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車の消耗品!ブレーキパッドの残量、減ってきていませんか?

車の代表的な消耗品、ブレーキパッド。今回はそんなブレーキパッドの残量について調べてみました。自分でできる、残量確認方法はあるのでしょうか?ブレーキパッドの残量を知らせてくれるものとは?ブレーキパッドの残量について、気になるとを一緒に見ていきましょう!

ブレーキパッドって何?

車に欠かせないブレーキ。このブレーキは幾つかの部品で作られています。そして、そのブレーキを構成する部品の一つがブレーキパッドです。

ブレーキパッドの残量

ブレーキパッドとは、タイヤに連動して回転しているブレーキディスクを挟み込み、摩擦により制動する装置です。その摩擦により、車が減速、停止するので、ブレーキパッドは摩耗していきます。

ブレーキパッドの残量

古いパッドと新しいパッド。
残量の差が一目瞭然!

このブレーキパッドが滑りにくい素材なら、ブレーキが良く効く、ということになります。ただし、その分良く効くブレーキは、ブレーキパッドの減りが早い、と言うことになります。
ブレーキパッドは、車種により、7mmから11mmの厚みがあります。これがだんだんと削れていくので、定期的な交換が必要になります。

ブレーキパッドの残量を確認するには?

使っていくうちに摩耗してしまうブレーキパット。残量が気になりますね。
残量を確認するには、どうしたら良いのでしょうか?

ブレーキパッドの残量確認①ブレーキパッドを直接見る

ブレーキパッドの確認方法の一つにブレーキパッドを直接見る、と言う方法があります。
面倒ですが、直接残量を確認できるので安心です。

ブレーキパッドの残量

点検窓からの残量確認

まず、タイヤを外してからホイールを外します。ブレーキキャリパーに点検窓が付いているので、そこからチェックします。
この時、内側と外側のブレーキパッドの残量が均等であるかを確認しておきましょう。

ブレーキパッドの残量

外からブレーキパッドが見える場合も。

アルミホイールの場合、デザインによっては外から残量を確認できるものもあります。
しかし、外側のブレーキパッドしか見えないので、やはりホイールを外して直接確認するのが確実です。

ブレーキパッドの残量確認②ブレーキフルードの残量を確認する

ブレーキパッドの残量を確認する方法として、ブレーキフルードの量を見る、と言うやり方があります。
ブレーキフルードは、漏れなどが無い限り、極端に減ることはありません。しかし、ブレーキパッドが摩耗してくると、その摩耗量に応じてブレーキピストンが移動し、液面が下がります。

ブレーキパッドの残量

ディスクブレーキの仕組み

まず、ボンネットを開けて、運転席の正面付近にあるマスターシリンダを探して下さい。マスターシリンダーのリザーブタンクの中に、ブレーキフルードが入っているのが分かりますね。

ブレーキパッドの残量
マスターシリンダーのリザーブタンク

先ほどもご紹介したように、このブレーキフルードは、ブレーキパットの摩耗と連動して液面が下がります。その為、ブレーキフルードの補充をしていなければ、ブレーキパッドの残量が分かるんですね!

音でブレーキパットの残量が分かる?

ブレーキから、キーキー音がしたことありませんか?実は、それもブレーキパットの残量を知る目安なんです。
あのキーキー音は、何なのでしょうか?

ウエアインジケーターとブレーキパッド

ブレーキパッドの残量

黄色の矢印が、ウエアインジケーターです。

ブレーキパッドの『ウエアインジケーター』をご存知ですか?このウエアインジケーターはブレーキパッドの残量が、およそ2mmになると音が鳴り始めます。ブレーキパッドの使用限界が1mmなので、このウエアインジケーターの警告音がしたら、ブレーキパッドの残量が減っている、交換時期が来ていると考えられます。

ブレーキパッドの残量、そのままにするとどうなるの?

定期的な交換が必要な消耗品、ブレーキパッド。残量がギリギリなのに、そのままにすることは無いですが、万が一交換しないままでいるとどうなってしまうのでしょうか?

残量の無いブレーキパットは、ブレーキを破損させる!?

ブレーキパッドの残量

左のブレーキパッドは、残量がゼロ!

ブレーキパッドの残量が無い場合、ブレーキディスクを傷つけてしまうだけでなく、ブレーキキャリパーの損傷や、ブレーキフルードの沸騰など、ブレーキ全体の故障に繋がってしまいます。

ブレーキパッドの残量、いかがでしたか?

ブレーキパッドの残量についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?ブレーキパッドは、普段から目にするものでは無いため、ついチェックを忘れがちになってしまうこともあるでしょう。しかし、ブレーキパッドは消耗品なので、確実に残量は減っていきます。
ブレーキパッドの残量が少な。いことが分かっている場合は、早めに交換して下さいね

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