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親子でもカップルでも!バイクの2人乗りでツーリングに出かけよう!

バイクでの2人乗り、親子でツーリングやカップルでツーリング・・ライダーの皆さんには憧れる乗り方の一つでは無いでしょうか。しかし、車と違って体が外に剥き出しなので事故を起こせば大惨事にもなります。そこで今回は、バイクでの2人乗りにおける注意点などをまとめました。

いわゆるタンデム走行、バイクでの2人乗り!

バイクでの2人乗りは、車には無い違った楽しみ方がいろいろあります。
「風を直に感じる」「夏は走っている途中は涼しく、止まると暑い」など、エアコンを使って快適な空間を作る車とは違い、季節を肌で直に感じる楽しみがあります。

また、その感覚を2人で感じて、2人だけの時間を味わう。車とは違う楽しみだと思います。その感覚は、親子で走っているライダー、カップルで幸せな時間を過ごすライダー、友人同士で走るライダー、それぞれに違った楽しみがあります。

しかし、バイクでの2人乗りには、「バイクであるが故に身体が剥き出し」という莫大なデメリットがつきまといます。ちょっとした油断が大きな事故やケガにつながり、上記で紹介したような楽しみや幸せの時間や思い出が一瞬で壊れてしまうことにもなりかねません。

そこで今回は、バイクでの2人乗りにおける注意点を中心に紹介していきます。この記事が参考になれば幸いです。

バイクでの2人乗り、最低条件

まず公道におけるバイクでの2人乗りは、いきなり出来る事ではありません。「バイクで2人乗り?後ろに人を乗せて走るだけなら出来るでしょ?」・・・違います。技術的なことを言っているのでは無く、バイクでの2人乗りは、法律できちんと走行条件が定められているのです。

バイクで2人乗りをする場合の最低条件

まず、バイクで2人乗りをする為の最低条件は、
・いずれかのバイクの普通免許証(大型・中型・小型限定)の交付を受けて1年以上経過した者

という事が道路交通法(第71条)によって定められており、この条件を満たさない場合は全面的にバイクの2人乗りは禁止されています。

この法律を違反した場合、10万円以下の罰金、反則金12,000円、違反点数2点の罰則、また違反した状態で事故を起こした場合には保険が下りないという事もあります。絶対に守りましょう。

高速道路におけるバイクでの2人乗り

2005年4月1日からは、バイクで高速道路を2人乗りで走る事が可能になりました。
これにも最低条件が存在し、「20歳以上でかつ、大型二輪免許の交付を受けて3年以上経過した者」という条件となっています。

また、いずれの場合においても免許の交付を受けたからといっても、取得後に免許停止や免許取り消しなどの処分を受けてしまった場合は免許交付からの日数経過をカウントしません。
至極当然のことですが、安全運転に気をつけましょう。

バイクでの2人乗り、気をつけるべきポイントは?

バイクでの2人乗りに関しては、気をつけるべきポイントが多いこともまたしかりです。
四輪車と違ってタイヤ2つである事からバランスを取る必要があること、繰り返し言っていますが「身体が剥き出し」ということがあります。その他にもいろいろ気をつけるべきポイントが存在します。

バイクでの2人乗りで気をつけること・運転姿勢

まず第一に運転姿勢が重要になります。運転手は一人で乗るときの様にまたがります。
次は後ろに乗る方(パッセンジャー)です。パッセンジャーは、運転手にくっつきすぎず・離れすぎずの姿勢を保ちます。基本的にパッセンジャーは「片方の手を運転手の腰へ、もう片方の手をグラブバーへ」という姿勢で、肩の力を抜き、真っ直ぐ前を見ます。ステップに足を乗せるときも「つま先を真っ直ぐに、タンデムステップが土踏まずの真ん中に」という乗せ方に気をつけましょう。

バイクの2人乗りで気をつけること・2人乗り禁止区域

バイクの2人乗り禁止

この標識がある区間のバイクでの2人乗りは禁止となっている場所を表している。この標識を見落とさないように運転しよう

バイクでの2人乗りは、高速道路での走行も解禁された事などからとても自由度が高くなりました。しかし、法律では道路の設計の古さや交通上の事情で2人乗りを禁止としている場所も存在します。首都圏にお住まいの方はご存知かもしれませんが、首都高速道路の一部区間ではバイクの2人乗りが禁止されています。

バイクでの2人乗り、おすすめのライディンググッズ

次に、バイクでの2人乗りでのおすすめのライディンググッズを紹介します。

2人乗りに関しては、この無線通信が出来る機器がとても便利です。停車中は大きな声で話せば会話は可能ですが、大通りの中や高速道路・市街地など声が聞こえにくい状況がつきものです。パッセンジャーの気分が悪いときや、走り出した直後の「あごひもを結び忘れた」といったうっかりなどを防ぐことが可能になります。

バイクでの2人乗り、まとめ

いかがだったでしょうか。今回はバイクでの2人乗りについて紹介しました。
バイクでの2人乗りは車とはまた違った楽しみがある反面、一つのミスが命取りになる事も存在します。今回の記事では法律的な内容や注意点を簡潔ながら紹介しました。

みなさんも今回の記事を参考に、バイクでの2人乗りに関しての注意点や法律などを更に掘り下げてみてはいかがでしょうか。

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