ルマン用NISMO発表！！ルマン２４時間耐久レースへ日産が復帰！！

この新型マシンはFIA世界耐久選手権のルマンプロトタイプ1クラスに参戦するために開発されたものです。このレースは英国シルバーストンで4月12日に開幕し、シリーズはベルギーのスパ、ルマン24時間およびドイツのニュルブルクリンクを経て、アメリカ、日本、中国、そして中東へと世界中を移動しながら行われますFIA世界耐久選手権は、ここで得られた技術を今後のロードカー開発に反映する目的があるため、自動車会社にとっては究極の試験場ともいえます。エネルギー効率に注目する点において、レースカーエンジニアはロードカー開発のエンジニアと同様の挑戦をすることになります。

パワートレインに関して、日産はレースの技術規定を革新的方法で解釈。排気量3.0リットルのV型6気筒ガソリンツインターボエンジンに、エネルギー回生システムを組み合わせたフロントエンジン前輪駆動車としました。心臓部は、3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンに、エネルギー回生システムを組み合わせたハイブリッド。フロントエンジン、フロントドライブのFF車となります。ボディサイズは全長4645mm、全幅1900mm、全高1030mm。カーボンコンポジット製ボディパネルや、ポリカーボネイト製ウィンドスクリーンなどにより、車両重量は880kgに抑えられています。

また、2月3日に日産は公式サイトを通じてNISSAN GT-R LM NISMOの走行テストの様子を配信を開始しています。テストの様子だけでなく同車のディティールも紹介しています。