少排気量だけど見た目はビッグスクーター級！大人気のPCXの燃費は？

PCXはホンダから発売された小型スクーターで、正式車名はPersonal Comfort Xaloonの略です。世界戦略車で、日本・ヨーロッパ・東南アジア・北米・オーストラリアに輸出販売されています。PCXには１２５ｃｃのPCX１２５、１５０ｃｃのPCX１５０と異なる２つの車種がラインナップされています。大きな車格に機能的な装備を持ち、遊びに、通勤に使える１台２役のオールマイティーマシン、それがPCXです。

この記事では、そんなPCXの燃費に関する情報を掲載していきます！

PCX１２５の新車価格は３２万～が相場だそうです。

それでは早速PCXの燃費について紹介していきたいと思います！

カタログ燃費は５３．７Km/Lと驚異的な数字！車より経済的、環境的です。

メーカー値と実燃費には差がありがちですが、実際にPCXに乗っている人の声をまとめて、PCXの実燃費をご紹介したいと思います。

・冬場で平均４０Kｍくらい、夏場で４７Kmほど
・平均しておよそ４５～４６Kmくらいでした
・街中走行で約４４Km、ツーリングで約５０Kmでした
・平均燃費はおおよそ４５Kmくらいです。
・私自身が乗ってるPCXでも約４５Kmくらい。他の二種スクーターに比べると高燃費です。

PCXの燃費は、おおよそ４５Km/L前後といったところでしょう。ガソリンタンクが約６Lなので、ガソリン満タンでだいたい２７０Kmほど走る計算になります。

PCXの燃費評価はおおよそ４５Km/Lとわかりましたが、2種スクーターの中では燃費が良いのでしょうか？同じく実際にPCXに乗っているオーナーの話をまとめてみました。

・やはり二種スクーターの中では燃費がいいほうですね
・乗り手の運転方法で燃費の数値にばらつきはあるようですが、かなりの悪条件で走行しても４０km/Lほどだとか。
・初期型でタンク容量は約６L、現行で約８Lとサイズアップしています。
・遊びにも、通勤にもつかえてこの燃費なので満足です。
・オーナーの中には燃費がカタログ値と同じ数値を出した方もいるようです！

過半数が燃費がいいと評価をしているPCXですが、そんなPCXをさらに低燃費で走る方法をご紹介します！

燃費を向上させるためには、運転の仕方がとても大切です。お住まいの地域で路面状況も違えば、気温も信号の数も違います。走行環境の違いは燃費に大きな差を出しますが、アクセルワークに気を使うだけで燃費はある程度良くなります。急発進は極力控え、ゆったりとした発進をこころがけましょう。

日頃の点検で簡単にできる燃費向上の方法は、空気圧です。タイヤの空気圧が低下すると地面との抵抗が大きくなってしまい、タイヤの進みが悪くなってしまうので燃費が悪化してしまいます。
月に1回はチェックするのが理想です。自宅で空気圧なんて測れないわ！という方は、バイクショップ、もしくはガソリンスタンドでも無料で空気圧点検を行ってくれるので、上手に活用しましょう！

PCXのライバル車として挙げられるのが、マジェスティ１２５です。マジェスティ１２５はヤマハのバイクでマジェスティシリーズの末弟のモデルになります。このモデルは台湾製と欧州製があり、本国外生産を日本に広めたモデルとなっております。

マジェスティ１２５の燃費は？

・マジェスティ１２５の燃費は夏場で３５～３８Km/L,冬場で３１～３３Km/Lです。
・燃費は平均で３４Km前後でした。
・燃料タンクは８Lなので、３４Km/Lで計算すると連続航続距離は２７２Kmということになります。

同じくPCXのライバル車としてあげられるのがアドレスV１２５Sです。アドレスV１２５Sはスズキが販売している2種スクーターです。アドレスは1987年から販売しており、スクーターモデルにおける先駆者的存在として長く親しまれております。

アドレスV125Sの燃費は？

・春～秋で３５～３７Km/L、冬場で３０～３２Kｍ/L程だそうです。
・ツーリングだと４０Km/Lぐらい。
・平均で３４～３６Km/Lでした。

PCXの燃費をライバル車と比較してみましたが、PCXのほうが燃費は５Km/Lほどよいみたいです。ただそれそれのオーナーさんの走行環境で若干の差はあるようです。それを踏まえてもPCXのほうが燃費は勝る結果となりました。

以上、PCXの燃費についてまとめてお送りしましたが、いかがでしたでしょうか？他の排気クラスのバイクと比べて燃費が特に重視されるクラスなので、興味深い結果となりましたね。
この記事が皆さんのバイクライフの参考になれば幸いです。