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ワックスがけはもう古い!?今の時代は自動車のコーティングですよ!

自動車の手入れといってワックスがけを思い浮かべる人はいませんか?今の時代はコーティングが主流です!自動車にコーティングする理由、ワックスがけとの違い、コーティングのやり方ややってくれるお店など、自動車のコーティングについてまとめました。

自動車のコーティングとは

すこし前の時代までは自動車の手入れといえばワックスがけでした。
しかし今の主流はコーティングです。

ワックスがけの目的は自動車の艶出し、ボディ保護、撥水でした。
しかし、ワックスがけは重労働な上、実は塗装を痛める原因だったのです。
ワックスの主成分は蝋や石油などの油のため約1ヶ月ほどで酸化や劣化をし、自動車を守るつもりが逆に傷つけていたのです。

自動車ワックスがけ

すこし前までは自動車の手入れで思い浮かべた光景。

そこでワックスに代わって登場したのがコーティングです。
コーティング剤は化学反応で被膜を形成し、雨や汚れ、紫外線から自動車を守ります。
ワックスに比べて耐熱性があり、寿命も長いのも特徴です。

自動車コーティングのビフォーアフター

ガラスコーティングの場合

自動車用コーティング剤の種類

自動車用コーティング剤は大きく分けてポリマー系とガラス系の2種類あります。
ポリマー系コーティング剤はシリコーンやフッ素などを含んだポリマー(分子の結合体)で構成されており、自動車にコーティング剤を塗ると化学反応を起こして被膜をつくります。
ガラス系コーティング剤はシランやポリシラザンを含み、化学反応でガラス被膜をつくります。

ポリマー系コーティング剤

自動車用コーティング剤

DETAILING LIQUID
プロテクションポリマーコートプラス フッ素性能強化タイプ
ケイ素、フッ素を使用したポリマー系コーティング剤。

ポリマー系コーティング剤の利点:
・微細な傷を埋めて艶を出す
・施工に手間とお金がかからない

ポリマー系コーティング剤の欠点:
・寿命は3~6ヶ月とワックスよりは長命だが、ガラス系よりは短命

ガラス系コーティング剤

自動車用コーティング剤

DETAILING LIQUID
ポリシラザン系 クオーツガラス硬化(SiO2)コーティング剤
ポリシラザンを使用したガラス系コーティング剤。

ガラス系コーティング剤の利点:
・寿命が1~3年と長い
・自然な発色と光沢を出せる
・撥水性が高い
ガラス系コーティング剤の欠点:
・施工に手間もお金もかかる

自分で自動車にコーティングしよう

自分で自動車にコーティングする方法です。
新車や傷がない場合は手順②、③は省略しても大丈夫です。

自動車コーティング 手順①

まずは洗車をして汚れを十分に落とします。
洗い残しがなければ濡れたままでもOK。

自動車コーティング 手順②

自動車に粘度がけをします。
新車やボディにざらつき、異物感がなければ省略可。
異物除去が済んだら濡れクロスでふき取ります。

自動車コーティング 手順③

自動車にコンパウンドをかけます。
円を描くとムラができやすいので、縦横にこすります。
新車やボディに傷がなければ省略可。
傷埋めが済んだら脱脂剤で油脂をふき取ります。
ボディに水分がついた場合はふき取ります。

自動車コーティング 手順④

自動車の油脂、水分をふき取ったらコーティング剤を塗ります。
薄く伸ばすように縦横に塗ります。
塗り終わったら製品推奨時間乾燥させます。
乾燥後、ボディをふきあげて作業終了です。

お店に自動車のコーティングを頼もう

自分でやる時間がない、不安という方は自動車コーティング専門店などに頼みましょう。
「KeePer」はよくガソリンスタンドにも入っていますが、環境や経験などは本店・支店と差が出てくるので、近くに本店・支店があればそちらのほうをおすすめします。

自動車コーティングの専門店

カーコーティング、洗車の専門店「KeePer」
Mサイズの自動車で
寿命三ヶ月のコーティング:6,600円。
寿命一年のコーティング:20,400円。
寿命三年のコーティング:56,500円。

自動車コーティングの専門店

自動車コーティングの「ユナイト」
普通車の
ポリマーコーティング:25,000円。
ガラスコーティング:45,000円。

自動車コーティングの専門店

ガラスコーティング専門店「トラフィック」
4WD普通車の
新車:120,000円。
中古:145,000円。

自動車コーティング後の注意事項

コーティングをすれば絶対大丈夫!ということではありません。
コーティング後に気を付けなくてはいけないことがあります。

・自動車が汚れたら(花粉がつく、鳥が糞をするなど)洗車する
放置すると被膜にダメージを与え、シミになります。
水道水に含まれるカルキなどもシミになるので、乾く前にふき取ってください。

・コーティング後はあまり触らない
被膜へのダメージをなるべく抑えるためです。
乾いた状態で触ると傷つくおそれがあります。
また、ワックスや他コーティング剤との混用などは被膜を痛めるので注意。

一年間まったく洗わない場合と、まめに状態をチェックして手入れした場合では被膜へのダメージが全然違います。
メンテナンスフリーといっても汚れたら洗車しましょう。

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