2015/12/29
chocorilakkuma
うっかり運転免許の更新を逃してしまった、入院していて更新に行けなかった等、運転免許の更新をしなかった場合、運転免許の失効になります。では、その場合どうすれば良いのでしょう?。今回は運転免許を失効した場合、免許を復活させるにはどうすれば良いのか、を見ていきます。
運転免許を失効してしまうのには、人それぞれ事情があるはずです。
そしてまた、運転免許の失効後の取得の仕方も、失効した理由や失効していた期間等によって異なります。
軽いものだと、講習や適正検査を受けるだけで再交付されますが、重いものだと最初から運転免許の取り直しになったりします。
『うっかり失効』気をつけましょう
それではこれから、それぞれの失効者が運転免許を再取得するにはどうしたら良いか、について見ていきましょう。
うっかり見落としがちな、運転免許の更新ハガキですが、運転免許の有効期限は誕生日の1ヵ月後まであります。
自分の誕生日を過ぎても、この1ヶ月の間に更新できれば問題ないのですが、これを過ぎてしまうと、運転免許は失効してしまいます。
免許の更新ハガキ、見落とさないで!
ただし、運転免許を失効してから6ヶ月以内に運転免許証の再交付を申請すれば、所定の講習を受けることで、再交付が認められます。
● 適正試験(視力検査等)・・・受験必要
● 仮免許試験(学科・技能)・・免除
● 本免許試験(学科・技能)・・免除
● 講習の受講・・・・・・・・・・・・・受講必要
● ゴールド免許等の引継・・・・無し
講習の受講が必要です。
● 失効した運転免許証
● 申請用の写真(縦3cmX横2.4cm)
● 本籍地が記載された住民票(コピー不可)
● 運転免許証の更新通知のはがき(持っている場合)
うっかり運転免許を失効してしまって、6ヶ月以上1年以内に運転免許証の再交付を申請した場合は、大型・中型・普通自動車の免許を取得していた人に限り、一部の試験の受験が免除になります。
適正試験
● 適正試験(視力検査等)・・・受験必要
● 仮免許試験(学科・技能)・・免除
● 本免許試験(学科・技能)・・受験必要
● 講習の受講・・・・・・・・・・・・・受講必要
● ゴールド免許等の引継・・・・無し
うっかり運転免許を失効してしまって、1年以上経過している人の場合は、最初から免許の取り直しをしなければなりません。
仮免からがんばって下さい。
免許失効から1年以上経つと、仮免の受験からやり直しです。
病気や怪我、災害、海外滞在、身柄拘束等の理由で更新手続きができずに失効してしまった場合は、《やむを得ない理由》に当てはまります。
その他の理由でも、社会の慣習上、義務の遂行上やむを得なかった、と判断できる場合も、これに含まれますので、心当たりのある方は是非相談してみて下さい。
この《やむを得ない理由》により、運転免許を失効した場合、失効後6ヶ月を超えていても、その事情が止んで1ヶ月以内で、なおかつ失効後3年以内であれば、優遇措置を受けることができます。
● 適正試験(視力検査等)・・・受験必要
● 仮免許試験(学科・技能)・・免除
● 本免許試験(学科・技能)・・免除
● 講習の受講・・・・・・・・・・・・・受講必要
● ゴールド免許等の引継・・・・有り
● 適正試験(視力検査等)・・・受験必要
● 仮免許試験(学科・技能)・・免除
● 本免許試験(学科・技能)・・免除
● 講習の受講・・・・・・・・・・・・・受講必要
● ゴールド免許等の引継・・・・無し
失効後3年以上経過している場合は、優遇措置はありませんので、一からがんばって下さい。
● 失効した運転免許証
● 申請用の写真(縦3cmX横2.4cm)
● 本籍地が記載された住民票(コピー不可)
● パスポート、入院証明書や診断書、在監証明書等の、やむを得ない理由を証明するものが必ず必要になります。
入院証明書等の、やむを得ない事情を証明する書類が必要です。
運転免許失効後の、免許の再取得手続きをする場所ですが、各都道府県にもよって異なりますが、警察署ではできません。
運転免許センター、もしくは運転免許試験場でしかできない場合が多く、また取り扱う時間も、平日の昼間しか行われない場合が多いようです。
手続きに行く前に、各運転免許センターに問い合わせてみたほうが良いでしょう。
また因みに、再取得した運転免許証は、再取得した日が運転免許の取得日になります。
免許の再取得は運転免許センターへ
いかがでしたか?
今回は運転免許の失効と、再取得について見てきました。
運転免許の更新ハガキと違って、免許が失効したからといって、失効通知みたいなものは届きません。
また、免許を失効した状態で運転すると、無免許運転ということになり、重い行政処分を受ける事になります。
免許失効中の運転は、無免許運転です。
もしも免許を失効してしまったら、できるだけ早く再取得の手続きをする事が大切ですが、やはり病気や海外滞在などの、やむを得ない事情が無い限り、運転免許の失効はしないようにしたいですね。
運転免許の更新ハガキが届いたら、忘れずに、確実に、免許の更新をするようにしましょう。
免許の失効、しないように気をつけましょう。
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