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対象車両は必ずチェックを!スバルの車、2016年のリコール情報

しっかりテストして、計画を立てて製造、販売している自動車ですが、どうしても不具合は出てしまいます・・・2016年に出されたスバルのリコール情報をピックアップして簡単に解説します!スバルの自動車のユーザーさん。リコール情報、要チェックです!!

そもそも「リコール」って何?

ニュースやネット等でたまに見聞きする「リコール」とは、一体なんなのでしょうか?

リコール【recall】

2. 欠陥のある製品を生産者が回収し、無料で修理すること。

出典:http://dictionary.goo.ne.jp

同じ方法、同じ工程で造ってはいても、量産している商品はたまに欠陥を含んだ製品が造られてしまうことがあります。

リコールとは、同一の型式で一定範囲の自動車等又はタイヤ、チャイルドシートについて、道路運送車両の保安基準に適合していない又は適合しなくなるおそれがある状態で、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、保安基準に適合させるために必要な改善措置を行うことをいいます。

出典:http://www.mlit.go.jp

日本では、自動車に不具合が見つかった場合、国土交通省へ届け出て不具合の内容を公開し、自動車の修理・点検・交換等が行われています。

スバル リコール情報:インプレッサ、レヴォーグ、WRX

2016年1月16日から開始された、スバルの自動車のリコールの概要です

リコールの内容

車体を支えるパーツの一つである「センターピラー」の「リインフォース(補強材)」が、規定に沿わない形で製造されたため、亀裂の入ったリインフォースが組み込まれてしまったそうです。

安全基準を満たさないため、リコールの対象となりました。

対象となる車は全て問題の個所を点検して、損傷が見つかれば、車を入れ替えることになります。

リコール対象車:スバル インプレッサ

●型式:DBA-GP3 (対象:4台)
車台番号:GP3-022857 ~ GP3-022884
製作期間:2015年11月6日 ~ 2015年11月9日

●型式:DBA-GP7 (対象:5台)
車台番号:GP7-110620 ~ GP7-110726
製作期間:2015年11月6日 ~ 2015年11月9日

●型式:DAA-GPE (対象:6台)
車台番号:GPE-029519 ~ GPE-029547
製作期間:2015年11月6日 ~ 2015年11月9日

リコール対象車:スバル レヴォーグ

●型式:DBA-VM4 (対象:4台)
車体番号:VM4-062895 ~ VM4-062953
製作期間:2015年11月6日 ~ 2015年11月9日

※ 既に改善処置の済んだ車体の情報は割愛しています。

スバル リコール情報:インプレッサ

2016年2月26日から開始された、スバルの自動車のリコールの概要です。

リコールの内容

エンジンコントロールユニットの制御プログラムが製品仕様に合わず、エンジンを掛けてすぐにシフトをP→Nレンジに操作すると異常が起こることがあります。

トルクコンバータ(自動変速機)のリングギアにスタータピニオンギアが噛み合わさる際に衝撃が起きることがあり、その衝撃でスタータピニオンギアが壊れるとのこと。

エンジンが始動しなくなる可能性もあります!

対象の車体は全て、エンジンコントロールユニットの制御ブログラムを書き換え、スタータピニオンギアの点検を行います。

スタータピニオンギアが壊れていれば、スタータとトルクコンバータを新品と交換することになります。

リコール対象車:スバル インプレッサ

●型式:DBA-GJ6 (対象:199台)
車台番号:GJ6-006401 ~ GJ6-006599
製作期間:2014年11月26日 ~ 2015年6月4日

●型式:DBA-GJ7 (対象:1,874台)
車台番号:GJ7-018201 ~ GJ7-020075
製作期間:2014年11月12日 ~ 2015年6月9日

●型式:DBA-GP6 (対象:538台)
車台番号:GP6-013801 ~ GP6-014349
製作期間:2014年11月13日 ~ 2015年6月17日

●型式:DBA-GP7 (対象:13,939台)
車台番号:GP7-083202 ~ GP7-097188
製作期間:2014年11月11日 ~ 2015年6月12日

スバル リコール情報:フォレスター、WRX、レヴォーグ、レガシィ

2016年3月17日から開始された、スバルの自動車のリコールの概要です。

リコールの内容

管理ミスで、材料が違う吸気ダクトが直噴ターボエンジンに組み込まれてしまっています。

正規の製品より耐油や耐熱の性能が下がり、吸気ダクトに亀裂が生じやすくなります。
最悪、エンストの可能性もあるとのことです!

