伝統のコンパクトカー購入者が教えるスズキスイフトの評価とは?
2015/10/29
YMOTOHASHI
現行スイフトのマイナーチェンジから早くも3年が経過しました。これまでの経緯を察すると、フルモデルチェンジのカウントダウンは始まったといえます。スイフトがモデルチェンジするタイミングは、ズバリいつ!?フルモデルチェンジするスイフトの姿を予想します。
スイフトフルモデルチェンジの可能性を探る前に、
まずは歴代スイフトがどのようにモデルチェンジしたか?
スイフト3世代のフルモデルチェンジ年表をチェックしてみましょう。
スイフトフルモデルチェンジの前身、カルタス
スズキカルタスの後継モデルがスイフトになります。2000年まで生産されていましたので、初代スイフトが生産開始も2000年からです。
スイフトフルモデルチェンジ1
カルタスが消滅して後継にあたるフルモデルチェンジが初代スイフトになります。2006年まで、6年間生産されていました。
2000年1月24日 - 初代スイフト発表(発売は2月9日)。Keiと同じサイドパネルやドアを使い、クロスオーバーSUV風の小型車として登場。(プラットフォームはワゴンRプラスと同じ)[2]。エンジンにはVVTを採用し、65 kW(88馬力)を発生する1,300 cc、直列4気筒 DOHC 16バルブのM13A型ガソリンエンジンが搭載されている。
すでに初代から、走り重視のスイフトスポーツがラインナップされていました。
スイフトフルモデルチェンジ2
2代目へフルモデルチェンジしたスイフトは非常に完成度の高いコンパクトカーへと昇華し、多くの自動車評論家からも、高い評価を得ています。
2004年11月1日 - フルモデルチェンジ。スズキの世界戦略車として開発された。基本コンセプトは先代同様低価格をアピールするが、走行性能は格段に高くなった。発売のおよそ2年前という早い時期からショーモデルを公開してデザインを洗練させるなど、内外装の質感も初代と比べて格段に向上した。
初代スイフトから、わずか4年でフルモデルチェンジを行っている点に注目です。
スイフトフルモデルチェンジ3
3代目スイフトへのフルモデルチェンジは、2台目の良さを踏襲しながら、さらに洗練されています。この3代目スイフトこそが「完成度の高いコンパクトカー」のイメージを決定づけました。
2010年8月26日 - フルモデルチェンジを発表し、9月18日から販売開始。「More SWIFT(もっとスイフトに)」という開発時のキーワードからわかるようにエクステリアや運動性能等2代目の好評だった部分(=スイフトらしさ)を残しつつ、プラットフォームを軽量・高剛性に優れた新プラットフォームに刷新。ホイールベースを40mm拡大し、トレッドも拡大したことで直進安定性・旋回性・居住性を高めた。
2010年デビュー、フルモデルチェンジで6年が経過し、マイナーで3年が経過しました。まさにスイフトのモデルチェンジタイミングは、カウントダウンが始まっています。
モデルチェンジでスイフトはどのようなデザインになるのでしょうか?
スイフトフルモデルチェンジに関して、
モーターショー等でスズキブースに展示された、
1台のコンセプトカーに注目が集まっています。
フルモデルチェンジ予想 IK-2
これがフルモデルチェンジの予想デザイン、スズキコンセプトカーIK-2です。5ドアのハッチバックです。このコンセプトカーが次期スイフトではないかと推測されています。
2015年3月にジュネーブで行われたモーターショーのスズキ自動車の会場では”IK-2”と小型4WD「IM-4」2台のコンセプトカーが発表されました。この車は、コンパクトカーの重要な要素として考えられるデザイン・実用性・快適性・操縦性・走行性・燃費を高次元で融合した新コンセプトカーという事でした。この”IK-2”こそが新型スイフトなのではと言われています。
しかしIK-2はボディ幅が広く、5ナンバーサイズに収まらないため、大胆なデザイン変更の可能性はあるかと思われます。
スイフトのフルモデルチェンジでは、
ここが一番のトピックになるかもしれません。
今流行のダウンサイジングターボが搭載されるのは間違いないでしょう。
ベースグレードで1リッター直噴ターボを搭載。
スイフトスポーツはパワフルな1.4リッター直噴ターボを搭載します。
フルモデルチェンジ 予想エンジン
スズキブースタージェットエンジンは、次期スイフトのフルモデルチェンジで投入予定です。
フルモデルチェンジのスタンダードモデルには、
1リッターのブースタージェットが搭載されます。
スペック予想は以下のとおりです。
・総排気量996cc
・直列3気筒DOHCインタークーラーターボ
・KC10型 プレミアムガソリン仕様
・内径73.0行程79.4mm圧縮比10
・最高出力 82kW(111.4ps)/5500回転
・最大トルク 170Nm(17.3kg.m)/2000-3500回転
スイフトスポーツフルモデルチェンジ
スイフトスポーツは1.4リッターのブースタージェットを搭載。150馬力はリッターあたり100馬力超えてます。かなり軽量でパワフルなエンジンになりそうです。
次のフルモデルチェンジでは、
アルトで成功した軽量タイプの新プラットフォームを採用する計画です。
次期スイフトは余裕で1トン切ってくると思われます。
フルモデルチェンジ新骨格
軽量高剛性のプラットフォームは、フルモデルチェンジのトピックです。
フルモデルチェンジは2016年が濃厚
歴代のフルモデルチェンジを調べても、
タイミング的には2016年7月頃の可能性が高いようです。
軽量な車体にパワフルなエンジンを得たことで、
次期スイフトはこれまでのキープコンセプトから一転し、
新世代のスポーツコンパクトカーになると期待されます。
初代から2代目への進化も衝撃的でしたが、
4代目はそれ以上のインパクトがあるかもしれません。
今後の状況を、静かに見守っていきましょう!
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