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フォルクスワーゲンが待望のモデルチェンジ型ティグアンを発表!!

コンパクトSUV隆盛の中、フォルクスワーゲンからモデルチェンジされた新型ティグアンが、フランクフルトショーで公開されました。今回モデルチェンジとなったティグアンの評価、価格、燃費、またモデルチェンジ後のスペックなど大紹介☆ティグアンが気になる方、必見です!

フォルクスワーゲンのティグアンとはどんな車?

先日、排ガス不正問題があったフォルクスワーゲンですが、東京モーターショー2015でモデルチェンジ車発表の際に謝意も表明されたようで、今回モデルチェンジとなったティグアンは、安心安全に使用できるようです。
そんなティグアンですが、どのような車なのでしょうか。
モデルチェンジの詳細を見る前に、ティグアンについて見てみましょう。

フォルクスワーゲン:ティグアン

ティグアンはドイツのフォルクスワーゲンが生産販売する小型クロスオーバーSUVで、同社のゴルフをベースに開発されました。
2006年にジュネーブモーターショーで発表された「コンセプトA」がルーツであり、同年11月のロサンゼルスオートショーで市販を意識した「コンセプト・ティグアン」が世界初公開されました。このコンセプト・ティグアンにはフォルクスワーゲンとアウディ、そしてダイムラーと共同開発された次世代ディーゼルエンジン「ブルーテック」が搭載されていました。
市販モデルは2007年9月のドイツ・フランクフルトモーターショーにて世界初公開され、同月に発売開始となりました。日本においては、翌10月の東京モーターショーに参考出品という形で右ハンドル仕様が初公開されています。

現在販売されている『ティグアン』のグレードと価格は?

モデルチェンジされたティグアンを見る前に、今現在発売されているティグアンのグレードと価格を見てみましょう。

Tiguan Lounge Edition

Tiguan Lounge Edition

専用アルミホイールやロゴ入りエンブレムで飾られたエクステリア、専用ファブリックシートが特徴。純正インフォテイメントシステムComposition Mediaをはじめ、快適に走るための装備も充実のモデルです。オプション設定された18インチアルミホイールで、よりスタイリッシュな個性を演出可能です。

【Tiguan Lounge Editionの価格】
¥3,420,000~
メーカー希望小売価格

Tiguan TSI R-Line Package

Tiguan TSI R-Line Package

R-Lineのロゴをあしらったインテリアが特徴のモデル。 ティグアンの魅力をダイナミックかつ個性的に演出したモデルです。

【Tiguan TSI R-Line Packageの価格】
¥4,079,000~
メーカー希望小売価格

Tiguan 2.0TSI Leistung 4MOTION

Tiguan 2.0TSI Leistung 4MOTION

コンパクトなボディは誰もが扱いやすく、SUVならではの快適性と安心感、高い実用性が備わっています。さらに、2.0LTSIエンジンとフルタイム4WDシステム4MOTIONの組み合わせが、さまざまな状況でつねに安定した挙動と力強い走りを実現しています。パワフルでよりスポーティーなモデルです。

【Tiguan 2.0TSI Leistung 4MOTIONの価格】
¥4,199,000~
メーカー希望小売価格

Tiguan 2.0TSI R-Line 4MOTION

Tiguan 2.0TSI R-Line 4MOTION

走行性能と内外装を飾る専用装備に優れたモデルで、ひときわ強い存在感を放つティグアンです。

【Tiguan 2.0TSI R-Line 4MOTIONの価格】
¥4,832,000~
メーカー希望小売価格

Tiguan Lounge

Tiguan Lounge

全国限定300台限りの限定車“Lounge”シリーズが登場です。

【Tiguan Loungeの価格】
¥3,868,800~
メーカー希望小売価格

モデルチェンジティグアン発表!

第66回フランクフルトモーターショーで、モデルチェンジされた新型ティグアンが発表されました。

新型「ティグアン」は、MQBプラットフォームを用いたフォルクスワーゲングループ初のSUVで、すべての面で未来志向の設計が行なわれています。
モーターショーで発表されたのは、スポーティな性格を強調した「ティグアンR-Line」とコンセプトモデルとして出品された「ティグアンGTE」の2台です。
コンセプトモデルのティグアンGTEには、プラグインハイブリッドのドライブシステムを搭載しています。また、ソーラーモジュールも搭載しており、ソーラーシステムにより発電された再生可能電力がバッテリーに蓄えられ、それにより電気による走行距離が年間最大で約1,000kmも延長されることになります。

コンセプトモデルとは?

コンセプトモデルとは、自動車メーカーが展示目的で製作した自動車やバイクのことです。この度出展されたフランクフルトモーターショーや、メーカーのショールームなどで展示されます。
コンセプトモデルが作られる目的は、各メーカーが今後のデザインや技術の方向性を表現するためで、全く市販を前提としていない車と、市販を前提とした車とに分けられます。前者はデザインや性能が後の市販車に反映されることがあり、後者は、市販予定車の先行お披露目も兼ねて展示されます。

どこがモデルチェンジになったの?

