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スクータの草分け的存在!ヤマハ「パッソル」をチェック!

20年前一世を風靡したスクーターの草分け的存在ヤマハ「パッソル」。今では、電動バイクヤマハ「パッソル」として復活しました。そのヤマハ「パッソル」の乗り心地・走り心地・価格などまとめてみました。パッソルに興味がある方、電動バイクに興味がある方もぜチェックしてみましょう!

女性がスカートをはいても乗れるスクータ。ヤマハ「パッソル」

ヤマハ「パッソル」は1977年に発売したスクーターと2002年に発売した電動スクーターの名称です。


ヤマハ「パッソル」は女性がスカートを履いても乗れるというコンセプトで、より乗りやすさ重点をおいた商品設計がなされており、平滑なステップ面を設け足を揃えて乗れるスルーステップを実現しました。

テレビコマーシャルには八千草薫さんが起用されました。

1982年にヤマハ「パッソルII」が発売されましたが、動力性能の欠如は克服できず、上級車種と統合され消滅されました。

電動スクーターとして復活したヤマハ「パッソル」

一度消滅したヤマハ「パッソル」は2002年に電動スクーター「パッソル」・「パッソル・エル」として復活しました。

2005年11月9日には「パッソル」をモデルチェンジした「パッソル・エル」を発売します。

ヤマハ「パッソル・エル」はスリム・軽快・クリーン・静粛で滑らかな走行性などを重視しました。

そして、ヤマハ「パッソル・エル」は都市部を中心としたショートレンジ移動に必要な機能だけを取り込み、全長153cm、車重量47kgの軽量コンパクトで、二輪未経験者でも抵抗感なく乗れる扱いやすいスクータとして復活しました。

ヤマハ「パッソル・エル」は散歩感覚で手軽に楽しめるショートレンジのミニマムコミューター、アルミ材を多く使用し扱いやすい軽量コンパクト設計 、EV普及モデルとして低価格設定 を実現しました。

パッソル-L

1充電走行距離43km(30km/h定地走行時)
最高速度30km/h、定格出力580W

パッソル-L

販売価格
209,790円
(本体価格199,800円/
消費税9,990円)
(専用充電器込み)

電動スクーターヤマハ「パッソル・エル」の乗り心地・走り心地は?

それでは気になるヤマハ「パッソル・エル」の乗り心地・走り心地はどうでしょうか。

ヤマハ「パッソル・エル」乗り心地

ヤマハ「パッソル・エル」ポジションは原付スクーターそのものだが、ボディがものすごく細いです。スクーターはステップボードと呼ばれる平たい部分に足を載せますが「パッソル・エル」は左右に飛び出たステップを使用します。雨天時など足がカバーされないのは残念です。しかしそれ以上に、車体の軽さや見た目の軽快さを優先したため、ボディが細身ということもあって、足付き性はとてもいいです。

メインキーシリンダーは一番左がハンドルロックです。右に回してロックが外れ、さらに右に回すと電源が入ります。通常のバイクと同じです。オンにするとメーター表示が入り、セルフチェックの後、ボタンを押すように指示が出ます。キーだけでは走れません。このあたり、エンジンをかける必要のない電動バイクならではのセーフティー機構でといえそうです。

キーをひねってメーター下のどれかのボタンを押すと走行可能になります。しかし止まったままでは「ピーピー」という警告音が鳴り続けます。走り始めるか、リヤブレーキをかけると音は止まります。

ユニークなメーター

ヤマハ「パッソル・エル」の「標準モード」ははっきりいって遅いです。交通の流れに遅れそうな時があります。そこで「パワーモード」に切り替えます。ちょっと遅い原付バイク程度の加速になり、安全に走れます。

実際走り出すと「ヒューン」というモーター音は聞こえますがが、無音といっていいほどの静かさです。

ヤマハ「パッソル・エル」の最高出力は1.2kW/2,250rpm。一般的な原付スクーターが3~4kW程度であることを考えるととても低いです。しかし最大トルクは大きく、7.5N・m/310rpmもある(一般的なスクーターは3.5~4.5N・m程度)。回転数ゼロからでもトルクを生み出すモーターならではの特性だといえそうです。

ヤマハ「パッソル・エル」は短いホイールベースです。安定性に問題はありませんが、あまりに軽いためにハンドルを押さえつけるような乗り方をされることが心配です。しかし、リラックスして乗れば、軽快な走りになります。

ヤマハ「パッソル・エル」はもともとパワーが低いこともあって、アクセル開度とトルクの出方に違和感を覚えるようなことはありません。しかし、回るほどにパワーが出てくるガソリンエンジンと違って、低速域でパワーを出し切ってしまう感覚がします。逆にいえば、速度の延びが遅く感じます。

ヤマハ「パッソル・エル」タイヤはころがり抵抗を減らした専用タイプを使用します。空気圧も前:200Pa、後:250Paと、かなり高めですが、乗り心地は悪くないし、ブレーキに不安を感じるようなこともありません。

ヤマハ「パッソル・エル」走り心地

ヤマハ「パッソル・エル」のいい所は極低速での旋回が異様に安定していることです。ハンドルをロックしたままの旋回が簡単にできます。ガソリンエンジンと違ってトルク変動が少ないせいもあり、ホイールベースが短いのもあって、小回りは得意中の得意です。

ヤマハ「パッソル・エル」の走行感は「軽快」の一言。パワーは少なくても47kgしかないボディには十分。自転車のような軽快さとも違って、ちょっとどっしりした感じです。ホイールに重量のあるモーターが組み込まれているためではないでしょうか。

ヤマハ「パッソル・エル」の持ち運びは自転車よりも楽?

ヤマハ「パッソル・エル」と自転車との比較

ヤマハ「パッソル・エル」のコンパクトさは、どのスクーター・自転車もかないません。バイクというものに対する心理的プレッシャーがほとんどありません。持ち運びも小さなエレベーターにそのまま乗せられます。マンション住まいでも、玄関や室内までの持ち運びも簡単です。

中古価格はどれくらい?

ヤマハ「パッソル・エル」の中古価格は30,000円から17,0000円です。

いかがでししたでしょうか?

電動バイクヤマハ「パッソル」の価格・走り心地・乗り心地をまとめてみました。

電動バイクを買おうか迷っている方、ヤマハ「パッソル」を買おうか迷っている方、ぜひこのまとめを参考にして頂けたらと思います。

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