備えあれば憂い無し、フュージョンのバッテリーについてまとめ

フュージョンは1986年に発売開始され、持ち前の大柄な車体に、大型のシートによるタンデム走行時の快適性、良好な足つき性などにより快適な長距離ツーリングを世に提供して愛されてきました。二輪車としては初めてのカラー液晶デジタルメーター・オートキャンセル機能付ウインカーを装備し、ビッグスクーターの元祖として人気を博してきました。

発売当初はビッグスクーターブーム到来以前でありながら、当初からフュージョンはスクーター最長のホイールベースと低シート高、さらには大型段付シートとリヤシート下を大型トランクルームにするなど、ゆったりと長距離ツーリングに出かけられる仕様でした。

ビッグスクーターブームの火付け役としての存在でしたが、2007年には後継車種のフォーサイトにモデルチェンジされ惜しまれつつ日本国内の販売は終了となりました。

そんな希少性の高いフュージョンの心臓ともいえるバッテリー、ある日突然エンジンがかからなくなったなんてことになったら非常に困ります。
パーツ部品やエンジン、バッテリーなど日ごろから気遣い、メンテナンスを十分にしつつ長持ちさせていきたいところですね。

寒い冬場はなにかとバイクでのお出かけも休みがちになります。そんな場合はバッテリーが弱っている事も多く心配です。歴戦のフュージョンであれば購入時からかなり年数も経過していることが多く、ウィンカーが点滅しない、ホーンが鳴らない、スロットルを上げた後に電圧が安定しないなどの症状が出たらすぐにメンテナンスしたいところ。

それではもしもの場合に、フュージョンのバッテリーについてご紹介したいと思います。

密閉型メンテナンスフリー。
液入り充電済み。
- 長さ×奥行×高さ=約151×約88×約131(mm)
- 電圧：12V
- 10HR容量(Ah) : 10

ISO9001　国際品質保証規格適合品
PL保険加入済み
1年保証付

- バッテリーサイズ： 縦131mm 横151mm 高さ88mm
- 電圧： 12V
- 10時間率容量（Ah）： 10.0Ah

初期補充電なしでも規定値まで容量は上がるメンテナンスフリーバッテリー。
バッテリー液注入後の初期補充電をすることでバッテリーの「最大容量値」まで引き出すことが可能。
補償・ロードサービス付きで安心。

- 型番：MTX12-BS
- 電圧：12V
- 容量：10Ah
- サイズ：(L)約151mm×(W)約87mm×(H)約130mm
- 数量：1個
- 梱包サイズ　60

高品質・低価格のメンテナンスフリーバッテリー。
初期充電しなくても使用できますが、充電器があれば初期充電を行ったほうがよいようです。

- 形式：VTX12-BS
- 電圧：12V
- 容量：10.0Ah
- 長さ：151mm 幅88mm 高さ131mm
- 重量：4.2kg

安定性がウリの高品質・低価格、バイク用品ブランドのVelocityのバッテリー。

- 電圧：12V
- 容量：10.0Ah
- 外形：長さ150mm 幅85mm 高さ128mm

- 電解液を液状からジェル状にすることにより、悪条件下の中でも安定したバッテリー性能を発揮。
- 電極板の劣化の進行を遅らせバッテリーの寿命を従来の商品比約1.5倍。
- バッテリー内部で発生するガスをジェル状電解液に還元するので、液面点検や電解液の補充などのメンテナンスが不要。

いかがでしょうか。バイクは年数が経ってもバッテリーは新品のものが多数ありますので、常に新しい上体を保って元気な電力をフュージョンに送ってあげたいですね。
ただし、フュージョンのモデル年式によってはバッテリーサイズや品番が異なる場合がありますので、必ず事前にご自身のオートバイの型番と照らし合わせて、バッテリー品番を確認しましょう。

フュージョンのバッテリーはシート部分の下に置かれています。
ボルトを外してシートを取り外すと前方部分にあるのがわかると思います。

ステーを外してのち、バッテリーのマイナス端子からはずしていきましょう。
あとの手順は一般的なバイクと同様にこちらの動画から確認することができます。

いかがでしたでしょうか。他の故障と違いバッテリーにもしトラブルが起きた場合は自走できないので、もしもの事態に備えあれば憂い無しです。それではまだまだ現役バリバリのフュージョンで快適なツーリングをお楽しみください。