記事ID194のサムネイル画像

フォルクスワーゲン、新型パサート オールトラックを発表!!

3月に開催されるジュネーブモーターショー2015で、フォルクスワーゲンが新型パサード オールトラックを発表することが分かりました。この車の性能や特徴、および画像が公開されたので簡単にまとめてみました。

パサート オールトラックとは

オフロードにも対応しているこの車。2014年に販売した欧州仕様のパサートのステーションワゴン、パサート ヴァリアントをベースとして、先代のオールトラックと同様に4輪駆動システム「4MOTION」や、最低地上高を27.5mmまで引き上げたサスペンション、そしてボディの下側をガードするアンダープロテクション、ホイールアーチ・モールディングなどを装備しています。また標準装備のドライビングモードには、電子制御システムが悪路走行をサポートする機能が追加されており、登り坂で発進時の後退を防ぐ「ヒルスタートアシスト」や急勾配を下るときにアクセルを自動的に制御する「ヒルディセントアシスト」機能がついていたりと、まさにSUVにふさわしい1台となっています。

気になるスペックですが、2.0L 4気筒ターボエンジン TSI、最高出力148ps 217psや、2.0L 4気筒ターボディーゼルエンジン TDI、最高出力148ps 187ps 237psなどの計5種類エンジンを用意しています。また、6速デュアルクラッチトランスミッションまたは6速マニュアルトランスミッションの組み合わせとなります。さらに、220psのTSIまたは240psのTDIを積む上級グレードには、旋回時の内側輪が空転しそうになると自動的にブレーキを掛けてトラクションを回復させる「XDS+」が前後輪とも標準で搭載されており、それ以外のグレードもオプションで装備することが可能です。

フォルクスワーゲン・パサート・オールトラック2.0TDIについて

車高が嵩あげされた4WDのパサート・ワゴンは、昨年10月に英国のショールームに並べられた。エントリー・グレードの価格は£30,885(565万円)となります。
ベースとなったのは8世代目のパサート・ワゴン。外観上の変更点は、これまでのモデル同様あまり目立つものではなく控えめです。
なかでも目立つのはフロント・バンパーです。シルバーのプラスティック製スカッフ・プレート、黒色のスカート、上位グレード用のフォグ・ライトも専用品です。
グリルやフェンダーもまたオールトラック専用品。ミラーシルバーとブラックになる、ルーフには一体型のレールが加わりました。フェンダー・アーチモール、サイドシル、リア・バンパーはブラックに塗り分けられています。クローム地のテールパイプは横長の台形となっています。
アンダーボディ用のプロテクターはオールトラック用に強化されており、スプリング/ダンパーは基準車よりも28mm車高をあげています。
ホイールは標準で17インチ、テスト車には18インチのリムがついている。オプションで19インチを選ぶことも可能です。
英国内で展開されるオールトラックはディーゼル一択。2.0TDIエンジンは、チューンの度合いによって150psと190psに棲み分けされます。
前者は6速のマニュアル・ギアボックスが、後者は6速のオートマティックが組み合わされます。電気機械式のマルチ・プレート・クラッチ4モーションが標準なのは先代と同じです。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