トヨタMIRAI(ミライ)・トヨタの燃料電池車MIRAIとは？

燃料電池車は水素と酸素を化学反応させて電気を発生させ、この電気でモーターを回転させることで走ります。このとき、水しか出さないため「究極のエコカー」と呼ばれ、次世代の車として各社が開発を進めている車です。走行中に排ガスを出さない車として電気自動車がありますが、電気自動車と比べて車体が大きく、かつ航続距離が長いのが特徴です。水素の充填時間は満タンまで３分程度で、災害時や電力需給が高まった時などには、発電した電力を外部供給することもできるといいます。

気になるお値段は約700万円。購入した方には国の補助金だけで約200万円が支給されます。他社よりも早く出したことでいち早く主導権を握ろうとしています。

一つ問題点があるとすれば、水素ステーションの普及でしょう。水素ステーションの建設には１カ所５億円かかるとされており、ガソリンスタンドの５倍の費用がかかってしまいます。ある程度の見通しを立ててはいますが、それ以降はどうするか決まっていないのが現状です。