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いすゞの大型トラック「ギガ」が21年振りにフルモデルチェンジ!

2015年10月28日、いすゞは大型トラック「ギガ」シリーズで主力の単車系(6UZ1型エンジン搭載車)をフルモデルチェンジし、同日より全国一斉に発売しました。モデルチェンジしたいすゞ・ギガとはどんなトラックなのでしょう。早速、いすゞ・ギガを調査してみました。

モデルチェンジした「いすゞ・ギガ」の概要

1994年11月に810シリーズの後継として登場したいすゞ・ギガ。2015年10月28日、トラクタ系に先行して二代目ギガの単車系をフルモデルチェンジし、全国で発売開始しました。

モデルチェンジした いすゞ・ギガ

いすゞ製大型トラックで同じ車名を継続してフルモデルチェンジを行うのはこのモデルが初めてとなります。今までは「ニューパワー」⇒「810」⇒「ギガ」と、フルモデルチェンジ毎に車名が変わっていました。

モデルチェンジした いすゞ・ギガ のキャブバリエーション

いすゞ・ギガのキャブバリエーションは「フルキャブ・標準ルーフ」と「ショートキャブ・標準ルーフ」、「ショートキャブ・マキシルーフ」を設定。

マキシルーフは6×2・8×4ショートキャブ車にオプション。キャブ上方にベッドスペースを確保しています。

いすゞ・ギガのラインアップは、
● 6×2:経済性と積載性を高いレベルで両立し、幅広い輸送に対応。オールラウンドに活躍する汎用カーゴ。
● 8×4:単車最大の荷室高でゆとりの荷台容積を確保。優れた積載性で幅広い積み荷に高効率輸送を実現。
● 6×4(低床車):低床4軸車同等の大きな荷台容積と3軸車ならではの優れた経済性を両立。
● 6×4:重量物の輸送にも余裕で応える強靭なシャーシ。積載性と耐久性を両立し、高い駆動力で効率輸送を支えます。
● F×2:高速幹線輸送の基幹を担う前2軸カーゴ。

モデルチェンジした いすゞ・ギガ

グレードは標準とカスタムが設定されています。

モデルチェンジした「いすゞ・ギガ」のデザイン

エクステリア〔モデルチェンジした いすゞ・ギガ〕

モデルチェンジした いすゞ・ギガ

新空力骨格キャブにより、空気抵抗を低減させると同時に、昇降ステップやグリップ等を効率よく、かつ美しくレイアウトするなど、使い勝手と経済性能を両立しました。

モデルチェンジした いすゞ・ギガ

機能美を追求したフロントフェイスで、大型フロントグリルおよび大型インタークーラーにより冷却性能が向上しました。

インテリア〔モデルチェンジした いすゞ・ギガ〕

モデルチェンジした いすゞ・ギガ のインテリア

運転操作性の向上として、セミラウンドインパネを採用しました。スイッチ類をメーター・インパネ周りに集約し、また使用頻度に合わせてゾーン分けして機能的に配置することで、運転時の操作性や識別性が向上し、より効率的な操作が可能となりました。

(写真はCUSTOM)

モデルチェンジした いすゞ・ギガ の運転席

ステアリングスイッチと4インチ液晶モニターのマルチインフォメーションディスプレイを採用することにより、安全で負担のない操作を可能にします。

モデルチェンジした いすゞ・ギガのシート

シートのホールド感や調整機能、通気性などを改善し、より快適な室内空間となりました。

モデルチェンジした「いすゞ・ギガ」の性能

エンジン〔モデルチェンジしたいすゞ・ギガ〕

6UZ1エンジン本体を改良しました。ターボチャージャーの仕様変更、インタークーラーとラジエーターの大型化、EGRクーラーの高効率化、サプライポンプの変更、新インジェクターの採用、超高圧コモンレールの採用により、低・中回転域のトルクアップを図り、燃費が向上しました。

モデルチェンジした いすゞ・ギガ の「6UZ1型」エンジン

通常の運転操作でエンジンの自動停止と再始動が可能な「ecostop」をカーゴ系およびダンプ系に標準装備し、アイドリング時の燃料消費削減に貢献します。(一部車型を除く)

トランスミッション〔モデルチェンジしたいすゞ・ギガ〕

進化した自動式変速トランスミッション「Smoother-Gx」により、スムーサーのシフトショックを低減し、より滑らかな発進を実現しました。また、エンジンリターダを採用することで補助ブレーキの制動力も向上しています。

モデルチェンジした いすゞ・ギガのトランスミッション

6UZ1-TCSエンジン、スムーサーGx12段の車両に「Smartグライド」を設定しました。下り坂などで一定走行中、アクセルを軽く踏んでいる際に自動でクラッチを切り、車両の走行慣性を有効活用した省燃費運転を実現します。

トータルセーフティの追求

モデルチェンジした いすゞ・ギガ のプリクラッシュブレーキ

プリクラッシュブレーキでは、従来の衝突被害軽減ブレーキ機能に加え、移動障害物に対する衝突回避支援機能を追加しました。障害物を検知する手段をミリ波レーダーによる単独検知から、ミリ波レーダーとカメラを併用する二重検知にすることで、前方の検知精度が大幅に向上しました。

モデルチェンジした いすゞ・ギガ の車線逸脱警報

車線逸脱警報(LDWS)の採用により、カメラが走行車線を認識し、車両が走行車線から逸脱するとシステムが判断した場合、警報音と4インチ液晶モニターの画面表示で警告します。

モデルチェンジした「いすゞ・ギガ」の価格

モデルチェンジしたいすゞ・ギガの価格を紹介します。

モデルチェンジしたいすゞ・ギガ

いすゞ・ギガの東京地区希望小売価格は、
QPG-CYJ77B-WX-D 23A:21,682,000円
となっています。

まとめ

モデルチェンジした いすゞ・ギガについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

モデルチェンジした「いすゞ・ギガ」

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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