エンジンオイルの規格やそれぞれの違いについてまとめてみました

エンジンには欠かせない物のひとつといえばエンジンオイルです。オイルはエンジンの血液ともいわれるほど重要なものです。エンジンオイルには粘度や性能などによってさまざまな規格があります。自分の車に合った規格のエンジンオイルを入れてあげることが大切です。

エンジンオイルの役割

エンジンオイルとは実際にどんな役割を果たしているのでしょうか?
まず思い浮かぶのがエンジンの金属同士の潤滑を行っているということだと思ます。
しかしエンジンオイルの役割はそれだけではなくさまざまなところで仕事をしています。
主な役割をまとめてみました。

防錆効果

金属部分の錆を防ぐ役割をしています。空気中の水分など錆の原因になるものからエンジンを守っています。

冷却効果

エンジンの熱を冷やす仕事は主に冷却水が行っていますが、エンジンオイルもその手助けをしています。

密封効果

エンジンの圧縮工程や燃焼行程においてそのエネルギーが漏れないように、ピストンとシリンダーの隙間を密封しています。

洗浄効果

エンジンの燃焼によって発生するカーボンやスラッジなどを吸収してエンジンの内部を綺麗な状態に保っています。距離数を走った車のオイルが黒く汚れているのはこのためです。

この様にいたるところに循環していますので、洗浄効果が無くなってくると循環路のつまり原因にもなります。

以上がエンジンオイルの主な役割になっています。
そして以上のような性能をどれくらい果たせるかや環境性能などによってエンジンオイルの規格というのが決まってきます。

エンジンオイルはとても働きものですね

エンジンオイルの規格の表示について

エンジンオイルの規格といってもその表示にいくつかあります。
・SAE(米国自動車技術者協会)粘度番号
・API(米国石油協会)規格及びマーク
・LSAC(潤滑油国際標準化及び認定委員会)マーク
・ACEA規格
・JASO
などの規格がそれぞれの機関によって定められています。
エンジンオイルというのはその車の使い方にあった規格のものを入れる必要があるのでこれだけ細かく表示が分かれています。
この中のすべてを知るということは大変なことだと思うので、オイル交換をするときに知っておいた方が良いことを主にまとめていきたいと思います。

エンジンオイルの規格 SAE 粘度番号について

この規格はエンジンオイルの粘度を知るための規格です。
この粘度番号は0Wから60までの11段階で分けられていて、SAE番号が大きくなるほど
オイルの粘度が高い、つまり硬いオイルということになります。
またエンジンオイルにはシングルグレードや二つの粘度番号を持つマルチグレードというものがあります。
マルチグレードのオイルの方が使用可能な温度範囲が広いエンジンオイルとなっています。
この粘度を知ることで使用条件に合ったエンジンオイルを選ぶことができます。

缶の真ん中あたりに5W-30と表示されているものがSAE粘度番号です。

例えば上の20L缶の画像のエンジンオイルSAE粘度番号は5W-30ということになります。
最近のエンジンオイルはマルチグレードが一般的です。5W-30くらいの粘度のオイルが一番多く使われているオイルかと思います。低燃費車などにはさらに粘度の低0W-20などといったさらに粘度の低いオイルが使われることもあります。

エンジンオイルの規格 apiについて

この規格は簡単に表すとエンジンオイルを性能別にランク付けしたものです。
ガソリンエンジンオイル規格は、SAで始まりSB、SC、SD…となり現在最高規格はSNクラスまであります。もちろん値段も上の規格になるほど上がっていきます。
またディーゼル車用のエンジンオイルはCAから始まりCF-4が現在の最高規格になっています。
最近の車に使われているエンジンオイルはSLから上の規格がほとんどだと思います。カー用品店などでよく激安オイル交換!などとやっているところのオイルは規格が最高クラスのものでない物が使われていることがほとんどなので安くできるというカラクリなんです。エンジンのことを一番に考えるとやはり最高規格のSNオイルを入れて上げることが好ましいといえます。

ガソリンエンジンのAPI規格についての一覧表

エンジンオイルの規格 jasoについて

ここでもう一つ知っておいていただきたいのがこのjasoという規格です。
最近耳にすることが多くなってきたクリーンディーゼルなどに関わってくるものです。
この規格は日本のディーゼル車用のエンジンオイルについてのガイドラインで次の3種類があり
・DH-1
・DH-2
・DH-1
となっています。
ディーゼルエンジンは基本的にガソリンエンジンよりもエンジン内部が汚れる構造になっていたりしてオイル自体にかかる負担が大きくなっていますのでその分性能も高くできています。その分値段も高いということです。
現在各メーカーのディーゼルエンジンにはそれぞれに合った純正のエンジンオイルを使っていることがほとんどです。なので値段が安いからといって社外のエンジンオイルなどを入れることはエンジントラブルの原因にもつながったりするためお勧めしません。

実際にディーゼルエンジンに社外オイルを入れてエンジントラブルに合ってしまった方もいるようです

エンジンオイルの規格についてのまとめ

いかがでしたでしょうか?車の血液ともいわれる大切なエンジンオイル。
次にオイル交換をされるときは値段だけではなく、種類や性能などにもこだわってみてはいかがでしょうか?きっとエンジンも喜んでくれるとおもいますよ。

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