記事ID13128のサムネイル画像

車検証を紛失してしまった!車検証の再発行ってどうやってするの?

車検証を紛失したり、汚損したり、盗難に遭ったりした場合、車検証を再発行する必要があります。今回は車検証を紛失などで失くした際の車検証債発行の手続きの仕方をご紹介します。車検証の再発行にはどのようなものが必要なのでしょうか。

まさか!車検証紛失!?

車検証、ちゃんと車に載せていますか?
注意したいのは車上荒らしなどに遭った際に盗難に遭っていたり、車内清掃の際に紛失していたり、汚してしまった場合です。

車検証を紛失・汚損してしまった場合、ただちに車検証再発行の手続きをとる必要があります。
なぜなら、車検証はその車が公道を走ってもいいかどうかを証明する大切な証明書だからです。
盗難や紛失が判明したら、ただちに手続きの準備をしましょう。

ちなみに車検証再発行とは、自動車の車検証を紛失・汚損・盗難された場合に、新しく車検証を再発行する際の手続きです。
手続きを行う場所は、現在付いているナンバーを管轄する運輸支局となっています。
今回は紛失や汚損などで車検証再発行を行う際の方法をご紹介します。

お店に車検証再発行を依頼する場合(紛失・汚損・盗難)

紛失や汚損等で車検証を再発行するには2つの方法があります。
1つはお店で依頼する場合、もうひとつは自分で手続きに行く場合です。
まずは紛失・汚損等で車検証再発行が必要になった場合にお店で依頼する方法をご紹介します。

まず、車検証再発行の手続きに必要な書類ですが、お店に依頼を行う場合と自分で行う場合、汚損の場合と紛失・盗難の場合とでは準備する書類数が変わってきますので注意が必要です。

お店に依頼をする場合の車検証再発行の必要書類は
①使用者の委任状(使用者の認印の押印があるもの)
②車検証(汚損したものが残っている場合)
③理由書(使用者の認印の押印があるもの)

ちなみに紛失している人は②の項目にある車検証の返納が不可能です。
紛失や盗難で車検証が手元にない方は③の理由書をかわりに添付しましょう。
つまり汚損の場合は①、②の書類、紛失・盗難の場合は①、③の書類が必要です。

車検証再発行の費用

次に車検証再発行に掛かる費用と項目をご紹介します。
・再交付申請手数料:300円
・申請書の用紙代:100円程度

お店に依頼する方は車検証再発行代行料なども必要で、依頼するお店や内容によって料金は異なります。

自分で車検証再発行の手続きをする場合(紛失・汚損・盗難)

次は自分で車検証再発行の手続きをする場合をご紹介します。
ちなみに料金に関しては上記で紹介した手数料や用紙など同じ金額が必要です。

自分で車検証再発行をする場合の必要書類は少々多いので注意が必要です。
①使用者の委任状(使用者の認印の押印があるもの)
②車検証(汚損したものが残っている場合)
③理由書(使用者の認印の押印があるもの)
④申請者の身分証明書
⑤手数料納付書
⑥申請書

①の委任状は使用者本人が申請を行う場合には省略することができますが、認印の持参が必要となります。
③の理由書は②の車検証を紛失、盗難により返納できない場合に必要となります。
しかし、使用者本人が申請を行う場合は、⑥の申請書に同内容を記入しますので、理由書を省略することができます。

④の身分証明書は、窓口で申請を行われる方の運転免許証、健康保険証、パスポート等が必要となります。
⑤、⑥の書類は、車検証再発行当日に用意すれば大丈夫です。

ここで注意が必要なのは「使用車本人」とは車検証に記載されている人のことです。
車検証の使用者欄が誰なのかを確認しておく必要があります。
誰が申請するのか、汚損なのか、紛失なのかで必要な書類が違うのでよく確認しておきましょう。

車検証再発行の手順

次に自分で車検証再発行にいく手順をご紹介します。
必要書類がそろったら、ついているナンバーの管轄の運輸局を調べましょう。
必要書類や申請時間は運輸局によって若干違うかも知れませんので、調べてみましょう。
特に申請者が誰か、汚損か、紛失かでも違うので不安な人は事前に確認しておきましょう。

まず、運輸支局場内の用紙販売窓口で、不足用紙がある場合は購入、もしくは配布を受けます。通通常は手数料納付書と申請書を入手します。
入手した用紙に必要事項の記入を行いますが、用紙を購入せずに運輸支局近辺の代書屋さんに書類一式を作成してもらうことも可能です。

用紙の記入が終わった後は再交付申請手数料の支払い(印紙の購入)をします。
運輸局場内の印紙販売窓口で、再交付申請手数料分(300円)の印紙を購入します。
購入した印紙を手数料納付書に貼り付けます。

そして、事前に準備した書類(紛失や汚損などでそれぞれ変わってきます)など、書類一式を運輸支局窓口に提出します。
こちらで不備がなければ、新しい車検証が交付されるので、そのまましばらく待機します。
月末の繁忙期や年度末は、窓口に書類を提出するまでに長蛇の列となっていたり、新しい車検証の交付まで時間がかかることも多いです。

新しい車検証が交付されたら、記載ミス等がないか必ず確認を行って下さい。
ここまでが車検証再発行の流れです。
難しい手続きではないため、紛失や汚損が分かった場合は速やかに再発行の手続きをとるようにしましょう。

車検証の紛失・汚損・盗難などでの再発行のまとめ

いかがでしたか。

車検証の紛失なんてありえるの?なんて思っている方、実は車検証の紛失は結構多いのが実際のところです。
車内の清掃でという方もいれば、保険の契約などで車検証のコピーが必要といわれてコピー機に忘れて紛失、車内に戻し忘れて紛失など、紛失する理由はそれぞれで違いますが、「車検証紛失」という事例は非常に多いのです。

さらに車上あらしに遭った際に紛失した場合は車検証に記載されている個人情報を悪用される恐れがありますので、被害届を出しましょう。
車上あらしの際やコピー機に入れっぱなしで紛失した場合は警察への届け出もしておくべきでしょう。

車検証はその車両が公道を走行してもいい証明書にもなりますが、個人情報も記載されているのでなるべく紛失しないように気をつけたいですね。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