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駐車場所に困らない軽自動車だからこそ車中泊が良い、面白い!

車中泊を繰り返してのロングドライブ。わくわくします。しかし、狭い日本で大型のキャンピングカーは使い勝手があまり良くありません。そんな時軽自動車での車中泊旅行を考えてみてはいかがでしょうか?日本の国土に合った軽自動車での旅行を目一杯楽しみましょう。

旅に出る前に軽自動車を車中泊仕様にしよう!

スズキエブリーバン

今回の記事は「軽自動車での車中泊」ですから、基本的にテント泊の考えは除外して進めたいと思います。まず車内が(元々)フルフラットに近い状態になる、または(ある程度加工して)フルフラットに近い状態にできる事が条件になります。その上で軽自動車での車中泊が快適になる加工の仕方や、グッズ、心構えなどを紹介して行こうと思います。

軽自動車での車中泊に絶対必要なベッド

スバルサンバー軽キャン風
お一人様用ベッドとテーブル

車中泊で一番考えたい部分はどこでしょうか。はい、ベッド、正解です。とにかく車内が狭いのは仕方のない事なので、その中で旅の疲れを回復させなければなりません。それにはゆったりと眠れるベッドが必要です。軽自動車+ゆったり、という矛盾をアイデアでクリアしていかなければなりません。それには「何人で車中泊をするのか」をまず考えていきたいと思います。

軽自動車で車中泊、2人編

スズキのエブリーに自作のベッドキット

フラットにした荷室に直接マットなどを敷いて簡単に車中泊も良いのですが、それですと二人分の寝床を作った時点で荷物の置場に困ります。幾つかのボックスを並べてベッドを作っておけば、ボックス自体が収納スペースとして使えます。分割式にして積み上げておけば、二列目のシートも使用可能です。DIYに自信のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

ワゴンタイプではなくともエアマットを並べて

軽自動車での車中泊は、何もバンタイプの軽自動車だけの専売特許ではありません。最近の軽自動車はヘッドレストをはずしたり、リアシートを平らに畳んだりしてほぼフラットにできるものがかなり出ています。ただ「リラックスモード」はあくまでリラックスのためのトランスフォームであり、ぐっすり眠るためにはやはり一工夫必要です。災害時などにも役立つエアマット等を準備しておけば、狭い車内も即、寝心地の良いベッドに変身します。

ロゴス LOGOS スカイラダーベッド
価格 2,884円(税込)

こういった商品も最近ではかなり安価で手に入るようになりました。画像の商品はあの有名なアウトドアメーカーのロゴス製のものです。六千円弱で二人分のベッドが確保できます。

軽自動車で車中泊、3人編

スズキのエブリー
片側が二段ベッド

すでにお気づきの方もおいででしょうが、軽自動車での三人以上の車中泊は、乗用車タイプのものは推奨いたしません。やってやれない事は無いのですが、「狭い車内で大人の男が三人で寝るとか、何の罰ゲームだよ」との声が聞こえてきそうですから。バンタイプの車であれば高い天井高を活かして二段ベッドの設置をお勧めいたします。荷物は車内をすっきりさせたければルーフキャリアをお勧めいたします。

INNO エアロラック シェイパー80
メーカー希望小売価格(税抜き):26,000円
取り付けステーとコンテナボックスは別売り

軽自動車で車中泊、4人編

スズキのエブリー
二段ベッドで四人が寝られます

軽自動車のキャンピングカーであれば車内にシンクやコンロも欲しくなりますが、車中泊をするだけならば軽自動車でも充分に四人分のスペースがとれます。もちろんキット販売などもされているシステムですが、これならば自作でも相応の物ができると思います。次は車中泊を楽しく、快適に過ごすアイテムを少し紹介したいと思います。

車中泊は車中泊だけではない!

軽自動車用サイドオーニング

サイドオーニングがあると急にキャンパーっぽくなります。サイドオーニングは直付けもできますが、ルーフキャリアのステーにも取り付け可能です。キャンプ用品をキャリアから降ろし、サイドオーニングを引っ張り出せばそこは楽しいキャンプサイトに早変わりです。現在市場に出回っているサイドオーニングは、ほとんどが外国製で、フィアマ製とオムニスター製が主です。日本製ですとYKKが出しているようですが、あまり見かけません。ここではフィアマ製の紹介をしておきます。

日本国内のシェアナンバーワン
軽自動車用のスパンの短い物も出ています

サイドタープ

テント用のグランドシートをベースキャリアに引っ掛けて作った簡易サイドタープ

テントの前室用タープを流用したため天井高が取れていませんが、ポールを長い物に変更するだけで充分なスペースが取れそうです。車中泊にキャンプを取り入れる場合、まずは日差し対策などが出来ているとその後の動きに余裕が出ます。

いかがでしたでしょうか?

体の小さな軽自動車での車中泊は狭い日本の国土にはピッタリです。今回ご紹介させて頂いたアイテムの他にも、寝袋やアウトドアチェアなど、ちょっとした物をそろえるだけで快適な軽自動車旅行が実現できると思います。気を付けてお出かけ下さい。

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