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    車のタイヤがパンクした!でも応急用タイヤが見当たらない!?

    車で出かけようとするとタイヤがペシャンコ!後でパンク修理すればイイかと、トランクを探しても応急用タイヤが出てこない!!代わりにトランクから出てきたのは、見慣れない黒い箱とパンク修理剤と書かれたボトルのみ…。車の前で固まる事もあり得ない話ではありません!!

    事前に確認しましょう!

    車にスペアータイヤや応急用タイヤは積まれていますか?
    なぜ確認が必要なのかというと、以前はスペアータイヤや応急用タイヤを車に搭載する義務がありましたが、今では舗装道路等の生活環境の変化により、車にスペアータイヤや応急用タイヤを搭載する義務は無くなってしまったからです。

    車載の応急用タイヤの例

    もしかすると車には応急用タイヤの代わりに、パンク修理キットが搭載されているかも…。
    これはバルブからパンク修理剤を注入して、空気を入れるだけで応急的にパンク修理が出来るという優れ物ですが、使うと後が大変なので無闇に使う事をオススメしません。

    車載のパンク修理キットの例

    では車載のパンク修理剤を使うとどうなるか、次にパンク修理剤の使用での弊害について紹介しようと思います。

    車載のパンク修理剤を使うと

    パンク修理剤はベタベタのドロドロとした液体です。
    その様な物をタイヤの中に入れっぱなしにして良い訳がありません!
    当然パンク修理剤を注入したタイヤの中では、とんでもなく恐ろしい事になっているのでしょうが、外観は普通なのでそのままにしたい気持ちもわかりますが、パンク修理剤を使ったならばすぐに対処しないととんでもない事になってしまいます。

    車載のパンク修理剤、使用後初期

    パンク修理剤を使った直後での対処は比較的に簡単で、タイヤを脱着して内部を清掃とバルブの交換程度で済むはずです。
    当然パンク修理はキチンとやり直しですが、それは仕方ない事なので修理してもらいましょう。

    車載のパンク修理剤、使用後中期

    パンク修理剤を使ったのに放置してしまうと、余ったパンク修理剤がタイヤ内部で固まってしまい、清掃することが困難になりバルブと共にタイヤも交換する羽目になります。
    当然、部分的に固まってしまうとホイールバランスも狂い、ステアリング振動の要因にもなりかねません。

    車載のパンク修理剤、使用後末期

    更に放置してしまうと、パンク修理剤の水分によって錆がホイールに発生してしまいます。
    となるとバルブ、タイヤと共にホイールの交換でかなりの出費を覚悟しなくてはなりません。
    ですから簡単に注入出来るからといって、無闇に入れる物ではないことが分かって頂けたと思います。
    では、車載のパンク修理剤を注入しないで済む方法は無いのでしょうか?
    答えは、「あるのです!」。

    車載のパンク修理剤を使わない方法!?

    まずは車のタイヤをありとあらゆる角度から見渡してみて下さい。
    タイヤの接地面以外だとパンク修理は出来ないので話しにはなりませんが、タイヤの接地面に何かが刺さりっぱなしの場合は、車載のパンク修理剤を使わなくて済む可能性があります。

    トレッドのパンク例

    と言うのも、刺さりっぱなしになっていることで蓋の代わりになり、意外とエアーが抜けてしまわない事が多いので、試しにエアーを入れて音を立てて抜けてこなければしめたもの。

    車載のエアーコンプレッサーの例

    恐らく車載のパンク修理キットの中に、パンク修理剤と共にエアーコンプレッサーが入っているはずなので、とにかくエアーを入れて様子を見て下さい。
    大丈夫と確信したら、車をそっとガソリンスタンドへ乗って行くだけです。
    それでも不安な方は更に次へ…。

    車載のパンク修理剤の代わりはコレ!

    車載のパンク修理剤に頼らず、ガソリンスタンドにも行かなくて済む、非常にすばらしい方法があったりするので紹介しておきます。

    打ち込み式のパンク修理キット例

    それは車用品店などで売られている、打ち込み式のパンク修理キットを載せて置くだけです。
    ガソリンスタンドでも、この様な打ち込み式のパンク修理をする所が多いので、エアーを入れる前にこれで修理してしまえば、ガソリンスタンドへ行ってパンク修理したのと同じ事。
    車からタイヤを外す労力が増えてしまいますが、費用の事を考えれば大した事ではないはず…。
    とにかく、コレで車のパンク修理は完璧なはず!

    ランフラットタイヤ概要

    そして更に最強な方法が、ランフラットタイヤの装着です!
    タイヤの空気圧がゼロになっても一定距離を走行できるタイヤで、時速80kmで距離80km程度の走行が可能というタイヤが存在します。
    とにかく近所のガソリンスタンドまでなら、パンク状態でも十分に走行出来る優れもの。
    普通タイヤより少し値は張りますが、何もしなくても大丈夫な事を考えると安いかも…。

    次回車を買う時は…

    最近の車はエコロジーの観点から車重も軽量化が進み、更に法律が変わったおかげで応急用タイヤすら車載しなくなってしまいました。
    ですが車の購入時のオプションで、応急用タイヤを車載するオプション設定を選べる可能性があるようなので、多少高くなりますが次回の車を買う時には、応急用タイヤを選択して安心を買っておきましょう。

    やはりコレが一番です!笑

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