トヨタのおしゃれコンパクト・WiLL Viの気になる中古車の価格は？

ではまず、トヨタWiLL Viついてご説明しましょう。
２００１（H13）年に、21世紀の新たな市場創出を目指す異業種合同プロジェクト「WiLL」。その名で統一名称を冠して自動車部門では、トヨタのコンパクトセダンとしてWiLL Vi（ウィル ブイアイ）がデビューしました。

ヴィッツと同じプラットフォームですが、ボディパネルやインテリアなどはまったくの別物で、シンプルなパネルをシャープに組み合わせたエクステリアに、なごやかなリビングのようなシートや室内となっています。
搭載されるエンジンは88ps/12.5kgmの1.3L直4DOHCで、平成12年基準排出ガス25パーセント低減レベルの基準をクリアしました。これにコラム式4ATが組み合わされています。

また、安全機構として、衝突安全ボディ、デュアルエアバッグなどが全車に標準で装備されています。
その後の派生モデルとして、「WiLL VS（ウィル ブイエス ）」や「WiLL CYPHA（ウィル サイファ）」といったものがあります。WiLLプロジェクトの先駆けともいえるモデルが「WiLL Vi」です。

ではWiLL VIの中古車の相場を見ていきましょう。
トヨタ WILL VI の新車時価格は130万円～145万円で、中古車相場は8万円～61万円となっております。
注目ポイントはその「安さ」です。さほど年数は古くはないとはいえ、同社のヴィッツやカローラと比べて、「WiLL Vi」の知名度はいまひとつ。その点に加え、好き嫌いが分かれるその独特なスタイルを持つWiLL Viは、新車時よりも圧倒的に安い値段で、手に入れることができます。

後はなんと言っても「内装のおしゃれ度合い」です。
トヨタならではの非常に完成度の高い、特に女性に喜ばれるような内装のおしゃれ感は、ほかの車とはまったく異なる、魅力的な点です。
そんなWiLL Viにおける、状態のよい中古車をどういう観点で判断したらよいか、内装編と外装編に分けて、ご紹介させていただきます。

まずは内装です。
おしゃれが売りのWiLL Viですから、シート地や内装生地等がぼろぼろとなっていては最悪です。中古車の目立つ傷や擦り切れ等がないかの確認をしましょう。
あとは、シートの倒れ具合等の機能的な面も忘れずにチェックしましょう。中古のWiLL Viのトランクルームも確認したほうが中古のWiLL Viの良し悪しの分別できる点の一つにもなります。

続いて外装です。
中古車を見る際に、ボディにおける目立つ傷やへこみ等があれば避けるべきでしょう。修復歴があれば尚更です。

そして問題はエンジンの状態です。
登場してから年式もそれなりに経ってきたので、エンジンオイルの状態や漏れがある中古車も出てくるでしょう。それ以外にも、バッテリー供給は安定かどうか、セルは問題なく回るか等も、実際にエンジンをかけるか、可能であれば「試乗する」ことができれば、状態がよいか見極められるでしょう。

いかがでしたでしょうか？
今回はWiLL Viにおける中古車価格のチェックとともに、中古のWiLL Viを探すときに役に立つ、見極めポイントとなる事柄を、内装と外装それぞれの観点からご紹介させていただきました。

このほかにもタイヤの擦り減り具合など、中古のWiLL Viを探す際の見極めポイントがございますが、直接その目でじっくりと、中古のWiLL Viを探していくのも楽しい時間を送れるはずです。ぜひご参考までに、中古の状態のよいWiLL Viを探してみてはいかがでしょうか？