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【シボレーカマロ】画像で読み解く5代目カマロの知られざる魅力とは?

1967年に初登場し、以後世界中に広まっているシボレーカマロ。その名前は古いフランス語で「友達」を意味し、その名の通りに今現在も多くの人に愛されています。ワイルドかつ迫力満点のエクステリアですが、実はコンパクトで実用性も抜群。そんなカマロの魅力とはいったい何なのか。今回はシボレーカマロの5代目にフォーカスして、この車の魅力を画像とともにお届けします。

カマロってどんな車?

このカマロは1967年に初めて販売されました。当時アメリカで大ヒットしていた小型スポーツカーであるフォード・マスタングに対抗し作られたのが始まりです。マスタングが大きめのボディーにどっしりとしたエンジンを搭載していたのに対し、こちらのカマロはコンパクトなボディーでスポーティーな走りができるように設計されています。そのころのアメリカではコンパクトスポーツカーというのは非常に珍しく、また、同時に多くの需要がありました。そのおかげで幅広い層のクーペ愛好家から支持を受け、当時成長していたポニーカー市場をさらに大きく発展させました。

カマロ5代目の特徴

この5代目カマロは、2002年に4代目カマロの生産が終了してから7年後の2009年に、新しく生産が開始されたモデルです。初代のデザインと似ているところがあり、モダンな中にレトロな雰囲気が漂っています。しかし初代のデザインをまるまる真似たというだけでなく、どことなくシャープに整えられ、よりアグレッシブさを増してもいます。フォード・マスタングの最新モデルであったダッジ・チャレンジャーとともに、「新世代ポニーカー」という愛称で親しまれ、映画「トランスフォーマー」にも登場したこともあってとても高い人気を博しています。

気になるスペックですが、さすがはアメリカン・スポーツ・クーペと称されるだけのことはあります。エンジンは3.6リッターV型6気筒DOHCと6.2リッターV型8気筒OHVエンジンの2モデルが導入され、V8モデルのほうがよりパワフルです。トランスミッションはどちらも6速ATのみ。日本では2009年12月5日よりGMアジア・パシフィック・ジャパンから発売が開始されました。導入モデルは3.6リッターV6直噴エンジン搭載のLT RS、および6.2リッターV8エンジン搭載のSS RSで、どちらもトランスミッションは6ATのみとなっています。

シボレーのこのボディーカラーは「ラリーイエロー」と呼ばれています。非常に特徴的で、シボレーカマロのイメージカラーとなっています。

ヘッドライトはオートライト付きのHIDキセノンとなっており、リング上のポジションランプを装備しています。

インテリアはブラックのみと非常にシンプル。先代のカマロと比べると多少ボディが大きいため、前のカマロに乗り慣れている人は多少違和感を感じるかもしれません。しかしそのおかげでラゲッジスペース容量は320リットルと大きく、広々としています。開口部がちょっと狭いのが難点ですが、それでもけっこうな量の荷物を積むことができます。トランクスルー構造を採用しており、後部座席を倒せば長い荷物でも収納することができたりと、スポーツクーペにも関わらず意外に実用性が高いのも魅力の1つです。

5代目カマロの魅力って?

カマロの魅力というのは「スポーティーさ」、そして「実用性」が両立していることでしょう。それはまさに車種名が表す通り、親しみやすく頼りがいがある、ということです。コンパクトでありながら、思う存分に走りを楽しめるよう作られた車なので、普段の生活でも様々な場面で活躍することができます。一見、二律背反のようなものが融合している姿というのはかくも美しいものなのですね。

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