記事ID14424のサムネイル画像

新東名高速道路の浜松いなさJCT~豊田東JCTの開通を調べてみました。

2016年2月13日、新東名高速道路 浜松いなさJCT(ジャンクション)~豊田東JCT間(延長55.2km)が開通しました。この開通により、関東~中部~関西の移動時間を大幅に短縮。日本の高速道路の大動脈として三大都市圏をスムーズに結びます。開通後を調べました。

新東名高速道路の浜松いなさJCT~豊田東JCTの開通とは?

新東名高速道路の浜松いなさJCT~豊田東JCT 開通エリア地図

浜松いなさ~JCT豊田東JCT間 距離合計58.3kmが開通となりました。

2016年2月13日、新東名高速道路 浜松いなさJCT(ジャンクション)~豊田東JCT間(延長55.2km)が開通しました。この開通により、関東~中部~関西の移動時間が大幅に短縮されます。開通後の効果を調べました。

新東名高速道路 の開通が東名の慢性的な渋滞を大幅に緩和

今回の新東名高速道路の浜松いなさJCT~豊田東JCTの開通により、年間600回程度の渋滞が発生している、東名(三ヶ日JCT~豊田JCT間)。新東名(豊田東JCT~浜松いなさJCT)の開通による交通の分散によって、大幅な渋滞緩和が見込まれ、移動時間が短縮するとともに交通事故の減少が期待されます。

出典:https://shintoumei.jp

新東名高速道路開通による所要時間の短縮

東名 新東名の分散利用に所要時間短縮効果

新東名高速道路の浜松いなさJCT~豊田東JCTの開通の開通により、御殿場JCT~豊田JCT間の所要時間が、東名のみ(2010年当時)を通行した場合の所要時間(朝夕の平均速度から算出)と比較し、約60分の短縮となります。東名高速道路・新東名高速道路の分散利用により、渋滞の大幅減少や、交通事故等による通行止め時の代替経路の選択が可能となり、定時性が確保されます。今回の新東名高速道路の浜松いなさJCT~豊田東JCTの開通により、ドライバーは、目的地により、2つの高速道路を選べるようになりました。

新東名高速道路開通による大規模災害時の早期復旧への貢献

東名高速道路より内陸部に位置する新東名高速道路の開通は、東名より山側を通過するため被害を受けにくく、また東名とダブルネットワークを形成することにより、被災地への進出の際、災害時の救援・救護活動、早期復旧を支援できます。

開通した新東名高速道路の豊田東JCT~浜松いなさJCT 上り走行を見てみましょう!

新東名 豊田東JCT~浜松いなさJCT(上り線)の走行動画

出典 トラベルWatch

今回開通の高速道路の舗装の一部を鉄筋コンクリート版にすることで、わだちが進行しにくく、開通後の補修頻度が低くなります。

開通した新東名高速道路の浜松いなさ~JCT豊田東JCT 下り走行を見てみましょう!

新東名 浜松いなさJCT~豊田東JCT(下り線)の走行動画

出典 トラベルWatch

今回、開通のトンネルのジェットファンには一部の金具に不具合が生じても落下をしないよう支持金物を追加したり、トンネル照明灯具には落下防止用のワイヤーを施すなど二重の安全対策を実施しています。

開通後の新東名高速道路料金について

主要IC間の高速道路料金表

浜松いなさ~JCT豊田東JCT間 距離合計58.3km、所要時間合計35分
通常料金合計 1,710円 深夜料金(0時~4時)×30%引き 1200円
休日割引 ×30%引き 1200円

新たに開通した新東名高速道路 岡崎サービスエリア NEOPASA岡崎

新東名高速道路上り線 「岡崎宿」

新東名高速道路 上り線「岡崎宿」

東海道五十三次の38番目の宿場である岡崎宿をイメージしています。当時の賑わいと風情のある和の寛ぎ空間を演出し、東海地方から旅立つ旅の起点として作られています。

新東名高速道路 下り線「森のエントランス」

新東名高速道路 下り線「森のエントランス」

自然に囲まれ、さまざまな野鳥が暮らす緑豊かな岡崎をイメージしています。自然の温かみを感じる積み木と、岡崎周辺に生息するコノハズクが安らぎの空間を演出し、これから東海地方に向かう旅の楽しみが膨らみます。

みそかつの「矢場(やば)とん」や、名古屋コーチンの「伊藤和四五郎(わしごろう)商店」、釜揚げうどんの「大正庵 釜春」、パンが美味しいと評判の「スペイン窯 パンのトラ」などの老舗名店が揃っており、愛知の味を一堂に堪能できます。

矢場とん

新たに開通した新東名高速道路 長篠楽原パーキングエリア

長篠楽原パーキングエリア 下り

歴史上において有名な「長篠・設楽原の戦い」の跡地に隣接していることから、上り線は武田軍の赤備えである朱塗りを配色した外観となっており武田軍の本陣を彷彿させます。下り線は、物見櫓・のぼり旗・馬防柵を再現するなど長篠・設楽原の戦いにおける織田・徳川連合軍に見立てており歴史を体感できる戦国エリアとなります。

新たに開通した新東名高速道路 観光エリア

豊田市

豊田市 エリア

豊田市と言えば、トヨタ自動車ですね! 世界一のトヨタ自動車の街は、自動車の街です。

トヨタ会館

トヨタ会館(愛知県)
環境や安全から最新カーデザインまでトヨタのクルマのすべてを集めました。
開館時間
9:30~17:00(月~土曜日)
休館日
原則として、日曜日、春季・夏季連休、年末年始
施設紹介
新車を中心に展示・ご紹介するショールームの他、環境、安全への取り組みについての展示、バーチャル工場見学などクルマづくりのすべてを展示してます。

岡崎市

岡崎城

徳川家康公生誕の岡崎城を中心とする城下町、東海道屈指の宿場町として栄え、石製品や八丁味噌など多くの伝統産業を保有するなど、古くから西三河市域の歴史・文化・産業の拠点として発展してきました。西三河地域の商業の中心となっています。 年間行事も多く、春の家康行列から、夏の花火大会、冬は滝山寺鬼まつり等、どれも高い動員数を誇っています。

豊川市

豊川閣妙厳寺(豊川稲荷)

商売繁盛のご利益があるとして知られており、日本三大稲荷のひとつに数えられる「豊川稲荷」は曹洞宗の寺院。東海屈指の霊場で、その境内は3万1151坪を有し、その中に整然と点在する堂塔伽藍は、大小合わせて90余棟にも及びます。 800体ほどの狐の石像が並ぶ「霊狐塚」や6000本の諸願成就の「のぼり」が参道の両側に建ち並ぶ風景は、豊川稲荷を代表する見所のひとつです。毎年、日本各地から参拝客が訪れています。

新東名高速道路の浜松いなさJCT~豊田東JCTの開通 まとめ

名古屋~東京を結ぶ大動脈の高速道路 東名高速の第2のルート 新東名高速道路 浜松いなさJCT~豊田東JCTの開通が、日本にとっていかに大事な事であるか おわかり頂けたと思います。また、大阪~名古屋~東京の3大都市を結ぶ交通ルートの短縮が可能になりました。そして愛知県の観光エリアを短時間で訪れることが可能になりました。皆さんの良きドライブの参考になれば幸いです。御精読ありがとうございました。 

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