困った!原付の鍵を紛失してしまったときの対処法をご説明します

原付の鍵をうっかり紛失してしまい、ロック解除やエンジンがかからなくなったご経験はありませんか?原付に乗ることができないのは困りものですね。今回は、原付で鍵を紛失してしまった時のいろいろな対処方法について詳しくご説明します。紛失にはくれぐれもご注意を!

原付の鍵はどのような構造になっているのか?

原付の鍵は「キーシリンダー」と一体になっている!

原付の鍵を紛失することは結構あることですが、原付の鍵はどのような仕組みで開錠・施錠ができるのでしょうか?

黒い部分がキーシリンダー

原付の鍵は、当然鍵穴に差し込むのですが、実はこの鍵穴は写真の黒い部分のように円筒形になっています。これを「キーシリンダー」といいます。

鍵を決められた位置へ回すと、ロック解除やエンジン始動ができる

写真をご覧ください。通常は「LOCK」の位置にあり、鍵を差し込んで「ON」に回すとハンドルロックが解除され、「IGNITION」へ回すとエンジンが始動する仕組みです。

キーシリンダーの下部にエンジンを始動するための配線がある

原付のキーシリンダー下部には、ご覧のような配線があり、鍵を「IGNITION」に回すと、この線に電気が伝わり、エンジンが始動するというわけです。

ケース1.原付の鍵をメットインシートへ閉じ込めた!

まずはマスターキー(主キー)を確認しましょう!

よくありがちなパターンで、荷物を入れる際、誤って原付の鍵をメットインシートに置き、シートを閉めてロックがかかってしまったパターンです。この場合、まずは2本あるうちのもう1本のキーが無いかすぐに確認しましょう。

方法A:専門業者に依頼する

鍵をメットインに閉じ込めたことが確実であれば、鍵屋さんに鍵開けを依頼する方法があります。料金は安価なところは5,000円程度、一般的には8,000円程度が相場です。

ちなみに、JAF(日本自動車連盟)にご加入の皆様は、鍵開けは「無料」となっています。非会員の方は12,880円かかってしまいます。

方法B:専門業者に鍵をその場で作成してもらう

少々お値段は高くなりますが、鍵がなくとも、鍵穴から鍵を作成できます。お値段は12,000円程度と、お高くなりますが、その場で乗って帰ることができます。京都・大阪・奈良にお住まいの皆様は、写真のような格安業者さんも利用可能です。

方法C:バイク屋さんでキーシリンダーごと交換する

実は、バイクの純正キーは非常に頑丈なんですが、鍵屋さんで作成した鍵はもろい可能性があります。そこで、バイク屋さんでキーシリンダーごと交換することもできます。原付の種類によってお値段は変わりますが、スーパーカブで1万円程度です。

手でのメットインシートこじ開けはNG!

まれに、手をシート下に潜り込ませ、無理やり鍵を取り出したというお話を聞きますが、シートを傷つけるだけでなく、シートロック箇所そのものを破損する恐れもありますので、おすすめできません。

ケース2.原付の鍵を完全に紛失した!!

もっともやっかいな「鍵完全紛失」!

これがもっとも厄介なパターンですね!原付の鍵を完全に紛失した場合はどのように対処すればよいでしょうか?

ケース1の方法BとCが有効!

鍵を紛失した場合、鍵屋さんで鍵穴から鍵を作成してもらうか、バイク屋さんに依頼してキーシリンダーごと交換する必要があります。自宅から遠く離れたところで紛失した時は、鍵屋さんに依頼する方法が良いと思われます。

料金は、原付の場合の鍵作成では8,000円~12,000円程度かかります。また、キーシリンダーごと交換の場合は、工賃も含め10,000円以上は必要となります。

キーシリンダー番号を元に鍵を作る!

キーシリンダーには固有の番号がある

車体番号と同じで、キーシリンダーには固有の番号があります。この番号が分かれば、バイク屋さんで鍵を作ってもらえます。キーシリンダー番号の確認もバイク屋さんにお任せしましょう。

よく耳にする鍵を使わずに原付を動かすことは違法なのか?

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車両法に抵触する恐れがあります!

よく、インターネット等で耳にする、鍵を差し込まない状態でも原付のエンジンを始動する方法を使うと違法なのでしょうか?

