記事ID29811のサムネイル画像

存在に気付かれにくく事故率の高い原付バイクのヘッドライトについて

原付バイクのヘッドライトは夜道を照らすだけが役割ではありません。他のドライバーに存在を気付いてもらい事故を減らす為にも効果が高いのがヘッドライトです。今回は小さな原付での悲惨な事故を防止してくれるヘッドライトの昼間点灯、常時点灯についてまとめてみます。

原付バイクのヘッドライトの役割

原付バイクのヘッドライトには、大きく分けて2つの役割があります。

1つめは周囲を見やすく照らす役割

夜道での走行時

当たり前ですが夜間走行時にヘッドライトがないと危ないですね。
道路を走行するうえで、走行ライン、歩行者や障害物の有無など周囲を観察し状況判断しなければなりません。

2つめは周囲に存在をアピールする役割

昼間点灯中

大型バイクでも自動車に比べると車体が小さく存在感は薄れてしまいます。その中でもさらにコンパクトな原付バイクはさらに存在感がなくなってしまいます。
他のドライバーや歩行者から見落とされ、急な飛び出しや無理な右折などで思わぬ事故に繋がりかねません。

平成10年4月1日以降製造の原付バイクのヘッドライト

原付バイクのオートヘッドライトの義務化

原付バイクの前照灯の昼間点灯が多くなっています。
これは、平成10年4月1日以降製造の原付バイクは、エンジンがかかっているとき強制的に前照灯が点灯する構造になっているからです。
国土交通省が自動点灯を義務化する最大の原因は、朝や夕方の薄暗い時の事故を大幅に減らそうとしたことにあります。

道路運送車両法保安基準32条(前照灯等)の7
「二輪自動車及び側車付二輪自動車に備える走行用前照灯及びすれ違い用前照灯は前各項の規定によるほか、原動機が作動している場合に常にいずれかが点灯している構造でなければならない」

出典:http://blog.livedoor.jp

法改正の以前(H10.3.31以前)製造の二輪車

この法律は適用されず、昼間の前照灯点灯の義務もありません。

特に事故の多い時間帯

特に夕方ですが、交通死亡事故の13%に当たる人が日没の1時間前後に事故を起こしているそうです。
法律的には日が暮れてからライトを点けることが決められているのですが、それを守っている人は全体の約20%ほどしかいないのだそうです。

原付バイクのヘッドライト昼間点灯の効果

原付バイクは特に存在感が薄い為、ヘッドライトを点灯させて、歩行者や対向車などに対して積極的に存在をアピールする事によって事故の防止に繋がります。

都心部での走行

都心の道路

影ができやすい道路

太陽が出ている時でも「朝の9時10時まで」や「お昼の2時3時頃から」は太陽が傾いて都心部でも高層ビルや街路樹などの陰ができやすくなります。歩行者や脇道から出てくる車が、影に一瞬溶け込んでしまったあなたの原付バイクをうっかり見落としてしまい飛び出してくることもあります。

山道などでの走行

山間部の道路

細くてカーブが多く見通しの悪い道路

山道などでは所どころ日陰ができているため、ヘッドライトを点灯することによってセンターラインをオーバーしてくる対向車が減るはずですし、尾灯が点灯していることによって後続車に対しても追従性・視認性が良くなります。

原付バイクのヘッドライトを昼間点灯してないと違反になるか

結論から申し上げますと、反則金も減点もありません。

原付の昼間点灯は、ほぼ常識になっています。しかしこの点灯は、法律で定められたものではありません。道路交通法を見てみると、第52条に(車両の灯火)の条項があります。

ヘッドライトON/OFFスイッチのある原付バイク

オートヘッドライトの原付バイクのスイッチは、ハイ/ローの切り替えだけですが、製造年月日が古い原付バイクには、ヘッドライトのON/OFFのスイッチが付いている場合があります。
上記で述べたように、事故防止の為消灯できる原付バイクに乗ってる方は、常時ヘッドライトの点灯をおすすめします。

オートヘッドライトの原付バイクにスイッチを後付けすると違反になります

不正改造

6000円の反則金!

例えば旧車(1998年以前製造)には、ヘッドライトスイッチが付いている車種が結構あります。そういう車種で日中にヘッドライトを付けていなくても違反にならないのです。逆に1998年以降製造のバイクに後付けでヘッドライトスイッチを付けて日中無灯火で走行していると違反になります。というより、ライトのON・OFFスイッチを取り付けていること自体が整備不良につながるので、それを発見された場合は整備不良で1点(6000円の反則金)の違反になるということです。

ヘッドライトが暗い

通常純正のヘッドライトにはハロゲンランプが多く使われています。
エンジンの回転数によって発生する電力が違うため、スロットル開度により明るさも変わってしまいます。
原付バイクのヘッドライトが暗いと感じる場合には、明るいタイプのハロゲン・HID・LEDに変更するのもよいでしょう。

ヘッドライトの種類

ハロゲンランプ

純正ハロゲンランプ

アイドリング時

ハイパーハロゲン

アイドリング時

ハロゲンヘッドライトは、電球の中にハロゲンガス(ヨウ素、フッ素、塩素、臭素など)を封入し、フィラメントを用いて発光させる仕組みです。価格が安いことから広く普及し、現在、世界的にはヘッドライトの約90%、国内でも約60%がハロゲンです。

HID

Solam(ソーラム)原付スクーター・ミニバイク用HID mini

HIDライトは、フィラメントを使わず、狭い電極間のアーク放電を利用して発光します。ハロゲンと比べてみると、「光束(こうそく)」と呼ぶ光の総量が3倍以上にもなり、平均寿命も3倍近く伸びています。

LED

サンヨーテクニカ ミニバイク用LEDヘッドライトバルブキット PH7

LEDは小さなチップが発光する仕組みです。複数のチップを並べて発光させるので、ヘッドライトを設計する際のデザインに自由度があること、また、消費電力が低いことが特長です。

まとめ

安全で快適な原付ライフの為に

今回はヘッドライトの昼間点灯・常時点灯に注目をしてまとめてみました。コンパクトな原付バイクの手軽さの半面、危険があることを意識して安全で快適な原付ライフを皆様も送ってください。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