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スカイラインのクーペモデル、スカイラインクーペの魅力に迫る!

日産・スカイラインといえば、日産の人気種。歴史も長く、いろいろなボディタイプのスカイラインが作られています。今回はこのスカイラインクーペに注目!クーペってどんな車なのか、というところからスカイラインクーペの性能、評価まで、スカイラインクーペを徹底解剖します!

スカイラインとは?

日産・スカイラインとは、日産が製造・販売している乗用車のことで、初代が生まれたのが1957年と、とても長い歴史を持ちます。その歴史の中でいろいろと変遷がありましたが、現在はクーペタイプの「スカイラインクーペ」、セダンタイプの「スカイライン」、SUVタイプの「スカイラインクロスオーバー」が日産から販売されています。

上述のようにスカイライン長い歴史があり、2ドアコンバーチブル、4ドアセダン、4ドアハードトップ、3ドアバン、5ドアバン、5ドアステーションワゴン、5ドアハッチバックと様々なボディタイプで販売されてきました。

プリンス・スカイライン(初代) ALSI型

発売は1957年4月

現在販売されているスカイラインクーペの「クーペ」というのも、車のボディタイプのひとつです。

ではこの「クーペ」というのはどういう車のことを指すのでしょうか?

クーペとはどんな車のこと?

クーペ

ミニクーペ クーパー キセノン

クーペの定義

「クーペ」というものを簡単に説明しますと・・・
「2ドア、前部座席(主座席)のみ、2人乗り」、の車のことを指します。

ただ、現在ではクーペの多くは後部座席を持ち、4人乗りまたは5人乗りの車となっています。
スカイラインクーペも2ドア、4人乗りの車です。

クーペの特徴

上述のように本来ならクーペは二人乗りの車ですが、現在ではこの定義もあいまいになってきています。4人乗りだったり、4ドアでもクーペを名乗っている場合もあります。またスポーツカータイプの車を総称してクーペと呼んでいる場合も。

最近ではクーペの持つ他のボディ形や特質も判断材料になっているようです。ボンネットの長さや車高の低さ、スポーツ性とデザイン性などが重要視されています。

スポーツカーとクーペ

ところでスポーツカーとクーペは同じものなのでしょうか?これは表しているものに違いがあって・・

スポーツカーとは使う目的を表した用語です。スポーツのようにドライブを楽しむ目的で作られた車のことです。対してクーペとは車のボディ形状を表した用語で、定義どおりなら2ドア、2人乗り車のことです。
つまり、スポーツカーであればクーペ(2ドア2人乗り)であることが多いですが、ボディ形状がクーペであるとは限らない、ということになります。

スカイラインクーペの魅力~走行性能~

では本題!スカイラインクーペについて見ていきましょう!まずは走行性能についてです。
スカイラインクーペはどのような走りをみせてくれるのでしょうか?

スカイラインクーペ

エンジン

エンジンルーム

エンジンは、ホンダの新開発3.7リッター「VQ37VHR」(333ps、37.0kgm)。このエンジンにはバルブ作動角・リフト量連続可変機構、VVELが初採用されています。このVVELは、ハイレスポンス・高出力・低燃費・クリーンな排出ガスを実現する日産独自の技術です。先代CV35型クーペより排気量は200㏄アップしながらも燃費性能を10%ほど向上させています。

ボディ

新世代FR-Lプラットフォーム

フロントミッドシップにエンジンを搭載。
エンジン搭載位置を低下させ低重心化をはかり、VQ37VHRエンジンのパワーを最大限に引き出すため、ボディ剛性をアップさせています。
また、シートのヒップポイントを下げることで、スポーティな走りと安定感を実感できるレイアウトになっている、とのこと。
高剛性・低振動のボディはワインディングでの一体感、安心感のある高い走行性能、そして快適な乗り心地を実現させてくれています。

走行性能について、購入者・試乗した人の評価

大きくなったスカイラインだが、運転感覚はドライバーとクルマの間に一体感のあるものだ。アクセルを踏めば前に進み、ステアリングを切れば向きを変えるといったごく当たり前の動きが、文字通りドライバーの思いのままに実現されるのだ。今回スカイラインクーペには久し振りに試乗したが、このダイレクト感というか、運転している実感というかは、とても良いものだと思った。

出典:http://review.kakaku.com

ハンドリング、ブレーキングは好感が持てました。
特にブレーキは効きのよさもさることながら、細かいコントロールができ使いやすかったです。

出典:http://review.kakaku.com

車重が重く、特に走り出しで重さを感じる。

出典:http://www.carsensor.net

スカイラインクーペのエンジンのパフォーマンスや足回りの良さ、ハンドリングの正確さなどが高く評価される一方で、車重があることが気になっている人が多いようでした。

スカイラインクーペの魅力~スタイリング~

クーペの魅力は、やはりひと目でそれとわかる造形美にある。”美しい”や"カッコ良い”を感じてしまうのは人間の本能であり、クーペの造形美こそ、その本能をかき立ててくれる。

出典:http://www.goo-net.com

という言葉にあるように、クーペの一番の魅力は、その「かっこよさ」にあると言えます。個人個人で好みはありますが、「かっこいい!」と思えることがクーペでは重要なようです。それを踏まえて、スカイラインクーペのエクステリアや、デザインを見ていきましょう。

