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最後のフラット6ミッドシップ!ケイマン gtsは「買い」の1台!!

ポルシェのミッドシップカーとして2005年に発売され、スポーツモデルも登場し、911を脅かしてきたケイマン。2013年にモデルチェンジを実施、新たにスポーツ性能を引き上げたgtsが追加されました。今回はポルシェ ケイマン gtsを調べてみました。

ケイマン gtsってどんなクルマ?

ケイマン gts

ポルシェ ケイマンは、2005年にボクスターからの派生した2人乗りのミッドシップクーペモデルとして発表されました。トランスミッションやサスペンションなどは、ボクスターと共用しています。エンジンは、ボクスターのエンジンブロックをベースにボアアップして3.4Lとしたものにバリオカムプラスを搭載していました。また、トランスミッションは、アイシン製の6速MTと5速ティプトロニックSが用意されていました。

その後、2009年にビッグマイナーチェンジを経て、2013年に2代目へとモデルチェンジし、gtsを追加しました。gtsは、3.4Lエンジンを搭載したスポーツモデルで、トランスミッションは、6段MTとPDKが設定されています。

ケイマン gts

・全長 4,401mm
・全幅 1,800mm
・全高 1,285mm
・ホイールベース 2,475mm

それでは早速、ケイマン gtsを性能・デザイン・価格など、レビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!

ケイマン gtsの性能は?

ケイマン gts エンジン

水平対向6気筒DOHCエンジン
総排気量 3,436cc
最高出力 340ps / 7,400rpm
最大トルク 38.7kgm/4750-5800rpm

ケイマン gtsでは、6速MT仕様が285km/hで7速PDK仕様が283km/h、0-100km/h加速タイムは同様に、ケイマン gtsで4.9秒と4.8秒で到達します。

PASM(ポルシェ アクティブ サスペンション マネージメント)

ケイマン gtsには、路面状況やドライビングスタイルに応じて各ダンパーの減衰力を無段階にアクティブ調節するPASMが標準装備されています。装着すると、標準仕様車より車高が10mm低く設定され、より一体感のある走りを愉しむことができます。

スポーツクロノパッケージ

ケイマン gtsにはスポーツクロノパッケージが標準装備され、スポーツプラススイッチが追加されます。スポーツプラスモードでは、ポルシェアクティブサスペンションマネージメントシステムがのダンピングモードをスポーツモードに切り替え、ダンパーを固めにセッティングし、ダイレクトなハンドリングを実現します。また、ポルシェスタビリティマネージメントシステムの介入を最小限にし、俊敏性をいっそう向上させます。

では、ケイマン gtsのレビュー記事を見てみましょう!

ハンドリングは相も変わらず感動的なほど絶品だ。ツルシの状態でも素晴らしいというのに、スポーツクロノとPASMのコンビネーションを得ると、その次元がひとつかふたつ優に高くなる。コーナーへのノーズの入りの良さとリアの追従性。そのときの軽やかなフィール、そして素早さと素直さ、アンダーステア知らずの従順さ。あらゆる曲率のコーナーを苦手とせずに気持よくスピーディに駆け抜けていく様は、もうただそれだけで快感だ。

出典:http://autoc-one.jp

エンジンの魅力も明らかにSをしのぐ。とくにトップエンドのストレスのない回り方は鳥肌が立ちそうになるほど。もちろん「911GT3」には到底及ばないけれど、それとちかい回転フィールが味わえるのだ。エグゾーストサウンドも迫力じゅうぶん。それどころか、“スポーツ+”を選ぶとスロットルオフでパリパリパリなんて音まで響かせてドライバーを驚かせる。スポーツモデルといえども静かなほうが好きな私は軽く赤面してしまうほどの音量なのである。

出典:http://openers.jp

ケイマン gtsの運動性能はかなり高い評価ですね。1つ下のグレード「S」と比較してパワーで15ps、価格で約130万円の差ですが、その差以上の歓びを味わえるほど、完成度の高い1台であるようです。「S」との価格差でgtsを購入できるならバーゲンプライスだというレビューもありました。

ケイマン gtsのアピールポイントは?

PDLS(ポルシェダイナミックライトシステム)

ケイマン gtsには、ダイナミックレベライザーとヘッドライトクリーニングシステムを備えた、PDLS内臓のバイキセノンヘッドライトが標準装備されています。PDLSに組み込まれているダイナミックコーナリングライトは、走行速度や操舵角をモニターし、そのデータに基づいてヘッドライトの照射角をコーナーの内側方向に調整することで、進行方向が明るく照らし出されます。

スポーツエグゾーストシステム

ケイマン gtsに標準装備されるスポーツエグゾーストシステムは、テールパイプをブラック仕上げすることでより精悍さを際立たせています。さらに、このシステムはスイッチ操作によって、スポーツカーならではのエンジンサウンドを生み出します。

インテリア

ケイマン gtsのインテリアには、ドア、ダッシュボード下部セクション、リアセンターコンソールリッド、ルーフライニングおよびAピラーなどにモータースポーツで用いられるアルカンターラ素材が採用され、標準仕様のブラックのレザーインテリアと相まって、洗練されたインテリアの完成度を高めています。また、オプションで専用のGTSインテリアパッケージも用意されています。

ケイマン gtsの価格は?

それでは気になるケイマン gtsの価格を見ていきましょう!

ケイマン Black Edition

ケイマンにはボクスター、911クーペ/カブリオレに続いて第3弾となるブラックエディションを追加しました。

ケイマン Black Edition(6MT)7,190,000 円(税込)
ケイマン Black Edition(PDK)7,760,000 円(税込)

ケイマン gtsの価格は以下の通りです。

ケイマン gts(6MT)9,150,000 円(税込)
ケイマン gts(PDK)9,790,000 円(税込)

ケイマン gtsの総括

ケイマンには、gtsをよりスポーティに仕上げてサーキットでも楽しめるGT4もラインアップしています。

ケイマン GT4 (6MT)10,640,000円(税込)

さていかがでしたか?

今回はケイマン gtsの性能面を含め、様々な角度から見てきました。ケイマン gtsは、ポルシェの中で唯一のミッドシップモデルで人気の高い1台です。ケイマンならではの運動性能の高さ、伝統のフラット6エンジンのもたらすレスポンスをさらに高次元へとチューニングしたケイマン gtsはいかにもポルシェらしいですね。
これをきっかけにミッドシップスポーツカーをご購入予定の方は、ケイマン gtsついてご検討されてはいかがでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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