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引越ししたら必ずしよう!運転免許証の住所変更。その方法とは?

転勤や結婚など、引越しをした時、役所や郵便局、銀行など色々な所で住所変更の手続きをしなければなりませんが、意外と忘れてしまいがちなのが、運転免許証の住所変更です。そこで今回は、運転免許証の住所変更のやり方や注意点を見ていきましょう。

運転免許証の住所変更、どこでできるの?

新天地への引越し、新生活のスタートで慌しい中、忘れてしまいがちな運転免許証の住所変更ですが、これは役所で転入・転出の住所変更をしただけでは、運転免許証の住所は変わりません。
それではどこへ行って、運転免許証の住所変更の手続きをすればいいのでしょうか?

警察署

引っ越した先の管轄の警察署でできます。派出所や交番ではできません。
手続きをできる時間は、平日の昼間のみです。
手数料は無料です。

運転免許証の住所変更は最寄の警察署へ

運転免許試験場・運転更新免許センター

引っ越した先の管轄の運転免許試験場と免許更新センターでも住所変更の手続きができます。
こちらは平日の昼間に加えて、日曜日にも手続きができる場所もあります。
各都道府県によって違うので、一度問い合わせてから行った方が良いでしょう。

運転免許試験場

ただ、試験場や更新センターには、運転免許証の取得や更新に来ている人が多いため、警察署よりも時間がかかるかもしれません。

運転免許更新センターでも手続きできます。

運転免許証の住所変更に必要なものは?

運転免許証の住所変更をするにあたって、必要な持っていく物は以下の通りです。

● 運転免許証
● 新しい住所を証明できる書類(住民票・新住所が記入された保険証、年金手帳、身体障害者手帳など~コピーは不可です)
● 印鑑

運転免許証は必ず必要です。

他の都道府県から引っ越してきた場合はこれらの他に、写真(縦3cm×横2.4cmで6ヶ月以内に撮影されたもの)が必要になる場合もあります。

30mmX24mm 証明写真のサイズです。

警察署や試験場・免許更新センターへ行って、住所変更をしたいと言うと、運転免許証の住所変更をする際の書類を渡されます。
この『運転免許証記載事項変更届』に必要事項を書き込んで、持って行った書類等と一緒に提出して下さい。

運転免許証記載変更届

なお、必要な書類等に不備があると、受理してもらえず、無駄足になってしまうので気をつけて下さい。
また提出した書類は、確認した後返してもらえますので、住民票はまたどこかで使えますね。

住所変更だけではなく本籍も変更の場合

運転免許証の住所変更だけではなく、本籍も変更する場合は、基本的には住所変更の流れと一緒ですが、持っていくものは、運転免許証の他に、本籍記載のある住民票が必要になります。

戸籍表記のある住民票

また、外国人の方の場合は、運転免許証の他に、外国人登録証明書が必要になります。

市町村合併による住所変更の場合

市町村の合併に摂る住所変更の場合は、基本的に運転免許証の更新の時に、住所変更されるので、改めて手続きする必要はありません。
でも運転免許証の更新まで待ちたくない場合は、通常の手続きと同様に住所変更できます。

市町村合併の場合、免許更新の時に住所変更されます。

ただし、市町村以下の地名、大字や番地の表記が変わる時は、新しい地名・番地が分る住民票などの書類を持って、住所変更手続きをして下さい。

運転免許証の住所変更、しなかったらどうなるの?

道路交通法第94条第1項に、以下の通り記されています。

免許を受けた者は、第九十三条第一項各号に掲げる事項に変更を生じたときは、速やかに住所地を管轄する公安委員会(公安委員会の管轄区域を異にして住所を変更したときは、変更した後の住所地を管轄する公安委員会)に届け出て、免許証に変更に係る事項の記載(前条の規定による記録が行われる場合にあっては、同上の規定による記録)を受けなければならない。

出典:https://www.npa.go.jp

そして運転免許証の住所変更を怠ると、道路交通法代121条により、2万円以下の罰金に処せられる事になります。
まぁ、実際取り締まりにあって、罰金になるという事は少ないみたいですが、法律で決められている以上、早めに住所変更手続きをしましょう。

運転免許証更新のお知らせ

また、住所変更をしないままでいると、運転免許証更新のはがきが前の住所に行ってしまい、現住所に届かなくなります。
その結果更新時期を逃して、免許証を失効してしまったら大変です。

運転免許証の住所変更はなるべく早めに!

いかがでしたか?
今回は運転免許証の住所変更のやり方について見てきました。
運転免許証は、最も身近で確実な身分証明書です。
特に新生活を始める頃には提示する機会も多くなるでしょう。
本人であることを証明するためにも、できるだけ早く住所変更の手続きをして、運転免許証に記載されている情報を更新しておく事が必要でしょう。

新住所をしっかり記載してもらいましょう。

なお、住所変更の記載は運転免許証の裏に、訂正して書き加えられる事が一般的です。
ですから住所変更の手続き以降、運転免許証のコピーが必要な際は、忘れずに運転免許証の表と裏のコピーを取るようにしましょう。

運転免許証の住所変更も済ませたら、新たな生活のスタートです。

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