車両法の「二輪自動車等の施錠装置の技術基準」に「施錠装置が作動している場合は、動力伝達装置が開錠できてはならない」とあります。つまり、原付の鍵がかかっているのに、エンジンが始動すると車両法に抵触する恐れがあります。

もしものために、自賠責保険等、原付所有者の証明書を用意しよう!

上記のように、原付の鍵がかかった状態でエンジンをかけると、違法行為になる恐れがあります。行わないことが賢明ですが、万一のために、原付が自分の所有であることを証明できる書類を用意しましょう。

原付の鍵がイモビライザー付の場合、紛失したらどうなるのか?

ヤマハマジェスティ125には、イモビライザーが装着されている

たとえば、マジェスティなどの原付に、「イモビライザー」を装着していて、その鍵を紛失したらどうなるのでしょうか?

イモビライザーとは?

鍵と異なり、「電子的」な照合をおこなうもの!

イモビライザーという言葉が出てきました。このイモビライザーは、従来の鍵とどう違うのでしょうか?また、紛失した場合はどうなるのでしょうか?

簡単に言いますと、イモビライザーとは、キー側に「ID」が内蔵されており、鍵穴に差し込むと、クルマ側のコンピュータに保存された「ID」と照合します。結果、鍵とクルマの「ID」が一致したらエンジンが始動できるんです。

鍵にICチップが組み込まれる

原付の鍵にICチップが組み込まれ、このICチップは複製できません。したがって、たとえ鍵穴に合う鍵を複製してもエンジンはかからないんです。鍵のIDは、このICチップに保存されています。

方法D:マスターキー(主キー)を紛失した場合

スペアキーからスペアキーが作れるお店もある!

通常、イモビライザー付のマスタキー(主キー)を紛失すると、合鍵が作れない場合もありますが、お店によってはマスタキーを紛失しても鍵が作成できるお店があります。まずはお店にご相談してみてくださいね。

方法E:鍵をすべて紛失した場合(ディーラー編)

イモビライザー交換で4万円強!

バイクディーラーでイモビライザーをすべて(コンピュータまで)交換すると、ヤマハマジェスティーの場合で4万円強かかるようです。コンピュータユニットとキーのセット交換となるので、お値段は高くなります。

方法F:鍵をすべて紛失した場合(専門業者編)

コンピュータを交換せず、ID情報を書き換える

イモビライザー鍵作成の専門業者の場合、コンピュータは交換しません。新しいIDを登録した鍵と同じIDを、原付のコンピュータユニットへ書き換えを行って対処します。この場合、お値段も総交換に比べ、半額程度で済みます。

スマートキーを紛失した場合!

最近の原付(マジェスティの高年式車)では、鍵の代わりにスマートキーが装着されている場合があります。このスマートキーを紛失した場合はどうでしょうか?

シリアルナンバーを控えておくと、格安で済みます!!

最近の原付には、近づくだけで原付バイクの開錠ができるスマートキーを装着しているものがあります。このスマートキーには、裏面に「シリアルナンバー(ヤマハの場合6ケタ)」が貼られています。これを必ず控えておきましょう。

ただし、車種によっては、シリアルナンバーを忘れても、車体等、どこかに記録されている場合もあるようです。紛失したら、まずは原付を購入したバイク屋さんに相談しましょう。

シリアルナンバーを忘れると、10万円近くかかる

紛失した場合、このシリアルナンバーを元に、スマートキーを新しく作ると格安ですが、万一、シリアルナンバーを忘れると、ユニット総入れ替えで10万円以上かかってしまいます。

専門業者による、コンピュータ書き換えが可能

スマートキーも、イモビライザーも、キーに組み込まれたIDを読み取って開錠・施錠する理屈は同じです。したがって、専門業者に頼めば、コンピュータを交換せず、コンピュータの登録内容を書き換えて対処できます。費用も総入れ替えの半額程度です。

いざというときのために!スペアキーを作っておきましょう!!

鍵を紛失すると思わぬ出費が増えます!!

普段の足代わりである、原付も、鍵を紛失してしまうと、最悪の場合ユニット交換などで思わぬ出費がかかりますね。

原付を購入後、紛失する前に、かならずスペアキーを作っておきましょう。イモビライザーやスマートキーの場合は、紛失すると大変大きな出費となりますので、バイク屋さんで合鍵を作りましょう。

いかがでしたか?
大切な鍵を紛失してしまったり、シリアルナンバーを忘れたりすると、後で大変な思いをします。
転ばぬ先の杖!鍵の紛失対策は万全に!

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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