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家族思いのミニバンはまだまだ元気!セレナ ハイウェイスターの魅力

熾烈なミニバン競争の中で、基本設計が不利にもかかわらず奮闘しているセレナ。中でも人気は「ハイウェイスター」シリーズに集中しています。全車自動ブレーキが標準となり、家族思いになったセレナ ハイウェイスター。今回はセレナ ハイウェイスターについて調べてみました。

セレナ ハイウェイスターってどんなクルマ?

日産セレナは、1991年にそれまでのバネットコーチのフルモデルチェンジ版としてデビュー、「バネットセレナ」の名で販売開始されたミニバンです。2代目が1999年にFFを採用してフルモデルチェンジし、乗用タイプのミニバンとして初めての両側スライドドアやCVTも採用していました。

搭載エンジンは2.0Lガソリンと2.5L直噴ディーゼルの2種類が用意され、4WD車を含むガソリン車全車にはトランスミッションにクラス初のCVTが組み合わされました。グレード体系は乗用グレードのみで、「B」「J」「J-Vパック」「ハイウェイスター」「X」「ハイウェイスターGパック」の6グレードのラインナップでした。

以降、「ハイウェイスター」のグレードは継続され、現在モデルでも継続販売されています。ちなみに現在の「ハイウェイスター」シリーズは、装備などにより7つのグレードに細分化していますが、基本的には2.0Lガソリンエンジン(マイルドハイブリッド)にCVTの組み合わせです。

セレナ ハイウェイスターG S-HYBRID

・全長 4,770mm
・全幅 1,735mm
・全高 1,865mm
・ホイールベース 2,860mm

それでは早速、セレナ ハイウェイスターを性能・デザイン・価格など、レビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!

セレナ ハイウェイスターの性能は?

セレナ ハイウェイスター エンジン

直列4気筒DOHCエンジン
総排気量 1,997cc
最高出力 147ps / 5,600rpm
最大トルク 21.4kgf・m/4,400 rpm
<電動機>
最高出力 2.4ps
最大トルク 5.5kgf・m
JC08モード燃費 15.4km/L

エクストロニックCVT

セレナ ハイウェイスターのエクストロニックCVTは、エンジンとの協調制御により、優れた燃費性能とスムースなレスポンス、力強い走りを実現しています。

アダプティブシフトコントロール

セレナ ハイウェイスターには、現在の運転操作、道路勾配、横方向の遠心力などから、走行状況を予測し、最適な変速スケジュールを提供するアダプティブシフトコントロールを装備しています。

では、セレナ ハイウェイスターのレビュー記事を見てみましょう!

セレナの動力性能は、背の高いミニバンの平均水準。シートアレンジに力を入れて、長いスライドレールや可変機能を多く備えたことで、試乗したハイウェイスターG・Sハイブリッドの車両重量は1680kgに達する。加速力では不利だが、エンジン性能は2リッタークラスでは高い部類

出典:http://autoc-one.jp

乗り心地は、「ハイウェイスター」では足まわりの設定が標準ボディと異なり、タイヤが16インチになることもあって少し硬い。以前に比べると粗さを抑えたが、路上のデコボコを伝えやすい性格は残る。

出典:http://autoc-one.jp

セレナ ハイウェイスターの動力性能は概ね好評ですが、やはりその重心の高さと車重の重さから、軽快感は薄いようです。しかし、多彩なシートアレンジと速度上限は低いものの、自動ブレーキが全車に標準で装備される安全性の高さは高評価を得ているようでした。

セレナ ハイウェイスターのアピールポイントは?

続いて、セレナ ハイウェイスターのアピールポイントを見ていきましょう!

シートアレンジ

セレナ ハイウェイスターのシートアレンジは豊富で、乗車人数や荷物に合わせて選べる14通りのシートアレンジが可能です。

エクステリアデザイン

現行のセレナ ハイウェイスターのエクステリアデザインは、マイナーチェンジでより迫力があるものになりましたが、クロームメッキの使い方が過度ではないので、上質感も感じさせますね。またヘッドライトデザインも上下2分割されたもので、洗練された印象も受けます。ちなみにオプションでLEDヘッドライトも選択できます。

エマージェンシーブレーキ&アドバンスドセーフティパッケージ

セレナ ハイウェイスターには、エマージェンシーブレーキと車線逸脱警報が標準装備されています。また、オプションのアドバンスドセーフティパッケージを選択すると、アラウンドビューモニターとフロント&バックソナーが装備され、車両を上空から見た映像としてルームミラーやオプション装着されたカーナビの画面に表示します。フロント&バックソナーは、ゆっくりと前進や後退をしている時、障害物に接近すると危険を知らせる機能もあります。

セレナ ハイウェイスターの価格は?

それでは気になるセレナ ハイウェイスターの価格を見ていきましょう!

セレナ ライダー High Performance Spec Black Line

セレナには、「ハイウェイスターシリーズ」以外に、よりワイルドなエアロパーツを装着、専用サスペンションを採用し、ローダウンしたスタイルが人気の「ライダー」シリーズもラインナップされています。

セレナ ハイウェイスターの価格は以下の通りです。

セレナ ハイウェイスター Sエディション 2,398,680円~2,679,480(税込)
セレナ ハイウェイスター  2,641,680円~2,909,520円(税込)
セレナ ハイウェイスター Vセレクション+Safety 2,721,600円~2,962,440円(税込)
セレナ ハイウェイスター Vエアロモード+Safety 2,761,560円~3,002,400円(税込)
セレナ ハイウェイスター Vセレクション+SafetyII 2,799,360円~3,040,200円(税込)
セレナ ハイウェイスター Vエアロモード+SafetyII 2,839,320円~3,080,160円(税込)
セレナ ハイウェイスター G 2,922,480円(税込)
セレナ ハイウェイスター Gエアロモード 3,027,240円(税込)

セレナ ハイウェイスターの総括

セレナ NISMOパフォーマンスパッケージ装着車

セレナ ハイウェイスターをより個性的に見せるアイテムがニスモより発売になりました。エアロキット、アルミホイール、サスペンションキット、スポーツマフラーをパッケージ化した「パフォーマンスパッケージ」とエアロキットとアルミホイールをパッケージ化した「エアロパッケージ」の2種類です。

さていかがでしたか?
今回はセレナ ハイウェイスターの性能面を含め、様々な角度から見てきました。セレナ ハイウェイスターは、ミニバンクラスでは歴史の長いモデルで、ホンダステップワゴン、トヨタノア/ヴォクシーなど競合他車が多く存在します。競合各社がフルモデルチェンジした今、基本設計が古くなったセレナですが、未だにそのシートアレンジの豊富さと運転のしやすさで売れ続けており、その実力は証明されています。
これをきっかけにミニバンをご購入予定の方は、セレナ ハイウェイスターついてご検討されてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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