さて約8年ぶりとなった今回のモデルチェンジ。どこがどのように進化したのでしょうか。

ティグアンR-Line

ティグアンR-Line

ティグアンGTE

ティグアンGTE

● デザイン:パワフルで本格的なSUVとしてデザインをゼロから再構築。
● テクノロジー:モジュラートランスバースマトリックスに基づいて設計されたフォルクス
ワーゲングループ初のSUV。
● キャラクター:より長く、より幅広く、より低く。新しいアーキテクチャーが実現したよりスポーティなプロポーション。
● 市販バージョン:市販向けの新型ティグアンは、一般的なオンロード向けのRラインと、フロントエンドのデザインが異なるオフロード向けの2バージョン。
● コンセプトモデル:プラグインハイブリッドのドライブシステムを搭載し1.9L/100kmを実現したティグアンGTE。
● イノベーション:ティグアンGTE用に新しく考案したソーラールーフモジュールにより、電動走行距離を延長。
● セーフティ:シティエマージェンシーブレーキと歩行者モニタリング機構付フロントアシスト、
アクティブエンジンボンネット、レーンアシスト、ポストコリジョンブレーキシステムを全車標準装備。
● インテリアスペース:荷室容量は従来比145L増。さらに拡大した後席スペース。
● 駆動システム:85kW/115PSから176kW/240PSまでをカバーする幅広いエンジンシリーズ。
燃費を最大24%改善。

モデルチェンジ詳細

エクステリアデザイン:精密さと信頼感

第2世代のモデルチェンジティグアンにおいて、フォルクスワーゲンのデザイナーは、このセグメントの新しいデザインクオリティを進歩的で競争力ある方法で生み出すことに成功しました。
エクステリアとインテリアが完全に調和されたひとつのデザインを形成し、結果として完全に新しいオリジナルの新たな傑作SUVが誕生しています。

より長く、より幅広く、より低く

モデルチェンジにより、新たな寸法とプロポーションでティグアンの魅力が大幅に高まりました。
ボディサイズは一回り大きくなり、全長は4,486mmと従来型より60mm大きくなっており、2,681mmのホイールベースも77mm延長されています。さらに、1,839mmの全幅は、従来型より30mm拡大しました。
その一方で、高さは33mm低くなって、1,632mmになりました。
数多くのエアロダイナミクスの改良により、モデルチェンジ新型「ティグアン」の走行性は向上し、その一例が新設計のドアミラーだそうです。ミラーハウジングの形状は、風洞実験室によるエアフローシミュレーションで完璧な形に練り込まれました。それにより、ミラーハウジングの空気抵抗が40%削減されています。

力強いフロントエンド

モデルチェンジ新型ティグアンのフロントエンドは、従来型と比べて幅広さを大いに強調したデザインになっています。これは、物理的に全幅が拡大しただけでなく、ラジエターグリルとヘッドライトを水平に配置した視覚的効果にもよるものです。
垂直のラインをすべて外側に向けることで、モデルチェンジ新型ティグアンの幅広さと力強さを強調する効果が生まれたようです。

インテリアは本能的なモダニズム

今回のモデルチェンジでは、エクステリア同様全面的にデザインし直されたインテリアが、スポーティさを前面に打ち出すと共にSUV としての典型的な魅力を備えています。
注目すべき場所は、ドライバー志向のデザインコンセプトが貫かれたダッシュパネルのようで、中心となるデザイン要素は、メーターパネルと、ダッシュボード中央の高い所にドライバーの方に傾けて設置されたインフォテイメントシステムです。

改善された後席スペース

卓越したスペース改善により、従来型に比べて室内長が26mm拡大されるなど、室内居住性は大幅に改善されました。3人掛けの後席のニールームは、従来型に比べて29mm広くなりました。またラゲッジルームの容量も大きくなっています。
モデルチェンジ後の新型は、5人乗車時、従来型に比べて145ℓも増え615Lになっています。ベンチタイプのリヤシートは、シートバックが6:4の分割可倒式で、前後のスライド調整も備わっており、リヤシートを最大限18cmスライドできます。
また、後席を完全に折り畳めば、荷室容量は最大 1,655ℓLにも達し、フロントの助手席シートはシートバックがフラットに折り畳めるようになっており、尺の長い荷物を積載することも可能です。
積載高は従来よりも低くなっているため、広い開口部と併せて、荷物の積み降ろしもさらに容易になりました。

より乗りやすく安全にモデルチェンジされていますね。

モデルチェンジ新型ティグアンの発売日&価格は?

さて気になるのは、モデルチェンジされた市販向け新型ティグアンの発売日と価格ですね。日本での発売はいつになるのでしょうか?

モデルチェンジ 新型ティグアン

モデルチェンジティグアンの発売時期ですが、ドイツのベストセラーSUV の後継モデルは 2016年4月から販売開始のようです。
楽しみですね。

モデルチェンジ市販版新型ティグアンが楽しみですね。

さてここまで、モデルチェンジされた新型ティグアンを見てきましたがいかがでしたでしょうか。
現在発売されているティグアンの評価も良く、モデルチェンジで更に乗り心地のよい1台となっているようです。
フランクフルトモーターショーでは、モデルチェンジ版とコンセプト版が発表されたようですが、モデルチェンジされた市販向け新型ティグアンが来年2016年には発売されるということで、すごく楽しみですね。
モデルチェンジされた新型ティグアン、皆さんの口コミにも期待したいです!

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