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数えきれないほど豊富!!自動車のエンブレムについてご紹介します!

どんな車でも必ずと言っていいほど付いているエンブレム。街中に色んな車が走っているのを見かけますが、エンブレムも同じように色んな種類のものがあります。普段はあまり気にした事がないという方もいるかもしれませんが今回は車のエンブレムについてみていきたいと思います。

日本車の有名なメーカーのエンブレム

みなさんの中には車のエンブレムを見ても、どこのメーカーのものか「全然分からない!」という方もいらっしゃると思います。そこでまずは日本車の有名なメーカーのエンブレムについてご紹介していきます。

トヨタ

車 エンブレム

形の異なる三つの楕円で構成されたトヨタのエンブレム。これだけ見ると、惑星のリングが重なっているようにも見えていささか宇宙的。実はそれぞれの楕円にも意味があり、マークの内側にある二つの楕円でトヨタの「T」が表現されているというのが有名。

ホンダ

車 エンブレム

ホンダは二輪と四輪でブランドの差別化を図っているためエンブレムが違いますが、いわゆるシンプルな「H」マークは四輪の方。若干、上に向かって末広がりになっているのが特徴的。ちなみにマークのまわりの丸みを帯びた縁は、三味線の形をイメージしているそうです。

三菱

車 エンブレム

財閥一族として名高い岩崎家と、土佐藩主山内家の家紋を組み合わせたものが原型となっている三菱のエンブレム。ホンダのエンブレムが丸みを帯びた柔和なデザインだとすれば、三菱のエンブレムはいかにも家紋らしい硬派なデザイン。和の趣もあり、エンブレムというよりは「車紋」という言葉の方がハマりそうな気がします。

マツダ

車 エンブレム

社名が人類文明発祥とともに誕生したとされるゾロアスター教の神様「アフラ・マズダー」に由来するマツダ。羽ばたく翼のようなモチーフが「M」を描くエンブレムも、どこか神々しく見えてきます。エンブレムを「フライング・M」「カモメ」などの愛称で親しんでいる方々もいます。

スバル

車 エンブレム

「六連星マーク」は富士重工業の社内募集案に、 スバル・360の基本デザインを担当した社外工業デザイナーが手を加えたものを採用したのが起源。 以後何度かのデザイン変更が行われ、途中で実際の星座の配列を無視した形となりながらも、星6つ(大1、小5)の基本モチーフは継承され現在に至っています。

スズキ

車 エンブレム

社名のスズキをローマ字で表すと、SUZUKIとなり、この頭文字である「S」をデザイン化したもの。 発展するスズキのイメージをあらわすものとしてひろく親しまれています。

日産

車 エンブレム

日産自動車のロゴはもともとダットサンで使われていたもので、吉崎良造と田中常三郎がシボレーのマークにヒントを得て、 赤の日の丸と太陽をベースに天空をモチーフとしたコバルトブルーをいれ、真ん中に白で横一文字で「DATSUN」と書かれていたのが前身。その後ローマ字表記の「NISSAN」に変更されました。

ダイハツ

車 エンブレム

DAIHATSUの会社のマーク=コーポレートマークといわれるもので、頭文字のDをデザインしたもの。

いまご紹介したものが主な日本車のメーカーのエンブレムになります。それぞれに由来があり、一つ一つのエンブレムを詳しく見ていくのも面白いですね。

世界の自動車メーカーのエンブレム

では次に国内でもよく見かける世界の自動車メーカーのエンブレムとその由来についていくつかご紹介していきたいと思います。

メルセデス・ベンツ

車 エンブレム

「スリーポインテッドスター」と呼ばれるメルセデスベンツのエンブレムは、合併前のダイムラー社が使用していたスリーポインテッドスターにベンツ社の円形月桂冠が組み合わせられたものとなっており、スリーポインテッドスターの3点それぞれには「陸・海・空」の各分野でモビリティーの繁栄が込められているとのこと。

