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愛車のバッテリーの交換時期っていつ?交換時期の目安をご紹介!

愛車のバッテリー、いつ交換しましたか?交換時期は過ぎていませんか?バッテリーの交換時期を過ぎた愛車のエンジンはいつかからなくなるかわかりません。突然、バッテリーが寿命を迎えることがないように、今回はバッテリーの交換時期をご紹介したいと思います。

愛車のバッテリー弱っていませんか?

最近、愛車のエンジンのかかりが悪くなったかな?なんて人いませんか?
もしかすると愛車のバッテリーに問題があるかもしれませんね。

車はエンジンを始動する際、多くの電気を使用しています。
つまりバッテリーの調子が悪いとエンジンがかかりにくかったりするわけです。

今回は愛車のバッテリー交換時期を判断する目安やバッテリー上がりとバッテリー寿命とバッテリー不良の違いなどをご紹介したいと思います。

これってバッテリー上がり?バッテリー寿命?バッテリー不良?

バッテリートラブルはセルモーターが回らないといった症状は同じですが、バッテリートラブルには「バッテリー上がり」「バッテリー寿命」「バッテリー不良」の3通りがあります。
まずはその3つの違いをご紹介したいと思います。

この3つの違いを簡単にまとめると以下のようになります。
・電気の使用量が充電する量を上回って生じる充電不足(過放電)の状態を「バッテリー上がり」
・バッテリーの劣化による電気容量の縮小を「バッテリー寿命」
・内部で正常に化学反応が起きず、充電作業そのものが出来なくなる状態が「バッテリー不良」

「バッテリー上がり」では、充電器で充電することで電気容量を回復することができますが、「バッテリー寿命」を迎えた場合、化学反応出来る極板が十分に残っていないため、充電器で充電してもその電気容量はほとんど回復されません。

バッテリーの寿命を縮めたり、バッテリー上がりの原因となる使用方法をご紹介します。
以下のような車の使用方法をしているとバッテリーの交換時期を早めてしまうことになります。

•1日に何度もセルモーターを使用したり、逆に長期間車を使用しない場合
•1度に走行する距離が少なかったり、夜間のみ、雨天時のみしか車を使用しない場合
•エアコンを常時使用していたり、オーディオに凝っていて消費電力が多い場合
•いつも渋滞路を走行していたり、本来より容量の小さいバッテリーの取り付けをしている場合

以上の項目に当てはまる場合は交換時期が早まりますので、交換時期の目安よりも早めの交換が必要となります。
交換時期のサインを見逃さないように気をつけましょう。

自動車バッテリーの交換時期っていつ?

バッテリー上がり、バッテリーの寿命、バッテリーの不良など色々とありましたが、バッテリーの交換時期って一体いつなのでしょうか?
ここでは自動車バッテリーの交換時期の目安やサインをご紹介します。

自動車バッテリーの交換時期は以下の症状が見られ始めたら訪れていると考えてください。
<車の状態で交換時期を判断する場合>
・いつもよりもエンジンのかかりが悪い
・過去に何度もバッテリー上がりを起こしている

そのほかにも交換時期の判断材料があります。
<目で見て交換時期を判断する場合>
・バッテリー液がすぐに減ってしまう
・バッテリー液が偏って減る
・バッテリーケースの端子部分(+と-の金属)に白い粉のような物が付着している

このような症状が見られたら、愛車のバッテリーの交換時期が来ています。
何かあってからでは遅いので、すぐにバッテリー交換をするようにしてください。
交換時期を過ぎたバッテリーを使用し続けていると、愛車がトラブルに巻き込まれるかもしれません。

最近のバッテリーは特に高性能なため、ダメになる直前まで高性能を維持するようにできています。
そこで3~4年で交換しましょうと交換時期が明記されるバッテリーも増えてきました。
記載の交換時期を目安に愛車のバッテリー交換を忘れず行うようにしましょう。

交換時期を過ぎたバッテリーを使用していると?

最後に交換時期を過ぎたバッテリーを使用している車がどうなるのかをご紹介したいと思います。
交換時期の判断を誤ったり、まだ行けるだろうと安易にバッテリー交換の時期を伸ばしていると、愛車はどうなるのでしょうか?

知っていますか?ロードサービスの救助内容は「バッテリートラブル」がNo.1なのです。
以前のバッテリーは徐々に性能が低下していく特性があったため、寿命の予兆がありました。
しかし最近のバッテリーは寿命近くまで高性能を維持する特性があるため、予兆もなく性能が急に低下し、突然寿命がきてしまいます。

バッテリーの液量がバッテリーの側部に表示されている下限(LOWER LEVEL)以下になったまま使用すると、容器内各部位の劣化の進行が促進され、バッテリーの寿命を縮める原因となります。
定期的な目視が必要ということですね。

また、バッテリーが弱ってくると、「ライトが暗い」、「パワーウインドーの動きが鈍い」、また、朝まで始動していたエンジンが、セルがまわらないことで、突然かからなくなる場合があります。

車は止まっていても時計やオーディオ等のメモリー等のために少しずつ電気を消費しています。長期間(2ヵ月以上)乗らない時などはバッテリー上がりを起こす場合がありますので、【-】端子からバッテリーケーブル端子を外しておくことをおすすめします。
ただし、オーディオ等のメモリーが消えてしまいますので必要な情報はメモしておいてください。
さらに再び使用するときは、完全に充電し補水などで液面を調整してください。

機能も電装品もますます増える現代車のバッテリーは「弱ってきたから交換」ではなく、「時期がきたから交換」を心がけましょう。
つまりバッテリーやカタログに記載されている交換時期を目安に早め早めの交換が大事ですね。

自動車バッテリー交換時期のまとめ

いかがでしたか。

自動車バッテリーの交換時期は車の使い方によって大きく違ってくることがわかりましたね。
愛車の使用状況に合わせて交換時期を判断することが大切ですね。

ご自分で愛車のバッテリーの交換時期が判断できない場合や交換時期を忘れてしまう方は、車検ごとに交換するなど自分の中で早めに交換する目安を決めておくのも手かもしれません。

愛車の状態をよく見て、交換時期を見逃さないように気をつけてください。
いつも元気で快適な愛車に乗るために、参考にしていただければ幸いです。

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