2016/10/04
るおう
運転免許証の入った財布を落としてしまった、免許をどこかへ失くしてしまった等、運転免許を紛失した場合どうすればいいか知ってますか?もちろん紛失しなければ一番良いのですが、もしもの時に慌てないために、運転免許を紛失した場合の対応と手続きを確認していきましょう。
「あれっ?ない!」「やばい!どこいったんだろう」
運転免許を紛失してしまったら焦りますよね。
まず最初にすることは、速やかに警察に届出ることです。
免許がない?!
運転免許証は大切な身分証明でもあります。
誰かに悪用されたら大変です。
もしも誰かが、紛失した運転免許を使って、お金を借りたり、何かの契約をした場合、警察に紛失の届けを出しておけば、自分は関係ない事の証明ができます。
ですから、運転免許の紛失に気づいたら、すぐに最寄の警察署か交番に行って、運転免許の紛失届けを出しましょう。
免許証を紛失したら、まず警察署か交番に届け出よう。
運転免許証を紛失してしまったら、再発行手続きをしましょう。
紛失した運転免許証の再発行が行える場所は、
● 運転免許センター
● 運転免許試験場
● 警察署
の、3ヶ所です。しかしお住まいの地域によっては、警察署での手続きができない場合もありますので、事前に連絡して確認してみて下さい。
最寄の運転免許センターへ
また、運転免許証の再発行手続きの受付時間は、地域差はありますが、平日の昼間がほとんどのようです。お仕事等で大変かもしれませんが、なるべく早く手続きを行うようにしましょう。
運転免許を紛失して再発行する時に、用意していくものは、
● 写真
● 印鑑
● 身分証明書
● 費用
です。
運転免許証自体が身分証明書なので、他に身分を証明できるものが必要になります。
年金手帳や保険証、パスポート、住民票等です。
印鑑はシャチハタは認められない場合があるので、普通の認印を用意しましょう。
費用は3600円かかります。
まず、運転免許センターや運転免許試験場、警察署に行ったら、申請書を作成しましょう。
《運転免許再交付申請書》という書類です。わからなかったら係りの人に聞きましょう。
運転免許再交付申請書
申請書に写真を貼って、証書売場で証書を購入して申請書に貼り付けたら、再交付受付窓口へ提出します。
次に、《運転免許証紛失顛末書》を作成します。
紛失してしまった理由等を記入し、ICチップ用の暗証番号を、暗証番号作成機で登録します。
運転免許証紛失顛末書
運転免許証紛失顛末書を提出したら、今度は免許証の写真を撮影します。
この時、運転免許証受領書を渡されるので、これに署名し、免許証ができるまで待合室等で待機します。
受領番号が呼ばれたら、受領書と引き換えに、新しい運転免許証を受け取ります。
最初の申請書作成から受領まで、だいたい2時間ぐらいかかるみたいです。
当たり前の事ですが、再発行の手続きに行くのに、車やバイクで行ってはいけません。
免許証を紛失した状態で運転すると、免許不携帯として罰せられます。違反金を余計に払わないといけなくなりますので、うっかり車で行かないようにしましょう。
これも当たり前ですが、再発行の手続きは本人限定です。
知人や家族に頼むわけにはいきません。
平日の昼間ですが、何とか時間を作って行きましょう。
運転免許試験場、免許センターへは、公共交通機関で!
免許証の紛失に気づいて、すぐに警察に届け出て、再発行をしても、紛失した運転免許証はどこかにあるはずです。
紛失した古い運転免許証の停止ができたわけではないので、万が一、誰かの手に渡って悪用される事があるかもしれません。
もしも、身に覚えのない金品の請求が来たら、すぐに警察に届け出ましょう。絶対に支払等に応じないようにしましょう。
身に覚えのない請求が来たら、すぐに警察に連絡を!
運転免許等の身分証明書を紛失した場合、紛失した、盗難に遭ったという事を、個人情報信用機関に登録する事ができます。
これは《本人申告制度》というもので、より消費者を保護するための制度です。
運転免許を紛失した、という情報が登録されると、銀行やクレジット会社等の金融機関で、口座開設やキャッシングをする際に、より慎重に本人確認をする事になり、悪用されにくくする、というものです。
少しでもリスクと不安を軽減するために、手続きをした方が良いかもしれません。
いかがでしたか?
今回は運転免許証を紛失した場合にすべき事について見てきました。
万が一、紛失してしまったら、慌てず焦らず、粛々と届出、手続きを行うようにしましょう。
でも何よりも大切なのは、紛失しないようにする事です。
いろいろ手間もかかりますし、何よりも悪用されたり、個人情報を知られたりと、良い事はありません。
運転免許の管理にはくれぐれも気をつけたいものですね。
貴重品の管理はしっかりしましょう
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