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ミニバンからリムジンへ変身を遂げた新型トヨタヴェルファイアの進化

エコカーやコンパクトカーがもてはやされ、新車販売台数の4割強を軽自動車が占める昨今、500万円前後の高額なミニバンが売れています。その代表格が新型 トヨタ ヴェルファイアです。今回はフルモデルチェンジした新型 トヨタ ヴェルファイアについて調べてみました。

新型 トヨタ ヴェルファイアってどんなクルマ?

新型 トヨタ ヴェルファイア ハイブリッド ZR G エディション

2015年、新型 トヨタ ヴェルファイアは、初めてのフルモデルチェンジをして登場しました。先代同様、フロントグリルに二段ヘッドランプ、リアにはクリアコンビネーションランプを装備しており、一目でヴェルファイアだとわかるデザインになっています。

動力性能については、ハイブリッドモデルのエンジンをアトキンソンサイクル仕様に変更し、6速シーケンシャルシフトマチックやE-Fourを組み合わせたことで燃費を向上。2.4Lガソリンモデルは2.5Lの2AR-FE型に置換し、7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを備え、アイドリングストップ機能を設定しました。また、3.5Lガソリンモデルは、6速シーケンシャルシフトマチックを装備したことで燃費を向上させています。

新型 トヨタ ヴェルファイア ハイブリッド ZR G エディション

・全長 4,930~4,935mm
・全幅 1,880~1,950mm
・全高 1,525mm
・ホイールベース 3,000mm

それでは新型 トヨタ ヴェルファイアを早速、を性能・デザイン・価格など、レビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!

新型 トヨタ ヴェルファイアの性能は?

新型 トヨタ ヴェルファイア ガソリンエンジン

新型 トヨタ ヴェルファイア 3.5Lエンジン

V型6気筒DOHCエンジン
総排気量 3,456cc
最高出力 280ps / 6,400rpm
最大トルク 35.1kgf・m/4,700 rpm
JC08モード燃費 9.5km/L

新型 トヨタ ヴェルファイア 2.5Lエンジン

直列4気筒DOHCエンジン
総排気量 2,493cc
最高出力 182ps / 6,000rpm
最大トルク 24.0kgf・m/4,100 rpm
JC08モード燃費 11.6km/L

新型 トヨタ ヴェルファイア ハイブリッドエンジン

直列4気筒DOHCエンジン
総排気量 2,493cc
最高出力 152ps / 5,700rpm
最大トルク 21.0kgf・m/4,400~4,800 rpm
<電動機>
最高出力 143ps
最大トルク 27.5kgf・m
JC08モード燃費 18.4km/L

リアサスペンション

新型 トヨタ ヴェルファイアのリアサスペンションは、先代のトーションビーム式コイルスプリングからダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用し、ボディ剛性強化と相まって乗り心地と操舵安定性を向上させています。

では、新型 トヨタ ヴェルファイアのユーザーレビューを見てみましょう!

2.5リッター直4 エンジンは、一番廉価なグレードとなるが、 なかなか重厚で悪くない 。ステアリングフィールも手ごたえがあって、しっとりと接地感の高い走行が楽しめる。ただしネガティブは、踏み込んだときの静粛性に欠けるところ。CVTの回転音と、4気筒の雑味ある音が気になった。

出典:http://autoc-one.jp

現行型はボディ剛性を高め、リアサスペンションはトーションビームの車軸式からダブルウイッシュボーンの独立式に改めた。独立式だから良いという話ではないが、新旧比較をすれば乗り心地は向上している。なので時速100kmという法定速度の範囲内で穏やかに走る分には、ヴェルファイア&アルファードの乗り心地は上級セダンと比べても遜色はない。

出典:http://autoc-one.jp

新型 トヨタ ヴェルファイアの動力性能は、概ね好評ですが、2.5Lのガソリンエンジンは多少そのパワー感が足りない気がするという意見も聞かれました。足回りについてはリアサスペンションを先代のトーションビーム式から、ダブルウイッシュボーンに変えたことで乗り心地は上質になったが、着座位置の高さかくるロール感はやはりぬぐいきれないとの意見も多くありました。

新型 トヨタ ヴェルファイアのアピールポイントは?

ヘッドランプ

新型 トヨタ ヴェルファイアには、オートレベリング機能付きのLEDヘッドライトが装備されており、先行車、対向車への眩惑防止に配慮しています。また、一部グレードにはLEDイルミネーションランプ(デイライト併用)も採用し、ライン発光させることで先進感を演出しています。

助手席スーパーロングスライドシート

新型 トヨタ ヴェルファイアの7人乗りには一部グレードを除き、助手席が1,160mmもスライドする機能が付いています。これにより、様々なシートアレンジが可能になりました。

パノラミックビューモニター

新型 トヨタ ヴェルファイアには、車両を上から見たような映像をナビ画面に表示するパノラミックビューモニターが一部を除き、メーカーオプションできます。見にくい車両周辺の状況をリアルタイムでしっかり確認し、クルマを透かして外を見るような映像で周辺を確認できるシースルービュー(世界初)や、発進時に側方から現れる人やクルマなどを検知する左右確認サポートもセットされています。

新型 トヨタ ヴェルファイアの価格は?

それでは気になる新型 トヨタ ヴェルファイアの価格を見ていきましょう!

新型 トヨタ ヴェルファイア ロイヤルラウンジSP インテリア

新型 トヨタ ヴェルファイアには、定員を4名にし、後部座席を豪華リムジンに仕上げた「ロイヤルラウンジ」と「ロイヤルラウンジSP」がカスタマイズカーとして用意されています。
13,878,982円〜15,460,691円(税込)

新型 トヨタ ヴェルファイアの価格は以下の通りです。

<ガソリンエンジン>
新型 トヨタ ヴェルファイア X 3,197,782円~ Executive Lounge 6,716,618円(税込)
<ハイブリッド>
新型 トヨタ ヴェルファイア X 4,113,818円~ Executive Lounge 7,036,691円(税込)

新型 トヨタ ヴェルファイアの総括

トヨタ アルファード S A パッケージ

新型 トヨタ ヴェルファイアには、フロント及びリヤマスクのデザインが異なる姉妹車のトヨタ アルファードが販売されています。

さていかがでしたか?
今回は新型 トヨタ ヴェルファイアの性能面を含め、様々な角度から見てきました。新型 トヨタ ヴェルファイアは、ミニバンクラスでトップの売り上げを誇る1台で、最大のライバルは同社のアルファードになるかもしれません。一目でヴェルファイアだとわかる個性的、かつ迫力のデザインに抜群の居住性と機能性、そして信頼の走行性能はトヨタならではのミニバンでした。
これをきっかけにミニバンをご購入予定の方は、新型 トヨタ ヴェルファイアついてご検討されてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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