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意外と知らない!!ガソリンのレギュラーとハイオクの知識まとめ

車のガソリンが少なくなると必ずしなければならないのが給油ですよね。最近の車はほとんどがレギュラーとハイオクを使用していますが、何故車はレギュラーやハイオクに分けてあるのか?そもそもレギュラーとハイオクって一体何なのかを紹介していきます。

そもそもガソリンとは

レギュラーやハイオクの前に、そもそもガソリンとは何なのかを簡単に紹介します。

ガソリンとは、石油製品のひとつです。沸点が摂氏30度から220度の範囲にある石油製品(および中間製品)の総称です。この名称は、「gas(ガス)」とアルコールやフェノール類の接尾辞であるolと不飽和炭化水素の接尾辞であるineに由来します。米国ではガスと呼ばれることが多く、燃料切れを意味するガス欠はこれに由来します。日本の法令などでは揮発油(きはつゆ)と呼ばれる場合があります。

レギュラーとは

それではレギュラーについて紹介していきます。

低オクタン価の一般用ガソリンでオクタン価89以上96未満のものをレギュラーガソリンといいます。

オクタン価とは

ガソリンのアンチノック性を示す指数で、イソオクタンとノーマルヘプタンとの混合物を標準燃料とし、試料ガソリンと同じアンチノック性を示す標準燃料中のイソオクタンの容積の百分率を、その試料のオクタン価とします。オクタン価の高いほどアンチノック性も高く、ふつう、自動車ガソリンのオクタン価は85~95で、95以上をハイオクタンといいます。

ハイオクとは

レギュラーガソリンより高いオクタン価を持つガソリンのことです。
このガソリンは、「ハイオク」、「プレミアムガソリン」などいくつかの異なる名称で呼ばれ、ガソリンスタンドでも独自の商品名で呼ばれることが多くあります。

1983年に、出光興産と日本石油(現:JX日鉱日石エネルギー)が無鉛ハイオクを発売し、他社もそれに追随しました。
無鉛ハイオクは、量販されるレギュラーガソリンと差別化を図れるため、ガソリンの販売各社(ガソリンスタンド)としても高い価格で販売でき、大きな利幅を得ることができます。このため、各社ともハイオクガソリンの商品開発・販売促進に熱心でした。ハイオクと称して販売されているガソリンは、オクタン価向上剤の添加でアンチノッキング性を高めるだけでなく、強化された清浄剤などの添加により付加価値を高め、「プレミアムガソリン」と銘打って販売されました。一時期は高性能をイメージさせる映像表現や、「クリーン」「環境にやさしい」などと銘打った、ハイオクガソリンのコマーシャルが盛んに行われていました。

給油の際にやってはいけないこと

レギュラー車にハイオクを入れてしまった・・・。
逆にハイオク車にレギュラーを入れてしまった・・・。
そんなことをしてしまうと一体車はどうなってしまうのかを紹介していきます。

レギュラー仕様車にハイオクを入れると

レギュラー車にハイオクを入れるとほんのわずか燃費が良くなったりハイオクには添加剤が入ってるのでエンジン内を綺麗にしてくれたりします。
ですので、危ないかと思いきや、レギュラー車にハイオクを入れるのは悪くなるどころか良いことばかりですね。ですが財布の中身が寂しくなります・・・。

ハイオク仕様車にレギュラーを入れると

たまに白煙出たりする車種があったり燃費が若干おちたりします。
やはりハイオクの方が質が良いので、ハイオク仕様車にレギュラーは良いことがありませんし、燃費も悪くなるのでNGですね。
ただハイオクではなくレギュラーでも走行することは可能だそうです。

これだけはやってはいけないこと

危険なのはハイオク、レギュラー、軽油の3つの内、ディーゼル車用の軽油を間違えて入れるとエンジンが故障します。

誤給油の際の対処法

先程、ハイオクとレギュラーの誤給油は特に深刻な症状がないと紹介しましたが、誤って軽油を入れてしまった際の対処法を紹介します。

ちなみにレギュラー・ハイオク仕様車に軽油を入れてしまうと

ノッキングを起こす
黒煙が出てくる
馬力が落ちる
最終的にエンジンが停止する

レギュラー・ハイオク仕様車に軽油を入れてしまったことに早めに気付き、エンジンを停止させる事により、一部の部品交換料のみで済みますが、レギュラー・ハイオク仕様車に軽油を入れてしまったことでエンジンが壊れるほど重症の場合は高額な修理費用が掛かることになるので注意が必要です。

レギュラー・ハイオク仕様車に軽油を入れてしまったときの対処法

ドレーンプラグから燃料を抜く(自ら行える場合)
ガソリンスタンドの店員さんに燃料をハイオクまたはレギュラーに入れ替えてもらう
レッカー車等を依頼し、整備工場まで運んでもらう

セルフ式のガソリンスタンドで給油する際は、予め自分の車の油種(ハイオク・レギュラー・軽油)をしっかり把握しておき、給油前に蓋やキャップに貼ってある油種ステッカー(ハイオク・レギュラー・軽油)を確認するようにしましょう。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。
レギュラーとハイオクの違いについて少しは理解していただけたでしょうか?
くれぐれも給油の際はハイオク・レギュラーの取り扱いに十分に注意してくださいね。
以上、『意外と知らない!!ガソリンのレギュラーとハイオクの知識まとめ』でした!

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