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被害にあってからでは遅い!車の盗難についてまとめてみました

自分の車が盗難される事を想像したことはありますか?そんなこと考えたこともないという方が多いと思いますが安全な日本においても毎年車の盗難は発生しています。そこで今回は車の盗難についてまとめてみたいと思います。今後の参考にぜひチェックしてみてください!

車の盗難は増えている!?

車盗難

車の盗難なんてめったにないでしょ!と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。以前の車両盗難は高級外車など、一部のクルマが対象になっていましたが、最近は車種を問わず被害にあっています。

また、車内に装備されているカーナビやオーディオなど換金しやすいものを狙った車上荒らしも横行し、それらのほとんどが事件として解決されていないというのが現実です。どんなに注意していても、狙われたら防ぎようがないというのが盗難と車上荒らし。自衛策を講じて、自分のクルマは自分で守るということが肝心です!

盗難されやすい車

2012年の盗難の被害に遭った車のランキング

車盗難 ハイエース

1位:ハイエース(トヨタ)
2位:クラウン(トヨタ)
3位:セルシオ(トヨタ)

2013年の盗難の被害に遭った車のランキング

車盗難 ランドクルーザー

1位:ハイエース(トヨタ)
2位:プリウス(トヨタ)
3位:ランドクルーザー(トヨタ)

2014年の盗難の被害に遭った車のランキング

車盗難 プリウス

1位:プリウス(トヨタ)
2位:ハイエース(トヨタ)
3位:ランドクルーザー(トヨタ)

2013年まではハイエースが7年連続でワースト1位という不名誉な結果となっていたのですが、2014年度に遂に結果が変わって、プリウスが盗難件数ワースト1位に変わっています。ハイエースの盗難件数が減ったのは、2012年5月の発売モデルから全車にイモビライザーが搭載されるようになったからだと言われています。

更に、もう一点気になるのは上位全てがトヨタ車である事ですね!2014年度におけるメーカー別での統計では1位がダントツでトヨタの64.2%となっており、2位のいすゞが4.8%なのでその差は歴然です。

盗難されやすい車の特徴

車盗難 

トヨタ車ばかり盗難されているので、トヨタ車の盗難対策がイケてないので?と疑ってしまうかも知れませんが、そんな事は有りません。低年式車の盗難対策は最新モデルの盗難対策に比べると弱いというのは当然有りますが、それはどのメーカーでも同じ事です。

じゃあなんでトヨタ車ばかり盗難に遭うの?それは「トヨタ車が人気!」だからです。売却目的で狙われる車がトヨタというのも「世界のトヨタ」として世界中で認知されており、人気が高く世界中に欲しい人が沢山いるからです。トヨタ車が狙われる共通の理由は「人気」という事ですが、車種別に見てみるとどういった理由が挙げられるのか見てみましょう。

ハイエースが盗難されやすい理由

車盗難 ハイエース

ハイエースは、人・物を運ぶのに打って付けの車両です。海外ではバスとして利用される事も多く、かなりの人気車種となっているのがまず一つの理由です。また、旧モデルの初期に販売されていたハイエースは非常にセキュリティーも弱く盗難しやすいのも理由の一つです。

プリウスが盗難されやすい理由

車盗難 プリウス

プリウスは低燃費車種として日本を問わず海外でも人気のある車種なので、盗難されやすいようです。プリウス人気そのものが沈静化して来ると、盗難もされにくくなるかもしれませんね。

ランドクルーザーが盗難されやすい理由

車盗難 ランドクルーザー

ランドクルーザーは、SUVとしての悪路走破性が高いので砂漠のある中国奥地や中東などで人気が高く、高値で売れるというのが理由として考えられます。

盗難件数の多い都道府県

つぎに都道府県別に盗難が多い件数のランキングを見てみましょう!

車盗難 愛知県

1位 愛知県 111件/29.8%
2位 大阪府 69件/18.5%
3位 千葉県 35件/9.4%
4位 神奈川県 29件/7.8%
5位 茨城県 27件/7.3%

これらの都道府県は毎年盗難ランキングの上位に位置しています。もし、これらの地域にお住いで、かつ、盗難されやすい車を所有しているオーナーさんは最大限の注意を払って下さい!

基本的な盗難防止対策

車自体への対策

・バー式ハンドルロック
・GPS追跡装置
・センサー式警報装置 等

駐車場等の対策

・屋内駐車場を利用
・自宅駐車場に人感センサー照明
・番犬 等

盗難に遭う比率は屋外駐車場が約70%、屋内が約5%とかなりの差があるので自宅や外出時の駐車場に気をつけるだけでかなり盗難されにくくなります。犯人に盗難しやすそうと思わせない事が重要になりますね。

ただ、窃盗のプロがその気になればいとも簡単に盗難くらい出来ますから、対策を施しても防げない場合が有ることも認識しておきましょう。

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