バッテリーあがりで困る事のナンバーワン、つなぎ方をお教えします

今回はバッテリーのつなぎ方の記事になります。急なバッテリーあがりで困ったことはありませんか?故障車と救援車の対応の仕方だけでなく、バッテリー交換時のつなぎ方、ついでではありますが、24V車のバッテリーのつなぎ方までをご紹介したいと思います。

エンジンが掛からない!

出先で、または出掛ける時に、急にマイカーのエンジンが掛からなくて困った経験は、お車に乗られている方ならばかなりの確率であると思います。セルモーターが回っているのならば別ですが、セルモーターも動かないとなるとまずはバッテリーあがりを疑っていいと思います。

JAFによると救援出動の一番多いのがバッテリーあがりで、年間80万件もあるそうです。これは二位のタイヤ関係のトラブルの二倍以上だそうです。いつでも対処できるようにバッテリーブースターケーブルの車載は勿論の事、正しいつなぎ方を覚えておきたいものです。

つなぎ方の前にバッテリーに合わせたケーブルの選び方

豊富なバッテリーの種類に合わせてブースターケーブルも考えましょう

つなぎ方を覚える前に

12V 80Aのブースターケーブル

ブースターケーブルはカー用品店などで500円くらいから購入できますが、ご自分の使用しているバッテリーに合わせて購入される事をおすすめします。写真のものは12V80Aのものですが、この大きさですと軽自動車用くらいに考えて頂きたいと思います。概ねですが、バッテリーに書かれている40とか80とかの数字を1.6倍したもの以上を使えば間違いがありません。いざという時はこの記事を思い出して下さい。

いよいよつなぎ方です

まずはバッテリーがあがってしまい、とにかくすぐにエンジンを掛けて車を動かしたいという前提で記事を進めて行きたいと思います。ここからは、便宜上バッテリーがあがってしまった車を「故障車」、助けにきてくれた車を「救援車」と呼ぶことにいたします。

バッテリー位置を確認して作業のし易い状態に二台を持っていきます。

望ましいのは故障車の使っているバッテリーより救援車の使用バッテリーの方が大きいことです。そして、写真のように両車ともに左側にバッテリーが付いている場合などは、駐車スペースさえ許せばバッテリー同士がもう少し近い方が作業がし易いと思います。狭い場所での作業はつなぎ方の間違いを起こしやすいですから。スペースの事を考えて、長めのケーブルを用意するのも一つの手です。

赤プラス黒マイナス

バッテリーのつなぎ方略図

お手持ちのバッテリーケーブルの色を確認しましょう。赤と黒の二種類のケーブルが一組になっていると思います。故障車も救援車も「必ず」赤をプラス端子に接続して下さい。そして黒をマイナス端子に接続します。順番は故障車のプラス(赤)が一番目、次に救援車のプラス、三番目が救援車のマイナス(黒)、最後に故障車のマイナスです。

バッテリーのつなぎ方、ここだけは気を付けて!

その①故障車のマイナス端子はアースさせる

故障車のエンジンブロック

前項でバッテリーのつなぎ方、というよりつなぐ順番を紹介しましたが、より安全を期すために最後の故障車につなぐマイナスは、バッテリーではなくエンジンブロックにつなぎましょう。バッテリーからは常に水素ガスが発生しています。通電の瞬間に火花が飛ぶことがあります。これが水素に引火すると、最悪爆発の危険もあります。最後のマイナス端子は、バッテリーから離れたところにつなぎましょう。

その②ケーブルの容量が足りないと

ショートや大容量電流が流れた時、簡単に発火するケーブル

先の項でも書きましたがケーブルの容量は大切です。ケーブルの持つ最大容量が低いと、つなぎ方云々よりも、充電自体が不十分でエンジンが掛からないことがあります。当然長い時間充電をするわけですが、そうなるとケーブル自体がどんどん熱を持ってきます。最悪発火などもあり得ますのでバッテリーに合わせたケーブルを用意して下さい。

24Vバッテリーのつなぎ方

「渡り線」で直列された12Vバッテリー

実はSUVやトラックなどの「24V」仕様の車でも、使われているバッテリーは12Vのものが殆どです。通常「渡り線」と呼ばれる直結ケーブルで2個のバッテリーをつなぎ、24Vとしてつかっています。つなぎ方に少しコツがいります。

24Vバッテリーのつなぎ方略図

先に紹介したバッテリーのつなぎ方と基本は同じです。故障車のプラスから順繰りにつないで行くわけですが、気を付けなければならないのは、「渡り線」の取り付けてあるターミナルには何も接続しないことです。それは故障車も救援車もつなぎ方は同じです。

エンジンの掛け方の基本

さて、バッテリー同士が連結されましたら、いよいよ故障車のエンジンを掛けるのですが、ここであわててはいけません。救援車のアイドリングを少し高めに保ってもらい、30秒ほど故障車に充電します。そしてエンジンキーを回すのですが、セルモーターを回すのは10秒ほどにして下さい。もし一発で掛からなかった場合は、また30秒ほど待ってからにして下さい。くれぐれも無理をしてはいけません。救援車のバッテリーの能力低下にもつながってしまいます。

エンジンが掛かったら

エンジンが掛かったらすばやくケーブルをはずしますが、正しいつなぎ方を覚えておいてください。外す時はその逆の手順になりますから。つまり、故障車のアース(マイナス)からはずし、次に救援車のマイナスをはずす、という具合です。

エンジンが掛かったら救援者にお礼を言いましょう

救援者にお礼を言ったら充電をかねてしばらく車を走らせます。概ね一時間を目安にと言われていますが、そのままカーショップや整備工場などに行き、店員さんに相談するのもいいかも知れません。

いかがでしたでしょうか?

最近ではケーブルのパッケージにきちんと容量と簡単な適合車種が書かれています。正しいつなぎ方まで書かれていれば良いのですが、そこまではなかなか無いようです。いざという時のためにこの記事を覚えておいていただければ幸いです。ありがとうございました。

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