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アウディの最長老にして最先端モデル!新型アウディa6の魅力とは?

ここ数年、大型車のダウンサイジングがトレンドになりつつありますが、その例に漏れず、新型アウディa6もダウンサイジングエンジンを搭載し、それに伴い各部をブラッシュアップしてきました。マイナーチェンジした新型アウディa6の魅力を調べてみました。

新型アウディa6ってどんなクルマ?

新型アウディa6

新型アウディa6は、2015年7月に発表されたモデルで、基本的デザインは2011年に変更したままですが、新世代のシングルフレームグリルの採用をはじめとする外観のリフレッシュ、安全装備の追加など多岐にわたって行われました。

新型アウディa6で技術的に注目するのは、カメラによって先行車や対向車などの存在を感知するとヘッドライトの上向きと下向きを自動でコントロールする、マトリックスLEDヘッドライトの採用です。

また、新型アウディa6の安全技術としては、追突予防のための「アウディ・プレセンス」、車線逸脱を防ぐ「アウディ・サイドアシスト」、後方の死角にいる車両の存在を知らせる「アウディ・アクティブレーンアシスト」などが装備されています。

新型アウディa6

・全長 4,945mm
・全幅 1,875mm
・全高 1,465mm
・ホイールベース 2,910mm

それでは早速、新型アウディa6を性能・デザイン・価格など、レビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!

新型アウディa6性能は?

新型アウディa6では、これまでの自然吸気のV型6気筒DOHC 2.8リッターエンジンに替え、ダウンサイジングした直列4気筒 DOHC 2.0Lと1.8Lの直噴ターボエンジンを採用したことがが大きな変更の一つです。特に2.0Lターボエンジンは、排気量こそ少なくなるものの、最高出力は35kW(48PS)、最大トルクは90Nm向上となる最高出力185kW(252PS)/5000-6000rpm、最大トルクは370Nm/1600-4500rpmを発生しながら、燃費は11.8km/Lから13.6km/Lに向上した新グレードとなっています。

新型アウディa6 1.8TFSIエンジン

水冷直列4気筒DOHCターボチャージャー
総排気量 1,798cc
最高出力 190ps / 4,200~6,200rpm
最大トルク 320Nm/1,400-4,100rpm

新型アウディa6 2.0TFSIエンジン

水冷直列4気筒DOHCターボチャージャー
総排気量 1,984cc
最高出力 252ps / 5,000~6,000rpm
最大トルク 370Nm/1,600-4,500rpm

新型アウディa6 3.0TFSIエンジン

水冷V型6気筒DOHCターボチャージャー
総排気量 2,994cc
最高出力 333ps / 5,500~6,500rpm
最大トルク 440Nm/2,900-5,300rpm

新型アウディa6には、上記エンジンに7速 Sトロニックトランスミッションを組み合わせています。さらに2.0Lと3.0Lにはフルタイム4WDのクワトロシステムを搭載しています。

では、新型アウディa6のレビュー記事を見てみましょう!

2Lであることが信られないくらいよく走る。ターボエンジンの弱点だったトルクの立ち上がりが遅れる傾向もすっかり消え、大排気量NAエンジンのような素直な走りが楽しめる。エンジン音が小さくなったのも、その恩恵の一つ。しかも遮音性の高いウインドウガラスを採用したことで、キャビンはいっそう静寂になった。足回りがやや硬めに変わったのは残念ながら、機敏な走りは健在。新時代の到来を実感させてくれる1台だった。

出典:http://www.carsensor.net

ふわっと、まるで羽根を息で吹いたように軽やかに加速するのは、エンジンがダウンサイズされたことに加えてボディへのアルミパーツの多用など、徹底した軽量化が図られた恩恵だ。

出典:http://autoc-one.jp

新型アウディa6は、これまでの2.8Lエンジンから2.0Lへのダウンサイジング化はかなり高評価のようです。エンジンだけでなく、「Audi Ultra」の軽量化技術の延長線上にあるアルミコンポジットボディを採用し、モノコックボディーの20%をアルミとしていることも走行性能の向上にかなりいい影響をもたらしているみたいですね。

新型アウディa6のアピールポイントは?

では続いて、新型アウディa6のアピールポイントについて見ていきましょう!

マトリクスLEDヘッドライト

25個ものLEDでハイビームを構成するマトリクスLEDヘッドライトは、いくつものセンサーと1台のカメラが対向車や先行車を検出。他のドライバーの妨げにならないように周囲の状況に合わせて照射を自動調整します。また、画期的なスタイルのLEDヘッドライトには中央側から両サイドに向けて伸びていくようなウインカーを採用しています。

DIS(ドライバーインフォメーションシステム)

メーター内に高解像度カラーディスプレイを搭載し、ステアリングスポーク左側のボタンで、表示内容や地図の拡大/縮小、メニュー表示などが操作できます。

アウディコネクト

アウディコネクトは進化し、インターネット接続によってオペレーターによるカーナビ設定やホテル予約などが可能になり、Googleのサービスを扱えるようになったほか、車内でスマートフォンなどを最大8台までインターネットに接続できる「Wi-Fiスポット」機能も追加され、MMI(マルチメディアインターフェイス)で一元的に操作できるようになりました。

新型アウディa6の価格は?

では、気になる新型アウディa6の価格を見ていきましょう!

新型アウディa6

アウディa6は1994年にそれまでのアウディ100の後継として発表されたモデルで、現在のモデルで4代目になります。ボディバリエーションはセダンと「アバント」と呼ばれるワゴンから構成されており、スポーツバージョンのS6やRS6、SUVワゴンのオールロードクワトロまで幅広くラインアップされています。

新型アウディa6の価格は以下の通りです。

1.8 TFSI 6,280,000円(税込)
2.0 TFSI quattro 6,800,000円(税込)
3.0 TFSI quattro 8,880,000円(税込)

新型アウディa6の総括

新型アウディa6

新型アウディa6 2.0TFSI quattro(4WD)の燃費は、13.6km/Lで1.8t近いボディでありながら、同クラスではかなりいい燃費を実現しています。

さていかがでしたか?今回は新型アウディa6の性能面を含め、様々な角度から見てきました。新型アウディa6は、アウディの中でも最も長い歴史を持つモデルですが、その走りはまさにアウディらしい1台でした。
これをきっかけにミディアムクラスの4ドアセダンをご購入予定の方は、新型アウディa6ついてご検討してみるのもいいですね。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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