」のドアはカーボンファイバー製で、ディアブロ、ムルシエラゴなどと同様に前方に跳ね上がる形状のドアを採用しています。

アヴェンタドール ロードスター

アヴェンタドールLP 700-4 ロードスターのインテリア

アヴェンタドール ロードスター

アヴェンタドールLP700-4ロードスターの性能

 アヴェンタドールLP700-4ロードスターは最高出力は700馬力。組み合わせられるシングルクラッチ・シーケンシャルトランスミッション「ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)」や、1575kgという乾燥重量などと相まって、0-100km/h加速2.9秒、最高速350km/h。

アヴェンタドール ロードスター

【エンジン諸元】
タイプ:60°V型12気筒、 MPI
排気量:6,498 cc
内径×行程:Ø 95 mm x 76.4 mm
バルブギア:電子制御式可変バルブタイミング
圧縮比:11.8(± 0.2):1
最大出力:700ps/8,250 rpm
最大トルク:69kgf-m/5,500 rpm

 駆動方式は、電気制御式ハルデックス・カップリングが駆動力をフロントとリアに配分する4WD。シングルクラッチ・シーケンシャルトランスミッション「ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)」が組み合わせられる。ドライバーはエンジン、トランスミッション、ディファレンシャル、スタビリティ・コントロール、ステアリングを統合制御する「ドライブ・セレクト・システム」によって、「Strada(ストリート)」、「Sport(スポーツ)」、「Corsa(レース)」の3種類の特性変化が楽しめる。

アヴェンタドールLP750-4 SV(スーパーヴェローチェ) ロードスター

 2015年のジュネーヴ・モーターショーにて発表された、ランボルギーニの上位モデルに伝統的に冠される「SV」を戴いた限定モデル、「アヴェンタドール LP750-4 SV」。V12エンジンは、更なるパワーアップが図られており、車名が表す通りに750psを発生させる。その実力は、0 - 100km/h加速が2.8秒・最高速度が350km/h超というものであり、アニヴェルサリオをも上回る圧倒的な能力です。
 同年8月、SVを車名に持つモデルとしては初のオープンモデルとなる「ロードスター」が発表されました。

アヴェンタドール ロードスター

ホイールベース:2,700 mm
全長:4,780 mm
全幅(ミラーを除く):2,030 mm
全高:1,136 mm
フロントトレッド:1,720 mm
リアトレッド:1,700 mm
車重:1575kg
重量配分:43 % - 57 %

 「アヴェンタドール LP750-4 SVロードスター」に搭載されるエンジンはクーペとおなじく、「アヴェンタドール LP700-4」の6.5リッターV型12気筒を改良したもので、最高出力はモデル名どおりの750ps/8,400rpm、最大トルクは690Nm/5,500rpmを発揮する。

アヴェンタドール ロードスター

【エンジン諸元】
タイプ:60°V型12気筒 MPI
排気量:6,498 cc
内径×行程:Ø 95 mm x 76,4 mm
バルブギア:電子制御式可変バルブタイミング
圧縮比:11.8(±0.2):1
最大出力:750ps/8,400rpm
最大トルク:70.1kgm/5,500rpm

 車両重量はクーペより約50kg重い1575kgであるものの最高速度はクーペと同じ350km/h。しかし、0-100km/h加速については0.1秒遅い2.9秒。

アヴェンタドール ロードスター

アヴェンタドール ロードスター

まとめ

 アヴェンタドール ロードスターについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。この記事が、アヴェンタドール ロードスターの購入を検討中の方の参考になれば幸いです。

アヴェンタドール ロードスター

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