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メルセデス・ベンツ・W123の維持費ってどれくらいかかるの?

ベンツW123!欲しい!でも車には維持費がつきもの。特に外車はお金がかかるんじゃないかなあと思うのは当たり前!W123にはいったいどれくらいの維持費が必要か、調べてみました。購入をお考えのあなた、参考にしていただけると幸いです。

メルセデス・ベンツ・W123ってどんな車?

ドイツの自動車メーカーであるダイムラー・ベンツがメルセデス・ベンツブランドで、1976年から1985年まで生産・販売されました。1984年にW124にバトンタッチするまでミディアムクラスとして生産されました(当時、ニューモデル発売後1年間は旧モデルも継続生産)。

リムジン

セダン 240D(北米仕様)

1977年8月にリムジン(V123)が発売。ホイールベースはセダンの2,795mmより630mm長い3,425mmで、延長分は3列目シートが設けられ、タクシーやホテルの送迎などに使用されました。
ラインアップには250と240D、300Dが用意されました。

クーペ

クーペ230CE

セダンよりホイールベースが85mm短く、低いルーフとショートキャビンのスポーティな外観です。
クーペボディは2ドアピラーレスハードトップで、Bピラーが無い代わりにAピラーとCピラー、ルーフを強化した構造で、ボディの前後が衝撃を吸収することにより事故の際の乗員の安全を確保します。

ステーションワゴン

ステーションワゴン300TD

基本構造はセダンと同一で、ワゴンの3分の2は、非対称分割タイプの折りたたみ式後部座席でした。ラゲッジスペースは通常のポジションで523L、後部座席を折りたたむと879Lでありました。またオプションで後ろ向きの2人掛け折り畳み座席が設置される7人乗り仕様を選択することができました。

メルセデスの中核を担う車種として、小型車であるフォルクスワーゲン・ゴルフの1980年販売台数が20万0892台だったのに対し、中型車のW123はそれを超す20万2252台を販売しました。

コンパクトクラスとも呼ばれていますが、これは絶対的なサイズを示すものではなく、上位モデルであるSクラスより「相対的に小型である」という意味でした。

ボディ構造は乗員部分が強化され、その前後のボディで衝撃を吸収します。1981年、ABSと運転席エアバッグがオプションになりましたが、助手席エアバッグはモデルチェンジ後の1987年のになりました。

W123は、1979年8月と1982年8月にマイナーチェンジを実施。特に1982年の改良では、ヘッドライトが丸型から異形タイプ(角形)に変更されました。

1979–1982 Mercedes-Benz 300 D

985 Mercedes-Benz 230 E

W123の魅力

W123は、メルセデス・ベンツのコンパクトクラスとして、1976年から1985年まで販売されいち早く安全性を重視し、頑丈につくられたボディをはじめ、丈夫なエンジンや、居住性の高い室内など、その魅力は数えきれないといいます。日本に輸入されたW123は、ほとんどがオートマ車であり、エアコンやパワステ、パワーウィンドーなども装備。中古車でも今のクルマとそれほど変わらない感覚で乗ることができるのも、大きな特徴です。

1970年代のベストセラー

ボディーカラーが素敵ですね

高級外車であるベンツのW123、現在乗っている方は維持費を捻出しながらも、楽しいカーライフを送られているようです。それでは、大好きなW123を大切に維持していくにはどうしたらいいかを調べてみましたのでご紹介します。

そもそも、車を購入するとどれくらい維持費がかかると思いますか?維持費とは別に購入時にも色々と諸費用がかかりますね。車の維持費は戸建てのメンテナンスよりかかる?とも言われています。

W123の維持費について

乗った分だけかかる維持費・・・W123の燃費

2800cc(W123)AT FRで5.19km/L~7.56km/Lくらいのようです。ハイオクです!!どうでしょう?最近の日本車に比べたら?ということはありますが、好きな車なら納得できる維持費?

W123

1回にどれだけ入れる?・・・W123のガソリン代

W123はハイオクです。レギュラーガソリンより単価が高いです!例えば35リットル入れた場合、単価180円としても6500円弱です。

毎年5月に払う維持費・・・W123の自動車税

総排気量2リットル~2.5リットル以下で45,000円
総排気量2.5リットル~3リットル以下で51,000円

高い!でも、これは外車、国産車に関係ない金額なので・・・

安全のための義務だけど・・・維持費で一番かかるW123の点検と車検代

点検と車検、これは車を持っていたら必ず受ける義務です。国産車でもかなりまとまった額になりますが、W123のような外車は車検で30万前後はかかるようです。点検でも10万くらい。問題はなんらかの故障や部品などの交換になった場合です。部品ひとつひとつが高価で取り寄せなどになったらもっと高値になります。維持費で最大の金額になることは間違いないですね。

万が一のための維持費・・・自動車保険

W123は十数年前の車です。そうなると補償額が非常に低くなります。50万~70万くらいでしょうか。事故の状況にもよりますが、W123のような外車は維持費はもちろん、修理代もかなりの額になります。保険だけではまかなえない部分を考慮しておく必要があります。

W123の維持費を少しでも安くするためには

車を購入すると、購入費の他に維持費がとても多くかかります。維持費はW123を手放すまで続きます。せっかく大好きなW123を購入するのですから、維持費が捻出できなくなって売る、なんてことにならないようにしたいですね。では、維持費を少しでも安くする方法はあるのでしょうか?

排気量を抑えて自動車税を安くする

前述したように、自動車税は排気量で決まります。W123の2.5リットル以下の車種を選べば、自動車税は45000円になり維持費は少し安くなります。W123の2.5リットル超のクラスを購入した場合、5年間で30000円違います。

 W123 240D

排気量をおさえると、ガソリン代も少し安くなります。ガソリンはスタンドのメンバーズカードを作ったり、現金割引など特典があるので利用するといいですね。少しでも維持費を抑えて、愛車を大切にしたいものです。

駐車場代・・・馬鹿にならない維持費

都内の駐車場はずいぶん安くなりました。が、毎月の駐車場代が2万円としても年間で24万円!維持費としては見逃せない金額です!W123の点検修理代が出ますね。駐車場問題は戸建てで駐車場がある場合はいいですが、マンションや賃貸ではほとんどが月極になります。少しでも安くしたいところです。

W123の維持費をまとめると

W123の維持費についてまとめてみました。車が欲しい!でも購入費は?維持費は?事前に調べておかなければいけないことがたくさんあります。維持費は年間でみると家計に大きく影響します。それだけの経済的余裕がある方はいいのですが・・・車が好きで好きでたまらない人には、時として現実よりもW123の魅力にとりつかれ、維持費なんて関係ない!維持費なんてかけない!ということもあるようです。どうか楽しくて安全なカーライフを送れますように!

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