トラックのタイヤには種別が色々。用途について調べてみました

トラックのタイヤには幾つものパターンや規格が有ります。ダンプ、トレーラー、長距離トラック等。乗用車と同じく燃費や耐久性も考慮、尚且つ企業のコストを抑える工夫まで、トラックのタイヤがどの様に選択され、使われているのか。用途に適したタイヤとメリットを調べてみました

トラックのタイヤ 用途の適合

 タイヤの種類はJIS(日本工業規格)により定められています。トラック用のタイヤも
 構造や性能によって細かく分類されます。それぞれの種別と特徴をまとめてみました。

トラックのタイヤ 役割り

トラックのタイヤには4大機能と言われる、4つの大きな役割があります。

 まず荷重を支える負荷性能、路面からの衝撃を吸収する乗り心地性能、駆動力を路面に
 伝えるけん引制動機能、方向を転換する操縦性能等、4つの役割があります。

トレーラーのタイヤ

タイヤは単なるゴムではなく、その構造を見るととても複雑で精巧にできています。

 大型トレーラーで、一番後ろの軸以外を浮かせて走行しているクルマを見ます。
 実はこれ、リフトアクスル機構というエアサストレーラーに装備される機構なんです。

 そしてなんと!タイヤを浮かせる事で特大車から大型車扱いになり、高速道路の料金が
 約40%も安くなるのです。

トラックのタイヤ 構造

 構造からタイヤの種類を見てみましょう。タイヤのカーカス(タイヤの骨格)の配列
 の違いにより「ラジアル構造」と「バイアス構造」に大きく別けられます。トラックの
 タイヤの大半が、安定性、耐摩耗性などメリットの多いラジアル構造になっています。

トラックのタイヤ トレッド

タイヤ内部に空気を保持する構造によって、チューブレスタイヤとチューブ付きタイヤに分けられます。

トラックのタイヤ 性能

トラック・バス用、建設車両用と目的によっても分類され、機能によって様々なパターンがあります。

 トラックのタイヤが、直接路面に接する部分のトレッドというデザインも、排水性能や
 駆動性能、静動性などの機能によって様々なパターンがあります。

トラックのタイヤ

 トラックのタイヤは、駆動・制動・旋回といった動力を路面に伝えると共に、空気漏れ
 を防いだり、熱を発散させる役割を果たしています。また、車両の重量を支え路面から
 の衝撃をやわらげ、乗り心地を向上させる働きもあります。

路線トラックのタイヤ

トラックのタイヤは経済性、安全性、環境性が求められています。省燃費性や積載性の向上なども重視されます。

 トラックのタイヤは、耐摩耗性、耐バースト性、耐パンク性などの安全性はもちろんの事
 今日の環境保全に対する配慮から、低騒音性やリサイクル性も重視されています。

トレーラーのタイヤ

タイヤの本数が多くなる分、1本当たりの道路への負担が少なく出来ます。重トレ等はトラクターだけで10本、トレーラーは12本以上になります

トラックのスタッドレスタイヤ

 一般的なタイヤに対し、寒冷地で利用するタイヤとして開発された「冬用タイヤ」と呼
 ばれるものがあります。素材自体が柔らかく、細かく深い溝になっていて氷結路面でも
 安定したグリップ力を発揮するスタッドレスタイヤ。冬の寒冷地では欠かせません

トラックのスタッドレスタイヤ

トーヨータイヤのトラック用スタッドレス、М929プレミアムは雪道の安定性が高く評価されています

 最近はスタッドレスタイヤが、スノータイヤとほぼ同義として取り扱われていますが
 本来のスノータイヤは、チェーン無しでも雪道を走行出来るタイヤとして区分する為の
 用語であって、スタッドレスタイヤはあくまでスノータイヤの1種に過ぎないものです。

トラックのスタッドレスタイヤ

雪があまり降らない地域でもスタッドレスタイヤを着ける意味があります。外気温が摂氏7度以下になれば、スタッドレスに交換するサインです

 もうひとつ、スタッドレスタイヤ装着の注意点です。一昨年に購入したスタッドレスタ
 イヤ。目視できるグルーブ(溝)やサイプといわれる細い切れ込みがあるんですが、そ
 れらが摩耗していなくても経年劣化に依り、積雪路でグリップしない場合があります。
 必要に応じてタイヤチェーンを装着しましょう。

タイヤチェーン取り付け方法

トラックタイヤまとめ

 いかがだったでしょう。
 トラックのタイヤに付いて、新たに気付かれた点もあったかと思います。トラックのタ
 イヤで気を付けたいのは、ゴム質の劣化です。一般的にトラックのタイヤは6年、比べ
 てスタッドレスは3年がゴム質の寿命と言われます。トラックのタイヤは劣化が早い
 ので、経年劣化からのバースト等にも気を付けたいですね。

 大半のトラック用タイヤが安定性、耐摩耗性などメリットの多いラジアル構造になって
 います。ドライ性能・ウェット性能、燃料消費率。トラックのタイヤを選ぶ上で重視する
 ポイントになればと思います。


 それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。

1

関連するまとめ

このまとめに関するまとめ

このまとめに関するキーワード

キーワードからまとめを探す

アクセスランキング

最近アクセス数の多い人気のまとめ