記事ID8316のサムネイル画像

オープンカー仕様の軽自動車!ホンダ・ビートについて調査!

軽自動車でありながら、オープンカー仕様という風変わりな印象を持つ車ホンダ・ビートは、生産終了となった現在も高い人気を誇ります。今回は、そのホンダ・ビートについて、性能や乗り心地、価格についての紹介を詳細にまとめていきます!

ホンダ・ビートはこんな車

ホンダ・ビート

軽自動車でオープンカーという、一風変わった風貌の車

ホンダ・ビートは、1991年から1996年まで本田技研工業が開発していたオープンカー仕様の軽自動車です。

駆動方式とエンジン配置はあのNSXと同じミッドシップエンジン・後輪駆動(MR)であることや、発売や開発が同時期であることから、NSXとの相似点がよく話題になった車でした。

他にも、1992年には800台限定のバージョンFや、500台限定のバージョンCが特別仕様車として発売されるなど、ホンダ・ビートは大きな人気を得た車でした。

ホンダ・ビート

後ろから見た画像

また、ホンダ・ビートのエンジンには吸気効率を高める為にF1マシンのエンジン技術が応用された「多連スロットル」、アクセルへの反応性の向上とアイドリングの安定性を両立させる「燃料噴射制御装置」を搭載しています。

これにより、ホンダ・ビートのエンジンは64psのハイパワーを誇り、燃費に関しても17.2km/L(10/15モード)の低燃費を実現した高性能なエンジンとなりました。

ホンダ・ビート(Version.Z)

1993年に発売された特別仕様車

今回は、このホンダ・ビートについて紹介していきます。

ホンダ・ビートの性能について

まずは、ホンダ・ビートの性能について紹介します。

ホンダ・ビート

低燃費とハイパワーを両立する軽自動車。基本スペックも気になるところ

ホンダ・ビートの基本スペック

エンジン:ホンダE型エンジン(E07A型)・直列3気筒・SOHC12バルブ
エンジン排気量:656cc
全長:3,295mm、全幅:1,395mm、全高:1,175mm
最大出力:64ps/8,100rpm
最大トルク:6.1kgm/7,000rpm
駆動方式:MR

燃料タンク:24L
トランスミッション:5速MT
燃費:17.2km/L(10/15モード)
車両重量:760kg
乗車定員:2人
価格:1,388,000円(新車価格)

以上のようになっています。自然吸気エンジンの軽自動車としては自主規制となる64psを8,100rpmで達成し、レッドゾーンが8,500rpmから始まる高回転型エンジンに設定されています。

ホンダ・ビートの乗り心地について

次は、ホンダ・ビートの乗り心地について紹介します。

2人乗り、ミッドシップ配置、高回転型エンジン、とスポーティーなイメージの強いホンダ・ビートですが、やはり快適な走りを実現するには乗り心地は欠かせない要素と言えるでしょう。

ホンダ・ビートの高評価ポイント

・上までよく回るエンジンでとても気持ちいい
・シートが良く、長距離の運転も疲れない
・ほれぼれする見た目に惹かれた

といった声が見られました。高回転型エンジンの気持ちよさを存分に味わえたという声が多く見られました。

ホンダ・ビートの低評価ポイント

・タンク容量がやや少なく感じた
・市街地走行でもそれなりに回さないと走らない
・車高が低いゆえに目線が低いのが不便

といった声が見られました。高回転型エンジンの短所と低い車高があだになってしまった声が見られました。

ホンダ・ビートの価格について

次は、ホンダ・ビートの価格について紹介します。

1996年に生産終了となった車、中古車しかありませんが、人気車種なだけあり中古車価格でも数字の変動が大きくなっております。

ホンダ・ビートの中古車価格

250,000円〜1,680,000円

といった感じになっていました。
タイミングベルト交換済みなど、整備状態やグレードの違いによる値段や希少価値などで価格の変動幅が大きくなっていたので、探す場合は注意してください。

ホンダ・ビートを探しに行こう

いかがだったでしょうか?今回は、ホンダ・ビートについて紹介しました。
25年近く前に発売され、わずか5年ほどで生産終了となった車ですが、高い人気を誇り、走行性能も高い車だということが分かったと思います。

現在では、後継車にあたるS660がそのルーツを引き継いでミッドシップのスポーツ軽自動車として復活しています。

みなさんも、是非一度この記事を参考にして、ホンダ・ビートを探しに街へ出かけてみてはどうでしょうか?

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