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    愛車のホイールをかっこよくしたい!ホイールの自家塗装について

    車のホイールはたくさん種類がありますが、自分の欲しいものがない…なんてことはよくありますよね。このデザインは好きだけど違う色が欲しい、人と違ったホイールが欲しい。そんなときはホイールを自家塗装しましょう!今回はホイールの自家塗装についてまとめました。

    欲しいホイールがないなら自家塗装しよう

    ホイールの色が気に入らない、今の色に飽きた、人と違ったホイールが欲しい。
    そう思ったことはありませんか?
    そんなときはホイールを自家塗装しましょう。
    市販のスプレーで自家塗装すれば安くすみますし、液垂れなど気を付ければ誰にでもできます。

    ホイール自家塗装

    ホイールを蛍光グリーンに自家塗装。

    ホイール自家塗装

    マスキングすれば塗り分けも可能。

    自家塗装して上の画像やサムネイルのようなオリジナルなホイールにしましょう!
    それでは、自家塗装のやり方を説明します。

    ホイールの自家塗装をする前に

    ホイールの自家塗装をする前に、まずはキズの補修をします。
    画像のように傷だらけでは、このまま色を塗っても傷だらけのままですよね。

    ホイール自家塗装

    傷だらけのホイール。
    自家塗装の前にまずは補修から。

    ①まずは洗浄します。
    ブレーキダストなどが付着しているのできれいに洗います。

    ②サンドペーパーで磨きます。
    古いコーティング塗膜を削る、浅い傷を目立たなくするためです。
    浅い傷ならこれで目立たなくなりますが、深い傷の場合はパテを使用します。
    600~800番で塗膜を落とす、1000番で仕上げるといいです。
    塗膜を落とした後は下地処理をするまで水は厳禁です。
    空気中の水分でもすぐ錆びてしまうので、作業は手早くします。

    ③キズをパテで埋めます。
    乾くと縮むので、少しだけ厚く盛ります。
    厚すぎてもあとで削るのが大変になるのでほどほどに。

    ホイール自家塗装

    アルミホイール補修用のパテ。
    主剤と硬化剤を混ぜて使います。

    ④脱脂をします。
    油分があると塗料ののりが悪くなる、後で塗膜が剥げることがあります。

    ⑤マスキングをします。
    バルブやナットの穴などに塗料が入るときっちり締まらなくなるので、マスキングします。
    先に塗装してから余分な部分を削る方法もありますが、研磨の際にキズがつくのでマスキングを推奨します。

    ⑥サーフェイサーをかけます。
    一度に塗ろうとすると液垂れするので、さっと全体にかける→乾燥を繰り返します。

    ホイール自家塗装

    サフ乾燥待ち。
    自家塗装前の準備はこれで終了。

    ホイールの自家塗装をしよう

    サーフェイサーが乾いたら塗装に入ります。
    塗り分ける場合はマスキングをします。

    ホイール自家塗装

    テープの段差や隙間に注意。
    塗るタイプのマスキングもあります。

    スプレーやエアブラシで塗装します。
    こちらも液垂れしないようにサーフェイサーと同じ要領で塗装します。
    光沢なしの塗料で塗ると塗りムラがわかりにくいので、カラー塗装は光沢ありの塗料がいいです。
    フラットにしたい方はつやけし(光沢なしクリア塗料)を後で噴くとよいでしょう。

    ホイール自家塗装

    ホイールに塗装する前にアルミ缶などで一度色を確認するといいです。
    噴いてみたら思っていた色と違うことがあるので…。

    塗料が乾いたらクリア塗装をします。
    乾燥して作業終了です。

    ホイール自家塗装

    クリア塗料にも光沢あり、光沢なしがあります。
    お好きな方を選んでください。

    ホイール自家塗装におすすめの道具

    おすすめの下地剤はホルツの「プラサフスプレー」です。
    カラー塗膜の密着、研磨キズ埋めだけでなく防錆効果もあるのでおすすめです。
    グレーとホワイトがありますが、グレーの方が塗りムラがわかりやすいです。
    明るい・淡い色で塗装するなら、下地の色を隠蔽するのが楽なホワイトがいいです。
    オープン価格(だいたい700円前後)で販売されています。

    ホイール自家塗装

    Holts プラサフスプレー

    カラー塗料はホイール用もありますが、ボディー用でも大丈夫です。
    ウレタン系のほうが塗膜が強いですが、後でウレタンクリアーを噴くならカラー塗料はラッカー系でも十分です。
    安く済ませたいならカー用品店やホームセンターのラッカー塗料のスプレー缶がおすすめです。

    おもしろい商品があったので紹介します。
    エスデザインの「塗ってはがせるラバースプレー」はその名のとおり、引っ張るだけで塗膜をペリペリ剥がすことができます。
    車のボディーやウィンドウガラス、アルミホイールにも使用可能なので愛車のカスタマイズにぴったりです。
    画像のようにカラーバリエーションもあり、何度でも気軽にイメチェンできます。
    公式サイトの掲載価格は3,995円です。

    ホイール自家塗装

    SDESIGIN 塗ってはがせるラバースプレー

    おすすめのクリアー塗料は99工房の「ウレタンクリアー」です。
    クリアー塗料はラッカー系よりウレタン系の方が塗膜が強いです。
    Holtsも有名ですが初心者には扱いが難しいので、こちらをおすすめします。
    公式オンラインショップにて2,678円で販売されています。
    内容量は使い切りタイプなのでちょうどいいです。
    ラッカーシンナーやガソリンにも負けない強靭な塗膜を形成してくれます。

    ホイール自家塗装

    SOFT99 ウレタンクリアー

    ホイール自家塗装 まとめ

    ホイールの塗装をお店に頼むと、4本で2~3万円ぐらいかかります。
    自家塗装なら道具代だけなので、ウレタンコートなど高めの物を選んでも1万円未満で済みます。

    ホイール自家塗装

    剥がせるスプレーで自家塗装。
    頻繁にイメチェンしたい方に最適。

    いかがでしたか?
    慣れないとすこし大変ですが、ホームセンターで売っている道具でホイールの自家塗装ができます。
    ホイールの色で車の印象ががらりと変わるので、愛車のホイール自家塗装に挑戦してみてください。

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