記事ID1286のサムネイル画像

軽スポーツカー、ダイハツコペンのオーナーや試乗者の教える評価

ダイハツの軽自動車スポーツカーである「ダイハツコペン」の評価を、様々な面からまとめました。「ダイハツコペン」のスペックなどの情報も盛り込みながら、一体どのような車なのかを紐解いていきます。購入等検討なさっている方の参考に活用していただけたらと思います。

話題の軽スポーツカー ダイハツコペンの詳細を解き明かす!

ダイハツコペンってどんなクルマ?

まずは「コペン」の由来から。
「コペン」の車名は、発売前のショーモデル時代は「コンパーノ」の名称の復活も検討されていましたが、ダイハツ・新宮会長(当時)が新しい名称への移行を求めたために「軽オープン」から「KOPEN」と名付けられました。後に軽自動車のKをコンパクトカー(Compact car)のCに変え「Copen(Cのみ大文字)」に落ち着いたのです。 2代目もショーモデル時代は「KOPEN」でしたが、発売時には「Community of Opencar life」から「COPEN(すべて大文字)」となりました。しかし、2代目発売後も「Copen Club」「Copen Site」のように、初代の英表記「Copen」も使用されています。

次にコペンのキャッチフレーズ。
【「クルマって楽しい」を届けたい。】
軽自動車が、どこまで人をわくわくさせられるか。
「クルマって楽しい」。あらゆる人がそう思える感動を、自らの手でつくりたい。
強い想いが、このクルマを生みました。

限られた人や限られた場所でしか性能を使い切れないクルマではなく。
暮らしのそばにあって、誰もがその性能を存分に使って、
いつまでも走っていたいと思えるクルマを。
それだけではなく、みんなに楽しさを広げていく「開かれた」クルマを。何が必要か。どう形にするか。
既存のものや常識にとらわれず、知恵と技術を一つ一つ積み上げ、つくり上げていきました。

"Robe"、 "XPLAY"、そしていま、第3のモデル"Cero"、新登場。
ひとつの骨格をもとに3つの異なるシルエットをつくり上げ、
さらに、それぞれの特徴をより際立たせるデザインを施して生んだ、
選べる個性。これにより、クルマの楽しさを、さらに広げました。

つねに傍らに置いておける、スポーツカーの新しい形。「ともに暮らすことが、生きる悦びのひとつに」。
あなたの日常をそう変えたいという願いが、すべてのCOPENに息づいています。

最後に簡単なスペック。
独特のルーフシステムは、ドイツのベバスト(Webasto)社とイタリアのピニンファリーナ社が共同で設立したOASys(Open Air System)社の手によるものであり、開閉所要時間は約20秒ととても早いことが特長です。開放時、ルーフは後部のトランク部分に収納されます。サイドブレーキセンサーと車速センサーを用いた安全装置があり、走行中の開閉はできないようになっているのです。

骨格構造「D-Frame」
フロント・サイド・リア・フロアを切れ目なくつないだ構造としたことで曲げ剛性やねじれ剛性を高め、高い走行性能とルーフオープン時の剛性確保を行ったのです。また、骨格だけで強度を担保する構造となったことでドアを除くボディ外板の一部を樹脂製にすることが可能となりました。車両後端をダックテール形状にすることで高速走行時の揚力を大幅に低減し、走行安定性を高める優れた空力性能を実現しました。

脱着構造「Dress-Formation」
D-Frameによりボディ外板の一部を樹脂化し着脱が可能な構造となり、購入後でもユーザーの好きなタイミングで、ボンネットフード、トランクフード、バンパー(フロント/リア)、フェンダー(フロント/リア、左右各1個ずつ)、ロッカー(左右各1個ずつ)、フューエルリッドの樹脂外板11パーツとヘッドランプ・リアコンビランプを着せ替えできるようになりました。

エンジンは初代のJB-DET型から、DVVTを採用したKF型(KF-VET型)に変更となり、最大トルクがスペックダウンされましたが、低排出ガス性能を高めたため「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得しました。トランスミッションは7速スーパーアクティブシフト付CVTと5MTとなっています。また、CVT車にはアイドリングストップシステム「eco IDLE(エコアイドル)」も装備されていて、CVT車は「平成27年度燃費基準+20%」を、MT車も「平成27年度燃費基準」を達成しています。

安全面に関してはスマートアシストは非装備ながら、VSC&TRC、ブレーキオーバーライドシステム(アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれた場合にブレーキ作動を優先する機能)、エマージェンシーストップシグナル(60km/h以上で走行中に強くブレーキを踏むとブレーキランプの点灯と同時にハザードランプを高速点滅して後続車に注意を促す機能)などが装備されています。

ダイハツコペンっていくらなの?

