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マークⅡの名前を継ぐマークⅡブリッド。最終モデルの内装をチェック!

2006年4月が最終モデルのマークⅡブリッド。X110系マークⅡがマークXへとフルモデルチェンジしたため、マークⅡの名を残すのはブリットのみとなった。今回はおしまれつつも最終モデルとなった、マークⅡブリッドの内装をチェックしてみました。

最終モデルとなったマークⅡブリッド。そして内装は?

卓越した走りを追求した、高級FRツーリングワゴンがマークⅡブリット。先代クオリスが、FFを採用していたのに対して、ドイツ語で稲妻に由来するブリットはこのマークⅡの、FRプラットホームをベースとする。高級FRツーリングワゴン・マークⅡブリッドだけに、内装も高級志向なはずだけに、期待してみてみましょう。

トヨタ マークⅡブリット 

2006年4月(平成18年4月) 発売モデル

最終モデルの、マークⅡブリッド。今回の一部改良では、ヘッドランプエクステンション、フロントグリル(メッキ部)をスモーク調塗装に変更するとともに、フロントターンシグナルランプをクリアタイプ、テールストップランプにLEDを採用するとともに、リヤコンビネーションランプを意匠変更した。
外観は、おおきく変わったようではない・・・。さて、内装とインテリアはどうなのか?

高級FRツーリングワゴン・マークⅡブリッド。そして内装は?インテリアは?

マークⅡブリットの、インパネまわり (内装・高評価)

基本的にマークⅡと同じデザインとなっています。,マークⅡよりスポーティー感を出すために,随所にメタル調のパーツを使って内装にも高級感を演出しています。

マークⅡブリットの、インパネまわり 

高級感がある内装ブラック!

マークⅡブリッドの、シート (内装・高評価)

マークⅡブリッドのシートは,基本的にマークⅡセダンのiR系と同じシートのようです。ブラックのシートがかなり渋いです。高級FRツーリングワゴン・マークⅡブリッドだけに、内装にも高級感をだしています。

マークⅡブリッドの、シート

レザーパッケージ仕様もあります。
質感にこだわった内装。

マークⅡブリッドの、メーターパネル (内装・高評価)

マークⅡブリッドのメーターパネルは、夜間点灯時には文字や目盛りが青色点灯!指針が赤に発光するようです。

マークⅡブリッドの、メーターパネル

写真では伝わらないですが、夜間時は、かなり綺麗です。

高級感があり内装の質感が相当良い。レザーパッケージ仕様もあり、高級FRツーリングワゴン・マークⅡブリッドの名前に恥じないくらい、洗練された内装とインテリアだ。

マークⅡブリッドの、収納スペースと機能は?

高級FRツーリングワゴン・マークⅡブリッド。内装にもこだわり高級感たっぷり。
ツーリングワゴンなので一般的なトランクではなくラゲッジルームとなる。どのくらい積めるのか?

ラゲッジルーム (内装・高評価)

ラゲッジルーム

とにかく広い!。シートアレンジも良い。

センターコンソロールボックス (内装・高評価)

センターコンソロールボックス

ドリンクホルダーもついています。
深いボックスです。

グローブボックス (内装・高評価)

グローブボックス

普通の大きさです。
中の処理(質感)が良い。

ドア・サイドの収納ボックス (内装・高評価)

ドア・サイドの収納ボックス

まずまずの大きさです。

最終モデルとなった、マークⅡブリッド。2004年モデルと、どこが変わったのか?

最終モデルとなった、マークⅡブリッド。搭載されるエンジンは、排気量2.5Lと2Lの直列6気筒 VVT-i。FRモデルは2.5Lツインカム直噴D-4(200馬力)と2L(160馬力)、4WDモデルは2.5Lツインカム(196馬力)と2Lの全3ユニットを設定する。トランスミッションには、ゲート式フロアシフトの5速AT/4速ATが組み合わされる。グレードはエンジン毎に「2.5iR-S」と「2.0iR」、それに4WDモデルは「2.5iR-S Four」と「2.0iR Four」グレードとして設定される。

全車4輪ダブルウイッシュボーンサスに、リアはセルフレベリングショックアブソーバーを備える。車高姿勢の変化を抑制することにより、優れた操縦性・走行安定性を確保するとともに、車高低下によるストローク減少を抑制し、快適な乗り心地を実現する。

ラゲッジスペースは、座面を引き上げて背もたれを倒すダブルフォールディング式リアシート、その後方に折りたたみや車外に持ち出しも可能なラゲッジユーティリティボックスやスライド式トノカバー内蔵トノボード、それらの収納も可能な床下アンダートレイ、電源ソケット等を標準装備する。ターボモデル「2.5iR-V」廃止やボディカラー見直しなどがされている。

マークⅡブリッド。内装と収納の評価は?

最終モデルとなったマークⅡブリッド。新しくなった内装と収納の評価は?
ユーザーのレビューをアップします。

内装評価 (内装・高評価)

レザーパッケージだったので、シートやハンドルの質感は◎
リヤシートを倒すとかなり長めの荷物を積めます。(背の高い荷物は積めません)。170cm程度の大人でも余裕で寝転がれます。
運転席、助手席のシートのホールド感は非常に良好で、長距離運転でも疲労が少ないです。
高速巡航では非常に軽快で、気持ちよく走ることが出来ます。

出典:http://www.goo-net.com

内装評価 (内装・高評価)

室内や荷室が広いのでゆったりしてます

出典:http://www.goo-net.com

内装評価 (高評価)

純正なのにマフラーが違うためとてもいい音がします
車重があるが全く苦にならない走り。やはりターボは面白い
フラットになるため車中泊しやすい
とにかく最高です。復刻されることがあれば新車でまた買いたいと思います。

出典:http://minkara.carview.co.jp

内装評価 (内装・高評価)

2列目を倒すことで荷物も積めるし、思ったより広かったので満足です。

出典:http://minkara.carview.co.jp

最終モデルとなったマークⅡブリッド。新しくなった内装と収納・インテリアの質感の評価は、

最高5段階中の、4.3 でした。

高級感と内装・インテリアの質感にこだわったマークⅡブリッド。納得の評価ではないでしょうか。

マークⅡブリッド。価格は?

2007年7月に生産終了となっているマークⅡブリッド。
当時の価格です。

マークⅡブリッド・価格

2.0iR 4AT FR
2,541,000円
2.0iR Four 4AT フルタイム4WD
2,856,000円
2.5iR-S 5AT FR
3,129,000円
2.5iR-S Four 4AT フルタイム4WD
3,412,500円

マークⅡブリッドは、新車の国産車で唯一直列6気筒ターボエンジンを搭載する車種となった。しかし、2006年5月をもって平成17年の排ガス適合基準をクリアできないターボエンジン搭載車の生産が終了しており、モデル末期は直列6気筒ターボ車は廃止されNAエンジン車のみとなった。
非常に残念である。

マークⅡブリッドは、高級FRツーリングワゴン。

マークⅡブリッド

マークⅡブリッド(2004モデル)

2007年6月に生産を終了した、高級FRツーリングワゴン・マークⅡブリット。また、アリストの生産中止により、それ以降は新車の国産車で唯一直列6気筒ターボエンジンを搭載する車種となった。
また、グレードは全てセダンのスポーティーグレードである「iR」系で統一され、セダンのラグジュアリーグレードである「グランデ」は採用されなかった。
これほどまでに、高級感と走りにこだわったクルマはあまり無いのではないでしょうか。
内装とインテリアの質感にも、各所こだわりがみえます。
中古車だけとなった今でも、ファンが多いのではないでしょうか。

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