新感覚!高速道路の休憩所は江戸時代!?羽生サービスエリアとは?

高速道路の休憩所に突如現れた「江戸時代」。東北自動車道の羽生サービスエリアの上りに、「鬼平江戸処」という一際目立つサービスエリアがあります。他のサービスエリアと比べても一際異彩を放つその羽生サービスエリアについて、今回は特集しようと思います。

そもそも羽生サービスエリアとは?

まずは羽生サービスエリアについて説明しようと思います。

羽生サービスエリアは埼玉県羽生市に位置する、東北自動車道のパーキングエリアです。(※この文以下もサービスエリアとパーキングエリアが混在する事があるが、近年これら2つは同等の扱いの為、違いは全くなく、便宣上サービスエリアと記載。)
まず羽生サービスエリアには、他のサービスエリアとは異なる、場所的に有利な点があります。

東北自動車道上で最も南に位置するパーキングエリアである。

出典:https://ja.wikipedia.org

ちなみに本来、東北自動車道の上りの最終休憩所は蓮田サービスエリアですが、
これほど大きなパーキングエリアは東北自動車道の全休憩所の中では、極めて珍しい方なのではないのでしょうか。

東北道で休憩所として最南端に近く、そしてこれほど大きなサービスエリアいうことを言い換えれば、上りからすれば「長い道のりへ向けての準備」として、買い出しや腹ごしらえなどしたり、
逆に下りからすれば「長い旅路の締めくくり」としてお土産を買えたりとした、利便性は必然的に高くなるのです。

そうした点を利用して、2009年には下りサービスエリアにPasar(パサール)羽生が誕生しました。

2009年に開業したPasar(パサール)羽生

活気づく下りのサービスエリアに対し、上りは・・・。

様々なフードコートやお土産コーナーを構え、今現在も多くの人で賑わう羽生サービスエリアの下りのpasar(パサール)羽生。
しかしパサール羽生の開業当時、上りは特に真新しいものはなく、活気も今一つでした。

そこに2013年、全く新しいサービスエリアのコンセプトをもって誕生した「鬼平江戸処」。

2013年、新たに誕生した「鬼平江戸処」

そもそも何故、この羽生サービスエリアに「江戸」が誕生したのでしょうか?
そして「鬼平」と聞いて、勘のいい読者なら、あの”時代劇”を思い浮かべるでしょう。

その関連性も、実は深い理由があるのです。

なぜ羽生に「江戸」?そして「鬼平」とは?

「サービスエリア」と「江戸時代」という斬新な組み合わせで誕生した「鬼平江戸処」。

しかしこれはただの気まぐれではなく、羽生サービスエリアとはかなり深い縁がありました。

江戸時代に日光街道の要衝であり、江戸の入り口となる「栗橋関所」が設けられていた埼玉県久喜市栗橋北が羽生PAから近いことから、羽生PAを現代の関所に見立てたところから発案されたという。

出典:http://car.watch.impress.co.jp

かつて羽生サービスエリアの近くに存在していた「栗橋関所」

なるほど。場所の縁がかなり深いことはわかりました。
ではなぜ「鬼平」なのでしょうか。
「鬼平」とはまぎれもなく、故・池波正太郎氏が描く時代小説「鬼平犯科帳」である。

鬼の平蔵、改め鬼平こと長谷川平蔵信以(のぶため)が悪党をこらしめながら、人情深く登場人物とのつながりを大切にしていく小説である。

「鬼平」が羽生サービスエリアに!?この「コラボ」は偶然?それとも必然!?

この組み合わせがなぜ実現したかというと、開業予定であった2013年は作者故・池波正太郎氏の生誕90周年という、いかにも偶然に聞こえる話ですが、
公式ホームページではこういうコメントがあります。

鬼平が生まれた1745年から、江戸庶民が最も華やいだ文化文政時代終わりの1829年までの江戸を切り出して、人情味あふれる数々のおもてなしをさせていただくことにいたしております。

出典:http://www.driveplaza.com

「コンセプト」の紹介文より抜粋

この斬新で類を見ないコラボレーションとおもてなしは本当に偶然か、はたまた必然的だったのか、実に気になります。

外観も中身も一新!感覚はまさに「タイムスリップ」!

外観と言いましょうか、まさに一つの「街」と言えるこの風景を何と、著者の著作権管理をするオフィス池波と提携するだけでなく、様々な専門家の監修のもとで事細かに再現しています。

外観の造りを繊細に再現

民俗学者の監修・指導により、建物から小物に至るまで「本物」にこだわった江戸の空気感溢れる空間を演出。

出典:http://www.m-bike.sakura.ne.jp

この本格的な街並みの再現は、サービスエリアではなく撮影スタジオ!?

この羽生サービスエリア「鬼平江戸処」は、ただ外観を再現するだけでなく中身、いわゆるフードコートにもこだわりがあります。

江戸時代に食べられていたであろう、そばや鰻屋、天ぷら屋に甘味処まで、食べ物まで江戸に居る気分に入り浸ってもらおうといわんばかりの、美味しそうなものがラインナップされている。

鰻屋「忠八(ちゅうはち)」の「うな重」

軍鶏鍋屋「五鉄(ごてつ)」の「しゃも一本饂飩 温玉付」

中でも軍鶏鍋屋「五鉄」はなんと、小説「鬼平犯科帳」において実際に登場する料理屋まであるのです。
日本橋に構える老舗「玉ひで」提供なので、味もかなり本格的なものなのです。

羽生サービスエリア「鬼平江戸処」へのアクセス

さてここまで紹介してきましたが、羽生サービスエリア上り「鬼平江戸処」へのアクセス方法です。

高速道路は羽生サービスエリア(パーキングエリア)の上りに「鬼平江戸処」がありますが、一般道からもアクセス可能です。

下りや一般道からアクセスする場合、羽生サービスエリア手前の羽生ICで一度降りて頂きまして、交差点「羽生インター入口」を左折しまして東方面に向かい、東北自動車道の高架下を抜けます。
そして、信号を左折して、東北自動車道を左側に走る、小道を北上します。

道なり5分くらい走りますと、右手に羽生サービスエリア「鬼平江戸処」の一般道専用駐車場があるので、ぜひご利用ください。

タイムスリップのような新感覚の高速道路の休憩所。ぜひ一度訪れてはいかがでしょうか??

住所:〒348-0004 埼玉県羽生市弥勒字五軒1686
【前のIC】館林ICから5.4km 【次のIC】羽生ICまで1.2km
駐車場
大型:150/小型:114
身障者用駐車場
大型:1/小型:4
お問合せ
048-566-1215

出典:http://www.driveplaza.com

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