クルマを購入する際に気になるのがやはり価格でしょう。
ここでは各グレードごとに価格を書き出していきます。

ダイハツコペン・ローブ
7速CVT→179万8200円
5速MT→181万9800円

ダイハツコペン・ローブS
7速CVT→199万8000円
5速MT→201万9600円

ダイハツコペン・エクスプレイ
7速CVT→179万8200円
5速MT→181万9800円

ダイハツコペン・セロ
7速CVT→185万2200円
5速MT→187万3800円

ダイハツコペンの各種評価

ここからが本題です。様々な面からダイハツコペンの評価を見ていきます!

走行性能評価

・癖もなく扱いやすいハンドリング。屋根を格納した時と展開した時でも重量バランスによる影響は無いと思われる。
・小さくてもきちんとスポーツカーと思わせる楽しい車でした。ハンドリングも素直で思い通りに走れるのはいいと思います。やはりオープンで走るのは気持ちがいいです。オープン時のバックはかなり簡単ですが、クローズ時のバックは見えづらかったです。
・運転が非常に楽しい車だと思います。
・ステアリングを切った分だけきちっと曲がる感覚。腰やステアリングからロードインフォメーションがきっちり伝わるリニア感。足まわりはリアがしっかりとしていて少々オーバースピードでコーナーに入っても安心。そのあたりを走り回るだけでも喜びを感じます。

走行性能の評価に関しては、上記の通り「走りやすい」「走っていて楽しい」という声が多く見受けられました。

乗り心地評価

・足回りが少々固めです。
・タイヤが意外と扁平なので、路面の凹凸はダイレクトに伝わるが、悪くはない。スポーツカーの分類なのでこのくらいは全く許容範囲です。
・とてもよかったです。オープンカーの性質上、たまにガタピシと音が聞こえてきますが愛嬌です。
・硬めの足回りですので、路面の段差はダイレクトに伝わってきます。腰痛持ちの方には、長時間ドライブは厳しいかもしれません。ただ路面に吸い付くような接地感を好む方には、運転していて笑みがこぼれるくらいに気持ちのよいハンドリングです。

乗り心地の評価に関しては、足回りが硬いという声が多く見られました。腰痛持ちの方の長距離運転は腰が痛くなるかもしれませんとの評価もありました。しかし最終的に「スポーツカーでこのくらいの硬さは許容範囲だという意見が多かったです。

燃費評価

【ダイハツコペンの好評燃費】(JC08モード)
・7速CVT…25.2㎞/L
・5速MT…22.2㎞/L

【実際の声は…】
・満タン法にて。燃費 21.88㎞/L
・エコカーではないので期待はできないと思いますが、カタログ値では25.2km/Lという数値です。実燃費は20km/L程度とのことでしたが、スポーツカーでそれだけ走ってくれれば十分だと思います。
・高速で20キロ、街乗りで15キロくらいでしょうか。軽の相場がわかりませんが、レギュラー仕様ですし不満はありません。
・20km/Lはコンスタントに走ります。ドライブが楽しい車としては抜群に低燃費でしょう。

燃費に関しても、スポーツカーという分類にしては思いの外燃費がよく満足ですといった声が目立っていました。

ダイハツコペンの総合的評価

オープンにした状態でも満足に荷物を積むことが出来たり、スポーツカーという割に燃費もよかったり、乗り心地は少し固いけれどスポーツカー!という感じで悪くない…など、良い評価が目立っていました。

以上の評価まとめを見て、あなたのダイハツコペンに対する意識は変わりましたでしょうか?
全体的に見て好評化を得ているダイハツコペンです。
軽スポーツカーの購入を検討なさっている方は、是非こちらのまとめを参考に前向きに考えてみてください!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