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車のセキュリティってどうなってるの?最新動向をまとめてみました!

みなさん、自家用車はプリウスだったりしませんか?お住いは愛知か大阪ではありませんか?セキュリティって何?って状態ではありませんか?当てはまる方は要注意!あなたの大切な自家用車が泥棒に狙われないように、車のセキュリティについて知っておきましょう!

車のセキュリティってどうしてる?

マイカーをお持ちのみなさん、車のセキュリティってどうしてますか?

車のセキュリティって、なんにも知らないんだよね、という方は要注意!
被害に遭って初めて知ることになる前に、車のセキュリティについて、知っておきましょう!

どんな犯罪がどこで起きているの?

車のセキュリティって、何をどうすれば安全なのでしょうか?
敵を知り己を知れば百戦危うからず。
まずは敵を知るために、どんな犯罪が何処で起きているのかを知っておきましょう。

日本損害保険協会による調査によると、2014年11月に損害保険会社が保険金を支払ったケースについて統計がとられています。

車本体よりも車室内を狙われることが圧倒的に多い!

全ケース998件中、626件が車上ねらい・部品盗難、372件が自動車盗難なのだそうです。
つまり、63%が車室内を狙った盗難で、全体の37%は車両本体の盗難。
車本体よりも、車室内が狙われることが、圧倒的に多いのですね。

車上ねらい・部品盗難のケースで、盗難品を割合順に並べると以下のようになります。
その他
バッグ類
外装部品(バンパー・ドアミラー等)
タイヤ・ホイール
カーナビ
金銭・カード(ETCカード除く)
スポーツ用品(ゴルフバッグ等)
ETC(ETCカード含む)
パソコン・情報端末
CD・MD・DVD(ソフト類)
運転免許証
オーディオ

その他に分類されているものは27.6%で最多となっていますが、一体何が盗難に遭っているのでしょうか?
ブログ等で盗難にあった方の体験談を拝見すると、仕事道具を盗られた、という方が比較的多くいらっしゃるようです。具体的には、発電機やドリル、楽器など。
頑張ってお仕事している方の大切な物を盗んでいくなんて、本当に許せないですね!
でも、置きっぱなしにする場合は十分に注意して下さい!

車上ねらい・部品盗難での車種別割合を多い順に5車種並べると、以下のようになっています。
トヨタ プリウス
トヨタ ハイエース
スズキ エブリィ
スズキ エルフ
トヨタ クラウン
…が、各車種の割合は、それぞれかなり低い値なので、販売台数順と大差無いように感じます。

プリウス

販売台数だけでなく、自動車盗難・車上ねらいも共に1位

自動車盗難での車種別割合を多い中に5車種並べると、以下のようになります。
トヨタ プリウス
トヨタ ハイエース
トヨタ ランドクルーザー
トヨタ アクア
トヨタ セルシオ
…全部トヨタ車ですね。
世界販売台数1位のメーカーは、泥棒にも人気みたいです。
ちなみに、全体の約4割を上位3車種が占めています。

月極駐車場で駐車中に盗まれるケースが最も多いそうです。

自動車盗難では、車の鍵を抜きドアをロックしていたにも関わらず盗まれた、という方が全体の9割以上を占めています。

愛知、大阪、千葉、茨城は要注意!

次にどこで自動車盗難や車上ねらい・部品盗難が起きているのかを見ていきましょう。
警察庁による統計データによると、2014年に発生した自動車盗難は16104件。

愛知県

大阪府

被害は、愛知、大阪、千葉、茨城に集中しており、それぞれ1000件を越える自動車盗難が1年の間に発生しており、全体の5割以上がこの4府県だけで発生しています。
1000件を越えるのはこの4府県のみで、他の都道府県と比べると突出して多いです。
特に愛知と大阪はそれぞれ2724件、2184件と、群を抜いて多くなっています。

一般的な車のセキュリティ

プリウスやハイエースは何も無防備なわけではなく、イモビライザーというセキュリティ技術が使われています。

イモビライザーとは、鍵の電子チップに固有IDが埋め込まれていて、エンジンコンピューターに登録されている固有IDと鍵の固有IDが一致しない限り、エンジンを始動することは出来ない、というセキュリティ技術です。

しかし、このイモビライザーも、イモビカッターと呼ばれる電子ツールが出回っていることで、セキュリティが無効化されてしまうこともあります。

高級車のセキュリティは高級だった!

レクサスの場合、セキュリティの為に、駐車中も超音波センサーなどで車両全体を監視しています。
ドアのこじ開け、車内侵入、エンジン始動があった場合は、アラームが大音量で鳴り響きます。また、それだけでなくG-Securityというオーナーズデスクに通報されると共に、GPSで車両の位置を追跡されます。
高級車はセキュリティも違いますね!

メルセデス・ベンツ E-Guard モデル

メルセデス・ベンツのE、ML、S、Gクラスには、Guardモデルというものがあって、これは最強クラスのセキュリティを提供してくれるそうです。想定されるあらゆる角度から銃を実際に発射してテストするんだとか。武装テロリストに囲まれても大丈夫?!
日本国内でこのレベルのセキュリティを必要とする人はなかなかいませんよね。
ちなみに日本では、Guardモデルは並行輸入車でしか購入できません。

後付けでセキュリティレベルを上げてみる

高級車を買わなくても、自力でセキュリティをレベルアップさせることはできます!

イモビカッター妨害装置

純正イモビライザーを無効化してしまうイモビカッターを妨害するセキュリティ装置です。

ココセコム

車両位置を監視してくれるセキュリティサービスを提供。
位置情報サービスなら月額900円、異常監視+位置情報サービスなら月額2400円だそうです。意外にリーズナブルにセキュリティレベルを上げられますね。

通信サービス付本格型カーセキュリティ

エンジン始動、ドア開け、窓割りを検知してスマホに連絡してくれるセキュリティサービスです。

セキュリティ用の後付センサーやサービスを利用するだけではなく、他にも少しの工夫でセキュリティレベルを上げることもできます。

最近では軽自動車も被害に遭いやすいようです。
購入する際には、最低限イモビライザー搭載の車両を購入すると、セキュリティ的に安心ですね。

車のセキュリティ まとめ

如何でしたか?
車のセキュリティも、疎かにしていると痛い目を見てしまうかもしれません。
一番悪いのは犯罪者なのですが、自分でも出来る限りのセキュリティ策を講じておいたほうが、安心ですね。

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