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便利なキーシステム。トヨタのスマートキーの特徴や疑問を大紹介☆

皆さんスマートキーシステムは活用していますか?今回はトヨタのスマートキーについて大解剖☆基本のドアの施錠からセキュリティシステムまで今や当たり前となりつつあるスマートキー。大手車メーカー、トヨタのスマートキーシステムの便利な特徴や様々な疑問を大紹介します。

スマートキーとは?

今回はトヨタ自動車のスマートキーについて紹介しますが、そもそもスマートキーとはどのようなものなのでしょうか。まずはスマートキーについて見ていきましょう。

『スマートキー』とは、鍵をシリンダーに挿すことなくスマートキーをポケットなどに携帯していると、ドアの解錠・施錠やエンジン始動出来る鍵のことで、トヨタ自動車ではキーとリモコンの二つの役割りを一体化しています。この機能をもった鍵を『スマートキー』と言い、トヨタ以外の他社でも同じ機能を持った鍵が存在しますが、メーカーによって名称が異なります。
トヨタのスマートキーの形は四角く、コンパクトなリモコン状のものや鍵を持つ部分にリモコンが付いている物が多いのが特徴です。

トヨタの自動車では、
アイシス・アクア・アルファード・WISH・ヴォクシー・エスティマオーリス・カローラ・クラウン・ノア・プリウス・プリウスαプレミオ・マークX・ラクティス
などが、スマートキーに対応しています。

トヨタのスマートキーのここが便利!!

それでは早速トヨタのスマートキーの便利な機能について見ていきましょう。

ポケットに一つ携帯するだけ

トヨタのオプションのスマートキー、スマートキー一体タイプなら、今までのように面倒な“2つ持ち”は必要ありません。かさばらずにスマートに持ち運べます。またキーを出す必要がないので、荷物が多い時や雨の日に鍵をシリンダーに差し込む手間がいりません。

エンジン起動や起動準備も楽々

スマートキーは、ブレーキを踏んでPOWERボタンを押すだけでエンジン・ハイブリッドシステムが起動します。
また、トヨタのスマートキーの特徴として、寒い外気温が5℃未満の時、リモートサポートを操作すると、自動でフロントとリヤのヒーターが作動。忙しい出勤時など、霜取り作業の手間が省けて便利です。出発前にエアコンを入れることも可能なので、季節を問わずいつでも快適に乗車できます。トヨタ純正品のスマートキーならエアコンをOFF設定のまま降車しても、リモートスタートを作動させれば自動でエアコンがONになります。

セキュリティもバッチリ

もちろんトヨタのスマートキーは気になるセキュリティ面も考えられています。スマートキーで解錠後、約30秒以内にドアを開けなかったときは、盗難防止のため自動的に施錠されます。
また、車内にスマートキーを置いたまま、ドアを施錠したり、シフトレバーをP以外の状態で、パワースイッチまたはエンジンスイッチをOFFにせず運転席ドアが開くと警告音が鳴ります。

トヨタのスマートキーには、キーに信号発信機が内蔵してありあらかじめ登録されたキー以外ではエンジンを始動できないという『イモビライザーシステム』が搭載されており、盗難防止にも役立っています。

電池が切れても手動可能

予測の出来ない、またなかなか交換することのないスマートキーの電池ですが、トヨタのスマートキーはそんな電池対策もバッチリです。
長い期間使用しない場合、スマートキーの電池と車両のバッテリーが上がるを防止するため、節電機能が働きます。スマートキーの電池残量が少なくなるとエンジンを停止した際に、ブザー音、メーター内警告表示、警告灯などで車からのサインがあります。
また、もし電池が無くなってしまっても、内蔵されているメカニカルキーを取り出し、ドアの解錠・施錠、エンジンの始動ができるので、もしもの時も安心です。

オプションで購入可能 トヨタのスマートキー

トヨタではオプションとしてスマートキーが購入できるようになっています。
これなら自分の生活のニーズに合わせてスマートキーを選ぶ事が可能ですね。

スマートキー一体タイプ

スマートキー機能を一体化し、携帯性を向上した新タイプ。

【価格】
¥66,960-(税別¥62,000)
【大きさ】
サイズ:L91mm×W44mm×H20mm(メカニカルキー装着時、除く突起部分)
リモコンアンテナ部:149mm(伸長時)

