創業75年。トヨタのエンジンの歴史とこれからについてまとめました

自動車の心臓ともいわれるエンジン。トヨタのエンジンにはさまざまな種類がありたくさんの技術が詰まっています。今回はトヨタのエンジンにスポットを当てて、これまでに生み出されたエンジンやこれからトヨタのエンジンがどう変わっていくのかをまとめてみました。

市場に出回っているトヨタのエンジンについて

トヨタのエンジンで現在市場に出回っているものといえば、直列3気筒エンジンや、直列4気筒エンジン、V型6気筒エンジンなどがほとんど主流ですがそのほかにもたくさんのエンジンの種類があります。 
トヨタの高級ブランドレクサスやランドクルーザーなどに搭載されたV型8気筒エンジン。センチュリーだけに搭載され、片バンクが死んでも走行が可能なV型12気筒エンジン。トヨタのエンジンの名機ともいわれ今も根強いファンがいる直列6気筒エンジンなど。その昔トヨタ初の大衆車といわれるパブリカに搭載されていた水平対向2気筒エンジンなんていうものもありました。

トヨタ初の一般大衆車パブリカ。販売当初エンジンは700ccの28馬力でした。

またこれらのエンジンは「型式」という数字や記号、アルファベットを使った名称で呼ばれており。気筒数や配置の仕方、年代などによって分類されています。

トヨタのエンジンの型式について

トヨタのエンジンは型式別に細かく分類されていて、いくつかの規則性があります。
例えば、最初に設計された基本型はアルファベットの前の数字が無いか、もしくは1なります。現在ヴィッツなどの小型車に搭載されているNRエンジンは1NR~8NRまでの種類があり8NRというエンジンが一番最近開発されたエンジンということになります。
そのほかの規則性としては、エンジン系列名が◯Zという二文字の表記のものは、1980年代末期から1990年代の間に開発されたエンジンで、エンジン系列名が◯Rという二文字の表記のものは、2000年代に開発された比較的新しいエンジンとなっているので、大体の開発時期が把握できるようになっています。

2ARエンジンは4気筒の2500ccのエンジン。クラウンハイブリットなどにも搭載されています。

エンジン系列名の後のハイフンの後にはいるアルファベットがエンジン要素というもので、GTEやFAE、FXEなどそのエンジンの要素によって変わってきます。
アトキンソンサイクルという技術が使われたハイブリット車などに搭載されているエンジンなどはFXEとなります。ヤマハが開発に携わったエンジンには1JZ-GTEのようにGという記号が入るようになっています。
そしてこの1JZ-GTEというエンジンはトヨタのエンジンの名機と呼ばれ今でも語り継がれるエンジンなのです。

トヨタの名機エンジン『1JZ-GTE』

これぞトヨタの名機1JZ-GTE!振動が少なく滑らかに回る直列6気筒。

この1JZ-GTEが名機として知られる理由について紹介したいと思います。
1JZ-GTEエンジンは、ヤマハ発動機が設計し、トヨタの供給していた2500ccの直列6気筒ターボエンジンです。主に90年代のトヨタスポーツカー、チェイサーやスープラ、ソアラなどに搭載されていました。
1JZ-GTEは優れた速度性能や加速はもちろん、当時としてトップクラスのターボラグ(ターボの遅延時間)の低減や、チューニングを施したエンジンは1000psを記録、それに耐えうる頑丈さ。スロットル全開で高回転まで回した時の甲高いエキゾーストサウンドなどが挙げられます。
またエンジンにはYAMAHAの刻印が打たれておりそれもファンにはたまらない魅力の一つとして挙げられます。
今はもう新車で手に入れることはできませんが車好きには根強い人気があり、程度のいい中古車などは今も高値で取引されています。

エンジンにはYAMAHAの刻印。ヤマハがエンジン開発に携わった証です。

トヨタとヤマハの関係

トヨタのプレミアムクラシックカー2000GT。色褪せぬ魅力があります。

ヤマハと聞くと大勢の人がピアノのヤマハを思い浮かべるかと思います。でも実はヤマハはエンジン屋としても高い技術を持っているのです。トヨタとヤマハの関係は1967年までさかのぼり、2000GTに搭載された3M型というエンジンが始まりになります。最近ではLEXUS LFAに搭載されたV型10気筒エンジンなどがあります。このエンジンには音楽屋としての技術も駆使し、排気音に特にこだわりを持って開発されました。フェラーリの音を目指したといわれるその音は鋭く切れのあるどの日本車にもないサウンドになっています。
意外と古くから続いているトヨタとヤマハの関係は、これかろもそれぞれの良さを伸ばしながら続いていくようなので、今後の新エンジンに期待です。

トヨタレクサスのスーパーカーLFA。V型10気筒エンジンのサウンドは迫力が違います。

今後のトヨタのエンジン

今後のトヨタがどうなっていくのか、そこには水素自動車が大きく関わってくるのは間違いないかと思います。トヨタは現在MIRAIという水素自動車を世界で初めて市販車として販売しています。二酸化炭素や、窒素酸化物などを一切排出しないこの車は究極のエコカーといえます。今はまだ水素スタンドなどインフラ整備の課題がありますが、第一歩を踏み出し始めました。
近い将来水素自動車が当たり前になっているかもしれません。

正解初の市販車FCV。これからの活躍に期待です。

またこれから車は買う時代から必要に応じて借りる、呼び出す時代になってくるかもしれません。トヨタはいま i-Road のようなパーソナルモビリティ いわれる分野にも力を入れているようです。この様な車から今まで以上に気軽に車=シェアするものという考えが広まっていくかもしれません。

トヨタのパーソナルモビリティ i-Road。タイヤは3輪で後ろのタイヤで操舵します。

トヨタのエンジンまとめ

トヨタのエンジンはこれからも進化を続けます。より燃費がよくなり環境に優しくなって日本の車業界のトップを走り続けることでしょう。とどまることを知らないトヨタ車が空を飛ぶ日も近い将来くるかもしれないですね。

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