対象の車両は全て、吸気ダクトの製造番号をチェックし、あてはまる物は良品と交換となります。

リコール対象車:スバル フォレスター

●型式:DBA-SJG (対象:903台)
車台番号:SJG-028052 ~ SJG-028954
製作期間:2015年4月10日 ~ 2015年10月20日

リコール対象車:スバル WRX

●型式:DBA-VAG (対象:2,262台)
車台番号:VAG-006704 ~ VAG-012394
製作期間:2015年4月10日 ~ 2015年10月21日

リコール対象車:スバル レヴォーグ

●型式:DBA-VM4 (対象:11,639台)
車台番号:VM4-037686 ~ VM4-062450
製作期間:2015年4月10日 ~ 2015年10月21日

●型式:DBA-VMG (対象:2,313台)
車台番号:VMG-009647 ~ VMG-013760
製作期間:2015年4月10日 ~ 2015年10月21日

※修理でリコール対象の部品が取り付けられています
●型式:DBA-VM4 (対象:1台)
車台番号:VM4-032768
製作期間:2015年3月5日

リコール対象車:スバル レガシィ

※修理でリコール対象の部品が取り付けられています。
●型式:DBA-BRG (対象:1台)
車台番号:BRG-002921
製作期間:2012年5月24日

スバル リコール情報:レヴォーグ、WRX、レガシィ

2016年3月17日から開始された、スバルの自動車のリコールの概要です。

リコールの内容

運転を補助し、安定した走行状態を保つVDC(ビークルダイナミクスコントロール)ユニットの電動パーキングブレーキ制御プログラムが製品仕様に合わず、不具合を引き起こす可能性があります!

車両駐車時に電動パーキングブレーキを作動させ、一定時間後にイグニッションスイッチをオフからオンに操作すると、電動パーキングブレーキのモータが作動し続けることがある。そのため、当該モータが損傷し、電動パーキングブレーキが解除できなくなるおそれがある。

出典:http://www.fhi.co.jp

特定の状況でエンジンスイッチを操作すると、電動パーキングブレーキに不具合が出るとのことです。

対象車は全て、VDCユニットの制御プログラムを書き換えることになります。

リコール対象車:スバル レヴォーグ

●型式:DBA-VM4 (対象:35,771台)
車台番号:VM4-002001 ~ VM4-038539
製作期間:2014年5月13日 ~ 2015年4月21日

●型式:DBA-VMG (対象:7,696台)
車台番号:VMG-002001 ~ VMG-009718
製作期間:2014年5月13日 ~ 2015年4月14日

リコール対象車:スバル WRX

●型式:DBA-VAG (対象:5,082台)
車台番号:VAG-002001 ~ VAG-007090
製作期間:2014年6月23日 ~ 2015年6月4日

リコール対象車:スバル レガシィ

●型式:DBA-BN9 (対象:4,097台)
車台番号:BN9-002001 ~ BN9-006112
製作期間:2014年10月2日 ~ 2015年9月16日

●型式:DBA-BS9 (対象:10,952台)
車台番号:BS9-002001 ~ BS9-012978
製作期間:2014年10月2日 ~ 2015年9月16日

スバル リコール情報:ステラ

2016年3月31日から開始された、スバルの自動車のリコールの概要です

プッシュスタート付車のエンジン始動装置(スタータ)において、スタータ作動制御プログラムが不適切なため、プッシュスタートボタンの操作の直後に、シフトをPからNレンジに操作をすると、スタータ内部が焼きつくことがある。そのため、スタータ内部が固着により異音が発生し、そのまま使用を続けると、最悪の場合、エンジンが始動できなくなるおそれがある。

出典:http://www.fhi.co.jp

対象車は全て、スタータ作動制御プログラムを変更することになります。

リコール対象車:スバル ステラ

●型式:DBA-LA150F (対象:7,021台)
車台番号:LA150F-0000053 ~ LA150F-0010693
製作期間:2014年11月24日 ~ 2015年10月30日

●型式:DBA-LA160F (対象:3,048台)
車台番号:LA160F-0000053 ~ LA160F-0004657
製作期間:2014年11月24日 ~ 2015年10月30日

スバル リコール情報:ステラ

2016年3月31日から開始された、スバルの自動車のリコールの概要です

足踏み式の駐車ブレーキに製品仕様に沿わないブラケットが組み込まれてしまっているため、扱いづらくなっており、場合によっては駐車ブレーキが外れてしまう事もあるそうです!

対象車は全て、駐車ブレーキペダルの製造番号を確認し、あてはまる物は良品と交換する事になります。

リコール対象車:スバル ステラ

●型式:DBA-LA150F (対象:468台)
車台番号:LA150F-0005994 ~ LA150F-0006466
製作期間:2015年4月22日 ~ 2015年5月13日

●型式:DBA-LA160F (対象:141台)
車台番号:LA160F-0002806 ~ LA160F-0002948
製作期間:2015年4月22日 ~ 2015年5月13日

対象車の車台番号及び製作期間の範囲には、対象にならない車両も含まれる場合がありますので、詳しくは最寄りの販売店にお問い合わせください。

出典:http://www.fhi.co.jp

今回は2016年に発表されたスバルの自動車のリコール情報を載せていますが、公式サイトでは、他にも今までに出されたスバルの自動車のリコール情報を確認することが出来ます。

ニュースやネットでも確認できるリコール情報。ですが、意外にご自分の車が対象になっていることを知らない方も少なからずいらっしゃるようです。

購入した後も車の情報はしっかりチェックして、安全快適なカーライフの維持に努めましょう!

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