【主なスマートキー機能】
・ドアの施錠・解錠(スマートエントリー機能およびワイヤレスドアロック・アンロック機能)
・トランクの解錠(スマートキー機能およびワイヤレス機能)
・エンジンの始動・停止
・電池切れ時のメカニカルキー内蔵
・主なリモートスタート機能
・リモートエンジン作動
・アンサーバック機能(音・LEDの光)
・電池残量警告表示(音・LEDの光)
・エアコン制御機能
・リモートスタート作動中のスマートエントリー機能(ドアの解錠)
・デフロスター・デフォッガー・ミラーヒーター制御機能
・暖機時間3段階切替機能(10,20,30分)

ベーシックタイプ

価格もボディもコンパクト。基本機能を充実。

【価格】
¥47,520-(税別¥44,000)
【大きさ】
サイズ: L62mm×W36mm×H18mm(除く突起部分)
リモコンアンテナ部: 156mm(伸長時)

【主なリモートスタート機能】
・リモートエンジン作動
・アンサーバック機能(音・LEDの光)
・電池残量警告表示(音・LEDの光)
・エアコン制御機能
・リモートスタート作動中のスマートエントリー機能(ドアの解錠)
・デフロスター・デフォッガー・ミラーヒーター制御機能
・暖機時間3段階切替機能(10,20,30分)

トヨタのスマートキー 様々な疑問

さてここまでトヨタのスマートキーの便利な特徴について見てきましたが、次はスマートキーを利用する際に浮かんでくる様々な疑問について見ていきましょう。

電池切れしたらどうすればいい?

トヨタのスマートキーには、スマートキー一体タイプ・ベーシックタイプともに電池残量警告機能が付いており、リモートスタートの電池残量が少なくなると、操作時に電池残量警告インジケーターが点滅して知らせてくれます。

もし、交換を忘れたりで電池切れした時は、スマートキーに内蔵されているメカニカルキーを使って運転席ドアを解錠します。運転席に座り、トヨタエンブレムのある面でエンジンスイッチに触れ、ブレーキペダルをしっかり踏み込みます。マルチインフォメーションディスプレイにキーマークが表示されていることを確認し、エンジンスイッチを押すと、手動でエンジンをかけることが可能です。

使用方法により大きく変わりますが、トヨタのスマートキーの電池の標準的な寿命は約1~2年程度です。

スマートキーを紛失したら?

スマートキーを採用しているトヨタの車種はイモビライザー(盗難防止機能)も一緒に装備されています。スマートキーを紛失した場合、合鍵を作製したい場合は、イモビライザーとスマートキーの登録が必要となります。
トヨタのディーラーに依頼すると、スマートキー(マスターキー)を作製するには、ディーラーの診断機ではコンピューターの初期化ができず新品のコンピューターに交換するため、数十万円かかる場合があります。

スマートキーをインロックしてしまったら?

ドアポケット付近等にスマートキーを置いたまま車外に出ると、電波の状況によっては車外アンテナに検知されて車外からのドアロックが可能になる場合があります。
電子キーが車内に閉じ込められる(インロック)おそれがあるため注意しましょう。
もしインロックされてしまったら、マスターキーを使って解錠するか、JAFなどを呼んで解錠してもらいましょう。

スマートキーが正常に働かないおそれのある状況、及び注意点。

トヨタに限らずすべてのスマートキーに言えることですが、保管の際には、電池の著しい消耗を防ぐため、テレビ・パソコン・電磁調理器・携帯電話やコードレス電話機および充電器など、磁気を発生する電化製品の1m以内には保管しないようにしましょう。また、故障の原因となりますので、ダッシュボードの上など高温になるところや湿度の高いところも放置厳禁です。

トヨタオリジナルのスマートキー

トヨタのクラウンやエスティマなどの一部車種では、軽量・高硬度・耐腐食性も高いチタンが使用された腕時計型のスマートキー、キーインテグレーテッドウォッチがあります。
また、ハート型のオリジナルスマートキー『welje(ウェルジュ)』や、トヨタ純正のスマートキーカバー等も販売されています。
トヨタの車に合わせてスマートキーを自分仕様にするのも楽しそうですね。

トヨタのスマートキーは機能バッチリ

さてここまでトヨタのスマートキーについて見てきましたがいかがでしたでしょうか。
さすがのトヨタだけあって、防犯機能等の性能は抜群ですね。またトヨタ純正のスマートキーカバーも多く販売されているようで、デザイン性にも富んでいます。
活用すればとてもスマートな生活が送れそうですね。

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