テーマは「艶やか」

スカイラインクーペ

力強さに優雅さが加わった、フロントフェンダーのライン、流麗なシルエット。

スカイラインクーペのスタイリングは「艶か(あでやか)」をテーマにしているとのこと。
先代からシャシーの骨格を受け継いでいますが、デザインと安全性の両立のために新技術、ポップアップエンジンフードが採用されるなど、日産のこだわりが見えます。
また、ヘッドランプの位置をエンジンフードから離して生産工程を手作業とするなど、ここでもスタイリングのためのひと手間、コストをかけて作られているようです。

スカイラインクーペ

後輪駆動感、性能感を表現したとのこと。リヤにはボリューム感があります。

スカイラインクーペは、他のスカイラインシリーズと、サイドターンランプ、ドアミラー、ドアハンドルを共通としていますが、そのほかは完全な新設計です。
艶やかさ、ミディアムのクーペらしいボリューム感がスカイラインクーペの魅力となっているようです。

デザイン・スタイリングについて、購入者・試乗した人の評価

純正のままでも十分ですが、自分はスポーティーパッケージのエアロを装着しました。シンプルでいてかっこいいと思います。

出典:http://review.kakaku.com

日本車っぽくないデザインが好みです。
しかしフロントの車高が高すぎるような
あと2~3cm低くても走行に支障はありませんしもっとかっこいいと思います。

出典:http://review.kakaku.com

日本車では皆無といっていい優雅さと妖艶さを持った最高の車です。

出典:http://voice.nissan.co.jp

スカイラインクーペのデザイン・スタイリングについては、みなさんの評価は高いようでした。また日本車でこのようなクーペがあることを、皆さん喜んでいるようでした。

スカイラインクーペの燃費と価格

ではここでスカイラインクーペの気になる燃費・価格について見ておきましょう。
魅力的な走行性能・スタイリングをもつスカイラインクーペの価格はどのくらいなのでしょうか?

スカイラインクーペ

「370GT Type SP [7M-ATx]」  5,432,400円     8.9 km/L

「370GT Type S [7M-ATx]」   4,978,800円     8.9 km/L    
    
「370GT Type P」       4,935,600円     9.3 km/L     

「370GT」           4,460,400円     9.4 km/L

「370GT Type SP [6MT]」    5,324,400円      8.8km/L

「370GT Type S [6MT]」     4,870,800円      8.8km/L

スカイラインクーペの価格・燃費についてはこのようになっています。
どのグレードも400万越えとなっているので、すこし手が出にくいかもしれませんね・・。
燃費のほうもやはり、大きさや重さも関係しているのか、あまり良いとはいえないようです。
購入者からの評価でも燃費の悪さの指摘がいくつか見られました。

スカイラインクーペの乗り心地、そのほかの評価

では次は、走行性能や、スタイリングを踏まえたうえでのスカイラインクーペの、乗り心地の評価を見ていきましょう。スカイラインクーペの走行性能やデザインの良さは上記のとおりですが、乗り心地という点では、みなさんどのように感じているのでしょうか?また、購入者が感じたそのほかのスカイラインクーペの評価も載せていきたいと思います。

スカイラインクーペ

・「家族4人が快適に乗れ、走り良し、スタイル良し、静粛性良し、安全性良しという事で
選びました。ゆっくり走っても感動できるこのクーペは、当分手放せそうもありません。」

・「シートは体がつつまれるようにできており、まるでコックピットのようだ」

・「朝エンジンをかけた時の高揚感と同時にくる安心感は、仕事に向かう意欲と頭の整理につながり、五感に直結する車とのフィーリングは体を刺激し目覚めさせてくれる。ストレスのない乗り心地で気持ちよく仕事に入ることができている。帰りには今日一日を振り返り、リラックスさせてくれる静けさを車が与えてくれているかのように感じる。」

乗り心地に関しては、みなさん高評価で、静粛性や安定感、リラックスして走ることができる、など満足感が高いようでした。そのほかには・・


・「街を走っていると、必ず誰かがギョッとした感じで見ますし、SAでは「スゴイ車だねー」
と声を掛けられる事もシバシバです。
他の高級車・外車には無い存在感があると思う今日この頃です。」

・「外車で同程度の性能なら1000万はすると思いますがね~
良い買い物をいたしました。」

などの声が見られました。価格についても決して安くはない価格帯なのですが、この性能からすれば安く感じる、というような評価がいくつかみられました。

スカイラインクーペを見に行ってみませんか?

スカイラインクーペ

いかがでしたでしょうか?
日産の人気種スカイライン、そのクーペモデルについて、性能や購入者の評価等を重点的に見てきました。

実際のところ、クーペという車は日本ではほとんど作られていない、というのが現状です。輸入車ならたくさん入ってきているのですが・・・。
一昔前は、クーペというのは、かっこいいクルマの代名詞でした。みんなの憧れ、それがクーペだったのですが、やはり2シータ、もしくは後席はあっても狭く不便、家族向きではない、という面がネックでした。そのほかにも理由はありますが、時代の流れとともに国産クーペは姿を消していきました。

しかし本当は、クーペというのはとてもかっこいいクルマです。それはスタイルに現れています。みんなが「おっ」と思うような流麗なデザイン、ひきつける存在感、それが今も昔も変わらないクーペの魅力です。スカイラインクーペもそのようなクルマなのです。

「もしクルマが、ただの便利な道具なら、クーペなんかいらない。日本に、ク­ーペのときめきを」
スカイラインクーペのCMでは、イチローがこのように言っていました。
この言葉が、クーペという車のすべてを、あらわしているように思います。

皆さんも車を購入する際は、クーペというかっこいい車を、一度見てみてはいかがでしょうか。

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