BMW

車 エンブレム

前身だった航空機エンジンのメーカーに由来し、バイエルンの青空を飛ぶ飛行機の回転するプロペラを意味したエンブレムといわれていますが、本当は(諸説あるものの)黒い円の部分が同社の母体となった企業RAP MOTOREN WERKE社のエンブレムに由来したものとなっているという説もあり、さらに白と青が組み合わせられたカラーについてもバイエルン州旗がモチーフとなっているようです。

アウディ

車 エンブレム

4つの輪を組み合わせた「フォーシルバーリングス」と呼ばれるエンブレムは、同社の前身となるドイツの民族系資本の自動車メーカー「アウトウニオン」のエンブレムが原型となっているもので、それぞれの輪はアウディ、DKW(デーカーヴェー)、ホルヒ、ヴァンダラーというアウトウニオン設立に参加した4社の団結を象徴したデザインになっています。

フォルクス・ワーゲン

車 エンブレム

ワーゲンのロゴは、VとWを上下に並べてデザイン化したものがエンブレムとなっています。フォルクスワーゲンとは「国民の車」の意味で、現在ではドイツはもちろんのこと、世界中の大衆車にまでに成長しています。

人気の高い車のエンブレム

車のエンブレムは国産車だけでもたくさんありますが、外車も含めると本当に種類が豊富です。そこでたくさんある車のエンブレムの中で特にカッコイイと人気の高いものを調べてみました!

ポルシェ

「馬」が跳ねている姿がエンブレムになっている「ポルシェ」は、同社の所在地となるドイツのバーデンビュルテンブルグ州とシュトゥットガルト市の紋章を組み合わせたデザイン。

レクサス

LEXUSには、高級を意味する「ラグジュアリー(Luxury)」と「法と基準」を意味するラテン語「レックス(Lex)」の合成語で、「ラグジュアリーの基準」という意味があり、 その頭文字の「L」がエンブレムとなっています。

アルファロメオ

人間をくわえた大蛇というちょっと怖い雰囲気のアルファロメオのエンブレムデザインは、もともとミラノの貴族ヴィスコンティ家の紋章に左側のミラノの紋章を組み合わせたマークとなっています。

この他にもさきほどご紹介したベンツやスバル、BMWなどもカッコイイとの声がありました。どれがカッコイイかは好みの問題になりますので自分の好きなエンブレムを探してみるのもいいかもしれません。

エンブレムの交換

街中を走っている車の中にはエンブレムを自分好みのものに交換している車もあります。実はこのエンブレム自分で好きなものと交換することができるんです。そこで次はエンブレムの交換について見ていきたいと思います。

車 エンブレム

交換をするにあたって「エンブレムの交換は違法じゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが結論からいうと、法律上は全く問題はありません。購入した車はメーカーの物ではなく、自分の物となりますので、エンブレムを交換したとしても商行為とも営利目的とも見なされないので全く問題ないようです。

エンブレムの交換にかかる費用としては…
・エンブレム本体…1,000円~30,000円程度
・釣り糸又はヘラ…100円程度
・コンパウンド(鏡面用)…500円~1,000円程度
・シール剥がし剤…100円~500円程度
・エンブレム剥がしセット…1,000円程度

またカー用品店や整備工場など業者に依頼する場合は、~1000円位の工賃でやってくれるそうです。

車 エンブレム

実際のはがし方と取り付け方についてですが動画などもあるようで詳しく知りたいという方はそちらをご覧いただければと思いますが、はがし方の簡単なイメージとしては一般的なシールなどを剥がす時と同じようなイメージなんだとか。

取り付ける際は強力両面テープなどで張るだけという工程だけを見ると比較的簡単に出来るようです。

車のエンブレムについて、まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は車のエンブレムについてご紹介してきました。エンブレムには本当にたくさんの種類や由来があり、あまりエンブレムに興味がない人でも調べてみると意外と面白かったりするかもしれません。また街中などを走っている車のエンブレムに注目してみるのもいいかもしれませんね。

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