ホンダS660とダイハツコペンはどっちの方がいいのか？徹底解説

S660

S660が搭載するS07A型エンジンは、Nシリーズの搭載を前提に作られているので室内を広く確保すべく前後に短く、背が高くなっています。なのでクーペではボンネットに収めることができませんでした、そこでエンジンをボディの中央に搭載するミッドシップレイアウトを採用しました。S660はダイハツコペンより全高が低く、ボンネットも低く作られ、スポーツカーたるデザインを実現しました。

ダイハツコペン

ダイハツコペンはエンジンをボディの前側に搭載しているため、ボンネットを低く抑えることが難しく、スポーツカーよりは丸みのあるデザインになっています。着座位置と天井がS660より高く設計されているので乗り降りのしやすさはS660よりも優れています。また新開発のプラットフォーム「D-Frame」は「骨格+樹脂外板」の構造で剛性の高い骨格を土台に樹脂外板を着せ替えられるようになっていて、デザインの変更が可能です。

S660のロールトップ

S660のルーフは「ロールトップ」という着脱式で、使わないときはロールして前方のトランクに収納できます。取り付けはしっかりしており走行中外れてしまう心配は無用ですが、不意な雨にすぐ対応できないのが課題です。

コペンの自動開閉式ルーフ

コペンのルーフはハードトップタイプの電動ルーフになっています。この電動ルーフは開閉スイッチで約20秒で開閉可能と突然の雨にも対応可能です。

S660

S660は低・中速域での力強さに定評のある高回転型直列3気筒660cc DOHC ターボエンジン S07A型を搭載している。ハイレスポンスなターボチャージャーを採用しており、アクセルを軽く踏み込んだ状態からのレスポンスが向上し、アクセル操作に遅れなくパワーが発揮できる気持ちよいレスポンス性能を実現しています。加速力などの動力性能はS660に軍配が上がるようです。

ダイハツコペン

ダイハツコペンのエンジンスペックは低回転からのトルク特性を向上し、力強さとスムーズな加速を実現した直列3気筒12バルブDOHCエンジンDBA-LA400K型を搭載しています。トランスミッションは、5MTと7速スーパーアクティブシフト付CVTを設定！コペンはステアリングのレスポンスがいいという評価が多いです。

ホンダS660の価格

上級グレードのS660α（アルファ）の価格は218万円　ベースグレードのS660β（ベータ）の価格は198万円

ダイハツコペンの価格

コペンローブの価格は7速CVT車179万8200円、5MT車は181万9800円　コペンローブSの価格は7速CVT車199万8000円、5MT車は201万9600円　コペンエクスプレイの価格は7速CVT車179万8200円、5MT車181万9800円